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年を歴た鰐の話
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商品詳細
内容紹介 | 内容:年を歴た鰐の話. のこぎり鮫とトンカチざめ. なめくぢ犬と天文學者. エッセイ:幾つかの「一冊の本」 吉行淳之介著. 解説:『年を歴た鰐の話』 久世光彦著. 『年を歴た鰐の話』解説 徳岡孝夫著 |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋/ |
発売年月日 | 2003/09/13 |
JAN | 9784163221908 |
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年を歴た鰐の話
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商品レビュー
4.8
10件のお客様レビュー
素朴で不穏な挿絵も筆者自身が手掛けているとのことで、世界観が完全に構築されていることに脱帽。 しかして、その不条理だが自由で、残酷なのにしっくりきてしまう…。 食欲と滑稽さと、よく分からぬ見えないものへの信仰…。 これはクセになる作家だ…。
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横長のハードカバー装丁、旧仮名遣い、見開きの左側に挿絵で右側に文章という、どこをとっても普通の書籍とは違う造りで、紙の本好きとしては持ってるだけでちょっとニヤニヤしてしまう。 タイトルにもなっている『年を経た鰐の話』のほか、『のこぎり鮫とトンカチざめ』、『なめくぢ犬と天文學者』の3作品が収録されている。訳者によると、太平洋戦争中に出版された初版から三版までは「童話と間違へられ誤つて意外に賣れたのださうだ」。でも、挿絵があるとはいえこのストーリーを「絵本」として読み聞かせられたら、いくら昭和初期とはいえ当時の子どもは当惑しただろうなぁ。 どの作品も、スパッと切れ味の良い結末を迎えているわけではなく、特に『年を経た鰐の話』については途中でふわっと終わってしまった印象。原作の作者がフランス人だからか、フランス映画のような中途半端さというか、あまりオチを考えずに長いストーリーの中の一部だけ切り出してきたかのような感じがする。それもまた、この本の得も言われぬ不思議な魅力を高めることに一役買っているのだと思う。
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だいたいみんな自由すぎなのです。自由にやってワニはうまくいったけど、サメはうまくいかなかったのです。そこから教訓を読み取るべきなのか、そんなこと考える必要もないのか、ただぼんやり読むだけで良いような気もするけど、とりあえずワニは信用できん事は分かった。
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