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怪談(文庫版) ヨウスケの奇妙な世界 7
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怪談(文庫版) ヨウスケの奇妙な世界 7

高橋葉介(著者)

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怪談(文庫版) ヨウスケの奇妙な世界 7

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 朝日ソノラマ
発売年月日 1999/01/01
JAN 9784257720270

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商品レビュー

4

2件のお客様レビュー

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2020/05/05

漱石の夢十夜のような淫靡な緊張感と笑い。伊藤潤二ほどではないが、とても好きな世界観だ。 この人もギャグをやる。 ホラーとは視点の逆転であり、すぐれたお笑いも同じであるから自然な話だ。 日常のなんでもない風景が、突如異世界のものとなりうる、それが怖いか笑えるかだけの違い。

Posted by ブクログ

2016/06/12

永井均『マンガは哲学する』から。 愛をテーマにしてはいるものの、あくまで怪談テイストであることには変わりない。 ひとりでは愛することなどできない。では、誰を愛するのか?だからこそ愛というものはどこか曖昧なのだ。肉体を重ねたって、どんなに過去の自分や相手を葬ったって、自分が自分であ...

永井均『マンガは哲学する』から。 愛をテーマにしてはいるものの、あくまで怪談テイストであることには変わりない。 ひとりでは愛することなどできない。では、誰を愛するのか?だからこそ愛というものはどこか曖昧なのだ。肉体を重ねたって、どんなに過去の自分や相手を葬ったって、自分が自分であること、愛するものが自分ではない何者かであることはかわりない。 もしも、そんな境界がゆらぐようなことがあったら?それはもはや怪奇としか言えない。この短編集の不気味さはここにある。 短編ということもあって、飛躍が多分に含まれていて、ストーリーの流れや位置づけが中々うまくつなげられないというところにも、この境界のゆらぎが働いている。

Posted by ブクログ

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