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星々の舟
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星々の舟

村山由佳(著者)

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星々の舟

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2003/03/30
JAN 9784163216508

星々の舟

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商品レビュー

3.9

217件のお客様レビュー

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2026/04/24

どうして人は自分としてしか生きられないのだろう。 せめて誰かもうひとりとだけでも自分のように五感意識や記憶を共有できたらいいのに。 この世界には自分以外の人が沢山いるのに、その人たちが語らない限りその人たちのことを本当には知ることができないなんて。 いや、自分のことすら本当に知っ...

どうして人は自分としてしか生きられないのだろう。 せめて誰かもうひとりとだけでも自分のように五感意識や記憶を共有できたらいいのに。 この世界には自分以外の人が沢山いるのに、その人たちが語らない限りその人たちのことを本当には知ることができないなんて。 いや、自分のことすら本当に知っているとはいえないのだけれど。 でも、だからこそ小説を読むのは楽しいのだ。 この小説を読むのは2度目のはずなのに、内容を全く記憶していなくて、内容を忘れてしまっただけなのか、読んだという記憶自体が間違いなのか、今とても自分が怖い。

Posted by ブクログ

2026/04/21

第129回直木賞受賞作 ある家族のそれぞれの葛藤や後悔、 理性と欲望の揺らぎ、 愛と嫉妬と孤独の物語 決してたどり着けない星を目指す 哀しい舟のように見えた しかし、その舟から 決して消えない2つの灯火が 闇夜に瞬くようにも見えた 最終話は、急に話の舵を切ったように感じた ...

第129回直木賞受賞作 ある家族のそれぞれの葛藤や後悔、 理性と欲望の揺らぎ、 愛と嫉妬と孤独の物語 決してたどり着けない星を目指す 哀しい舟のように見えた しかし、その舟から 決して消えない2つの灯火が 闇夜に瞬くようにも見えた 最終話は、急に話の舵を切ったように感じた 重之にとっては、それほどの事なのだろうけど 個人的には家族の話を もっと深堀りしてほしかったな そうだったなら☆5だった

Posted by ブクログ

2026/04/09

『PRAIZE』を読んだら、やはり村山由佳さんの直木賞受賞作品が気になって、この本を手に取りました。中身の濃い一冊でした。 六編の連作短編集は、ひとつの家族のひとりひとりの生きざまそのものが綴られていました。それは慈しむようなものではなかったけれども、引き込まれるように読み進め...

『PRAIZE』を読んだら、やはり村山由佳さんの直木賞受賞作品が気になって、この本を手に取りました。中身の濃い一冊でした。 六編の連作短編集は、ひとつの家族のひとりひとりの生きざまそのものが綴られていました。それは慈しむようなものではなかったけれども、引き込まれるように読み進めていきました。 特に〈名の木散る〉の章が衝撃的でした。祖父の重之が体験した過去の戦時中の出来事、日本が大陸で犯した罪が生々しく綴られていました。「赦されるのを前提に謝ることを、詫びとはいわない。」という言葉の奥にある気持ちを思うと、いたたまれませんでした。 小説の中の他人の人生を読むことで、思うことがたくさんできた小説でした。何が正しくて、何が悪いのか。そんなことを逡巡しながらの読書でした。 読了後、様々なことで悲しみや苦しみがあっても、生きていかなければいけないのが人なのかもしれないと思いました。 〈目次〉 雪虫 子どもの神様 ひとりしずか 青葉蘭 雪の澪 名の木散る

Posted by ブクログ

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