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わたしの名は「紅」
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わたしの名は「紅」

オルハン・パムク(著者), 和久井路子(訳者)

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わたしの名は「紅」

定価 ¥4,070

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 藤原書店/
発売年月日 2004/11/30
JAN 9784894344099

わたしの名は「紅」

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商品レビュー

4

25件のお客様レビュー

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2024/10/29

細密画師各人はスルタンと師匠の考えがわからないので、なんでこうなるんだというところから事件が起こる。その犯人を細密画師それぞれが歩んできた道のりから探っていく。

Posted by ブクログ

2019/08/05

一つには絞れない様々なテーマがこの作品を形作っているのだと思うが、私には特に「抗えないものに飲み込まれるとき、人はどう思いどう動くのか」ということを考えさせられた。 ベオグラードの人民博物館を訪れた際、正教会の伝統的なイコン美術が時代が下るにつれて西洋の新古典的な絵画スタイルに...

一つには絞れない様々なテーマがこの作品を形作っているのだと思うが、私には特に「抗えないものに飲み込まれるとき、人はどう思いどう動くのか」ということを考えさせられた。 ベオグラードの人民博物館を訪れた際、正教会の伝統的なイコン美術が時代が下るにつれて西洋の新古典的な絵画スタイルに侵食されていくのを見て物悲しい気持ちになったことを思い出した。 イコン職人たちも黙って自分の立場を明け渡したわけではないだろう。そこにあったであろう葛藤や怒り、無力感、そんなものを考えさせられてしまった。

Posted by ブクログ

2018/03/11

読了した自分をホメてあげたい。部厚がその「障害」であったワケではない(その理由は他のヒトの評にも散見されるもの)。殺人の動機に関わる部分(というか関わるさま)にエーコ『薔薇の名前』が連想された。語り手(語り口)がめまぐるしく代わって魅力ある物語世界(世界観)の拡がりやその多彩が想...

読了した自分をホメてあげたい。部厚がその「障害」であったワケではない(その理由は他のヒトの評にも散見されるもの)。殺人の動機に関わる部分(というか関わるさま)にエーコ『薔薇の名前』が連想された。語り手(語り口)がめまぐるしく代わって魅力ある物語世界(世界観)の拡がりやその多彩が想像されるのでその、そのうち新訳版で再読したい。 同著者の旧訳『雪』も読了まで難儀したが、訳者の異なる『白い城』では稀有の豊潤な物語を堪能(耽溺)できた。

Posted by ブクログ

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