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空を駆けるジェーン 講談社文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2005/03/15 |
JAN | 9784062750325 |
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空を駆けるジェーン
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空を駆けるジェーン
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商品レビュー
4.3
8件のお客様レビュー
142冊目『空を駆けるジェーン』(アーシュラ・K・ル=グウィン 著、村上春樹 訳、S.D.シンドラー 絵、2005年3月、講談社) 「空飛び猫」シリーズの第4巻。うっかり3巻を飛ばして読んでしまったが、ストーリーが大切な絵本ではないので特に問題はなかったように思う。 1人の少女が...
142冊目『空を駆けるジェーン』(アーシュラ・K・ル=グウィン 著、村上春樹 訳、S.D.シンドラー 絵、2005年3月、講談社) 「空飛び猫」シリーズの第4巻。うっかり3巻を飛ばして読んでしまったが、ストーリーが大切な絵本ではないので特に問題はなかったように思う。 1人の少女が都会で自立するようになるまでを寓話的に描いた物語。このオチでは自立というテーマを表すには不十分ではないかとも思うのだが、児童向け絵本であることを考えればこれで十分なのかも知れない。 〈みい、みい、みい、みい、みい、みい、みいい〉
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- ネタバレ
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タイトルがちょっと格好いいシリーズ第四弾。 ジェーンは過去のトラウマを克服し喋れるようになった。と同時に今の暮らしに退屈を覚える。翼をもて余しているこの生活を捨て、自由を謳歌するようにジェーンは飛び立つ。そう!その翼は祝福なのだから。このお話は祝福の翼を与えられた子猫たちの人生もとい猫生と成長の物語。彼らの旅はこれにて一旦おしまい。ジェーンとアレキサンダーは結ばれるのかな~なんて思ったけどどうなんだろうか。彼らに幸あれ。 村上春樹さんの訳注とあとがきも面白かった。最後のおばあさんはル=グゥインさんなのかな。
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「空飛び猫」シリーズの4作目です。 トラウマを克服し、活発な性格を取りもどたジェーンが、田舎での「退屈な」生活に飽き、冒険に出ます。 解説にもありましたが、これまで都市生活への批判と田園生活への礼賛が根底に描かれていたことと異なり、都市のエネルギーに惹かれるジェーンを通して、都...
「空飛び猫」シリーズの4作目です。 トラウマを克服し、活発な性格を取りもどたジェーンが、田舎での「退屈な」生活に飽き、冒険に出ます。 解説にもありましたが、これまで都市生活への批判と田園生活への礼賛が根底に描かれていたことと異なり、都市のエネルギーに惹かれるジェーンを通して、都市生活の「良さ」も感じることができます。 ただ、ジェーンを見世物にしてお金を儲けようとしたり、彼女の気持ちを考えずに振る舞う人間たちの姿への嫌悪を強く感じる作品でもあります。 物語そのものはシリーズの他作品と同じようにあたたかく、綺麗な世界観のなかで展開されていて、素晴らしい童話だと思います。
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