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最後に咲く花
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最後に咲く花

片山恭一(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 小学館/
発売年月日 2005/04/22
JAN 9784093861489

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商品レビュー

2.9

18件のお客様レビュー

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2009/12/02

これも純愛小説です

40歳手前の主人公。テロリズム、臓器移植、治らない病。世界にはびこる闇と不条理に対し、疑問と怒りを抱く彼の姿は、作者そのものなのかもしれない。セカチューを始めとする今までの作品とは趣の異なる、哲学的作品。

yoko

2023/01/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

題材は、人の生死、金融の虚無感、自殺との闘い、遺伝子操作/胚選択、先天性の難病患者、安楽死、と多岐にわたるしかなりヘビーなものも多いのだが、まったく重い感じはせずにさらっと読み進められる感じです。 ドラマ性もそこまである感じはしないかな。だから涙腺刺激とかもない。 最後も、生死を真っ向から扱ったわけではなくて、生死なんて関係ない、死を真の意味で意識してからの出会いと愛の感覚が重要なのだ、として、死が仄めかされただけで終わった感じでした。(それがテーマでもあるから別にそれはいいのだけど。) なので、ドラマクライマックスは、難病で死期を迎えている彼女のために、仕事をすべてやめて籍を入れる決断をすること、という感じで、そこを切り取ったのは、なかなか面白いかな。 あとは、なんか、山ってそうかー、死に場所にしやすいわねー、て思ったり(笑)。 全体的に、考え方はあまり新しい物はなく、いつも思っていることをあぁこの作者も考えているのね、という感じだったけど、その考えを説明しようと思うとこういう言い方もあるのねー、と、妙に感心する感じでした(笑)。 てか、今ほかのレビュー読んで知った、セカチューの作者だったんか!! へぇ(笑)。

Posted by ブクログ

2012/08/24

片山作品でこのタイトル…涙なくして読めないかと思っていたら、かなり哲学的な本で、意外でした。 前半の株に関するくだりなどは、難しかったが、その後、友人の失踪あたりからぐいぐい引き込まれていったような☆ 善悪がわからず金のためだけに働くことの虚しさ…痛烈な社会批判は受け止められまし...

片山作品でこのタイトル…涙なくして読めないかと思っていたら、かなり哲学的な本で、意外でした。 前半の株に関するくだりなどは、難しかったが、その後、友人の失踪あたりからぐいぐい引き込まれていったような☆ 善悪がわからず金のためだけに働くことの虚しさ…痛烈な社会批判は受け止められました。 ちょっと以外な本でした。

Posted by ブクログ

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