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二十三の戦争短編小説 文春文庫
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二十三の戦争短編小説 文春文庫

古山高麗雄(著者)

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二十三の戦争短編小説 文春文庫

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商品詳細

内容紹介 内容:墓地で. プレオー8の夜明け. 白い田圃. 蟻の自由. 今夜、死ぬ. 水筒・飯盒・雑嚢. 退散じゃ. 戦友. 優勝記略. 元憲兵. 日本好戦詩集. 7・7・7. ムショ仲間. 子守り. チリ紙の住所録. 三年. マルタンの金魚売り. 日常. 草の挿し木. セミの追憶. 思うだけ. 過去. 真吾の恋人
販売会社/発売会社 文藝春秋/
発売年月日 2004/03/10
JAN 9784167291068

二十三の戦争短編小説

¥715

商品レビュー

3.3

3件のお客様レビュー

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2024/06/08

『AX』に引用された「プレオー8の夜明け」を収録。第二次大戦前から南方戦線の兵士として派遣された著者だが、当時の国内の雰囲気に流されることなく、戦争に対して醒めた視線を持ち続けられたのがすごい。幹部候補落第生、虚弱、下級兵士であったことが功を奏したか、最前線に送り込まれることなく...

『AX』に引用された「プレオー8の夜明け」を収録。第二次大戦前から南方戦線の兵士として派遣された著者だが、当時の国内の雰囲気に流されることなく、戦争に対して醒めた視線を持ち続けられたのがすごい。幹部候補落第生、虚弱、下級兵士であったことが功を奏したか、最前線に送り込まれることなく戦争から生還。南方戦線の悲惨さ、日本軍の暴虐、従軍慰安婦の姿を、冷静な筆致で描く。1969年「墓地で」から95年「真吾の恋人」までの23編は、エッセイが3/4の割合だが、このような戦争体験を読むのは初めてで、とても良かった。

Posted by ブクログ

2017/11/12

作者が30年にわたって書き続けた短編集成。 この作者は50才近くになってから小説を書き始めたようです。 神経的な興奮のない、安定したリアリティのある叙述は、そういうところからもきているのかもしれません。 作者の日常を描いた私小説風の作品もあって、それはそれで面白かったです。

Posted by ブクログ

2008/01/23

以前に、新聞の記事を読んで、読んでみようと思った。二十三の短編を全部を読んでは、いないが、こころに、ひっかかるものがある。戦争体験を、こうして学習?しなければ、忘れさられてしまいそうで、おさえておこうと思った。時代を見つめる目とともに・・・

Posted by ブクログ

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