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商品詳細
内容紹介 | 内容:赤えいの魚. 天火. 手負蛇. 山男. 五位の光. 風の神 |
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販売会社/発売会社 | 角川書店/ |
発売年月日 | 2003/12/05 |
JAN | 9784048735018 |
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後巷説百物語
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後巷説百物語
¥550
在庫あり
商品レビュー
4.3
76件のお客様レビュー
続巷説百物語から、約40年後の話。百介さんの思い出と今とがうまく絡み合っていて、面白い。又市さんやおぎんさんなど、回想シーンで出てくる。最後は、切ない終わり方だった。 前作、前前作と比べると、物語のスリリングさみたいなのは薄かったかもしれない。
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「巷説百物語」シリーズの第三弾。 直木賞受賞作。 しかし、このシリーズのいちばんの外れだと思う。残念。 続巷説、に賞を与えるべきだったと思う。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
目次 ・赤えいの魚(うお) ・天火(てんか) ・手負蛇 ・山男 ・五位の光 ・風の神 前作から時代が一気に飛んで、明治十年。 近代化、西洋化の時代の中で、妖、幽霊、祟り神などは忘れられていく。 山岡百介も、ひっそりと薬研堀の傍の庵に暮らす。 そこに訪ねてくる若者4人が、最初は上手くハマらなかった。 一等巡査で古典籍に造詣の深い矢作剣之進。 旧旗本の次男で洋行帰りだが、無職のボンボンである倉田正馬。 時代遅れの剣豪であり、意外にも合理主義者の渋谷惣兵衛。 貿易会社の社員で、百介と感性が近い笹村与次郎。 そして百介の世話をしている遠縁の娘、山岡小夜。 巡査である剣之進が謎を持ち込み、それを四人で語りあった後に百介に教えを乞う。 というパターンで話が進むのだが、四人の若者の役割分担が今一つすっきりしなくて、話が入ってこない。 与次郎を除く3人があーだこーだと語りあって、百介に「事実はこうである」と言われ納得した後、与次郎だけがあとで「そうではないのではないか」と百介の元を一人で訪れるという流れの方がいいのではないか、と思いながら読んでいたら、「山男」以降の作品で徐々に与次郎の存在が大きくなり、最後は百介を彷彿させるほどの無自覚な仕掛けを行う。 ここに登場する百介は、日がな一日書籍を読みふけるだけの、世捨て人のような生活を送る一白翁。 彼が生きている実感を味わえたのは、又市たちと行動を共にしていたほんの数年の間のこと。 百介は長い長い余生を過ごしていたのだと思う。 それでも、「いい人生だった」と、百介はきっとそう思ってあちらの世界に行ったのだ。 百介と又市たちの物語はこれでおしまい。 しかし、シリーズはまだ続く。
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