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ホーキング、宇宙のすべてを語る
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ホーキング、宇宙のすべてを語る

スティーヴンホーキング(著者), レナードムロディナウ(著者), 佐藤勝彦(訳者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ランダムハウス講談社/
発売年月日 2005/09/30
JAN 9784270000977

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商品レビュー

3.7

20件のお客様レビュー

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2023/11/20

本当に頭がいい人ってのは、小難しいことでもわかりやすく平易な文章で伝えることができるんですよね。 もちろんホーキング博士の話を全部理解できたかと言うとそんなことはない。けれどもスラスラと最後まで読むことができたのは、彼がどれだけ先行研究を理解し、どれだけ宇宙の魅力を世間一般に伝え...

本当に頭がいい人ってのは、小難しいことでもわかりやすく平易な文章で伝えることができるんですよね。 もちろんホーキング博士の話を全部理解できたかと言うとそんなことはない。けれどもスラスラと最後まで読むことができたのは、彼がどれだけ先行研究を理解し、どれだけ宇宙の魅力を世間一般に伝えようとしていたのかを物語っているような気がした。 時間が絶対ではない、っていうのは今更ながらに驚きでした笑

Posted by ブクログ

2023/04/26

「ホーキング宇宙を語る」「ホーキング未来を語る」に続く作品。初作から20年たって、進化した宇宙理論をこれまで以上にわかりやすく解説するというもの。「ホーキング未来を語る」しか読んでいないが、確かに前作よりも文章は平易だし、難しい数式も出てこないのでわかりやすいと言えばわかりやすい...

「ホーキング宇宙を語る」「ホーキング未来を語る」に続く作品。初作から20年たって、進化した宇宙理論をこれまで以上にわかりやすく解説するというもの。「ホーキング未来を語る」しか読んでいないが、確かに前作よりも文章は平易だし、難しい数式も出てこないのでわかりやすいと言えばわかりやすい。ただ、基本的に文章だけで解説されているので、基本的なことがわかっていないと理解するのは難しい。ニュートンの重力理論、相対性理論、量子理論、ブラックホール、超ひも理論など、他の初心者向けの本で触れたことはあったので、なんとなく雰囲気は感じることができた。天才物理学者の頭脳って、やっぱりすごい。

Posted by ブクログ

2022/01/02

《ホーキング宇宙のすべてを語る》読了 宇宙関連の本を最近読んでいなかったので、復習がてらとっつきやすそうものを……と読んでみたけど、実際はとっつきやすくなかった( ̄▽ ̄;) 自分の頭の出来の問題なのか、翻訳の問題なのか、原文の問題なのか、理解不能な部分が多かった。 読みづら...

《ホーキング宇宙のすべてを語る》読了 宇宙関連の本を最近読んでいなかったので、復習がてらとっつきやすそうものを……と読んでみたけど、実際はとっつきやすくなかった( ̄▽ ̄;) 自分の頭の出来の問題なのか、翻訳の問題なのか、原文の問題なのか、理解不能な部分が多かった。 読みづらくはないけど、なんだかよくわからんっていう部分があって読後の感想としてはモヤモヤしたものが残る。 それにしても宇宙って面白い! 極小の素粒子から極大の宇宙のことまで、すべて繋がるロマンよ。 以下、読書メモと抜粋(超個人的) ★ニュートンの万有引力の法則によると、2倍の質量の物体は2倍の重力で引っ張られる、しかし同時にそれは2倍の質量を持っていることから、第2の法則により同じ力なら加速度は半分となる、したがって二つの効果は互いに打ち消し合い、結果として、加速度は質量にかかわらず同じになる。 ★相対性理論  時間と空間は独立して分かれているのではなく、時空と呼ばれる形に一緒に統合された。時間は絶対的なものではなくなった。観測者によって異なる。 ★空間は三次元。これに時間を加えると時空間となり四次元となる。 ★アインシュタインの公式e=mc2乗(質量とエネルギーの等価性) ★広島を破壊した原爆で、エネルギーに変えられた物質の質量は、たった30グラム以下 ★時空は質量とエネルギーの分布により歪む ★地球から最も近い恒星はケンタウルス座のプロキシマ星、約四光年(38兆km) ★銀河系は直径約10万光年で、銀河の中心を数億年かけてゆっくりと一周している ★肉眼で見ることのできる恒星は、すべての構成の中のほんの1部に過ぎない。私たちは約5000の星を見ることができるが、これらは私たちの銀河天の川銀河にある全ての星の0.0001パーセントにすぎない。しかもこの天の川銀河自体、現代の普通の望遠鏡で見ることができる1000億以上の銀河の中の一つに過ぎない。そして、それぞれの銀河には平均して数1000億の恒星がある。 ★光は音と同じように、ドップラー効果と同じ効果が現れる。近くは波長が短く、遠くは波長が長くなる。波長が短い光は青く、波長が長い光は赤く見える。 ★ハッブルの観測により、赤方偏移している銀河ばかりが見つかった。つまり、宇宙は膨張しているということ。 ★宇宙が膨張し続けていなければ、逆に収縮を始めるかもしれない(恒星や銀河などお互いが重力によって引きつけ合っているわけだから) ★ビッグバン以前に何か事情があったとしても、それはビッグバン後にはどんな影響も残せないので科学的な宇宙モデルに含まれるべきではない。これがビッグバンこそが時間の始まりだとすべき理由。 ★光速は有限だから、ブラックホールの質量からは逃れることができず脱出できないため、光をも飲み込む。 ★ニュートンが生きている時代は、教育を受けた人には少なくとも大筋では人間の知識の全体像を把握することが可能だった。しかし、それ以来、科学の進歩のペースはあまりにも早く、これが不可能になってしまった。 理論は新しい観測を説明するために絶えず改訂されるので、普通の人々が理解することができるように適切に、ようやく簡素化されることはない。理解できるのは専門家だけで、専門家でさえ化学の理論のほんのわずかな割合だけ、自分の狭い専門について正確に把握したいと望むのが関の山。 さらに進歩があまりにも急速なので、学校や大学で学ぶことはいつも少し時代遅れ。 ほんの数人の人々だけが知識や急速に前進している、フロンティアについていくことができるが、そのためにはまず自分の専門を、狭い分野に限定した上で自分の時間の全てを捧げて専念しなければならない。 これは哲学が科学を語ることはできなくなった理由でもある。

Posted by ブクログ

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