商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | みすず書房 |
| 発売年月日 | 2002/11/07 |
| JAN | 9784622039709 |
- 書籍
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夜と霧 新版
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夜と霧 新版
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精神科医ヴィクトール・フランクルが、ナチスの強制収容所での体験をもとに書いた本。極限状態に置かれた人間の心理を描きながら、「どんな状況でも、人は生きる意味を見いだせるのか」を問いかける。 人が生きる意味を見つけるのではない。逆説だ。生きる意味というものが、私たちになにを求めてい...
精神科医ヴィクトール・フランクルが、ナチスの強制収容所での体験をもとに書いた本。極限状態に置かれた人間の心理を描きながら、「どんな状況でも、人は生きる意味を見いだせるのか」を問いかける。 人が生きる意味を見つけるのではない。逆説だ。生きる意味というものが、私たちになにを求めているかを考えるのだ。 そう書いてあったのが、理解できるようでまだ難しい、そんな感覚だった。 人が生きる意味、それについて作者はとても深く考えている。終わりのない苦しい環境の中で、何のために生きているのか。例えば、収容所に入って、すぐに祈りを捧げる者がいた。「私は苦しんでいてもいいから、その代わりに愛する人たちを幸せにしてください」これによって、彼の苦しみには意味が生まれた。 解放された後の第3の心理状況について。まず喜ぶことはできなかった。何故かと言うと、感情を失っていたから。その後、解放する前に夢見ていた未来がそこにないと言うことを知らなければ、いけなかった。愛するものともう一度会うことを唯一の心の支えにしたものは、それがそこにはもうないと言うことを知らざるを得ない。そして、自分たちに浴びせられる言葉が、「そんなことになっているとは知らなくて」「私たちも大変だった」など、まるで私たちが苦しんだことの意味がないような、それを補えるほどの幸せが、日常にはないと気づかされるような、そんな苦しみがあった。 ある非収容者は、解放された後、畑の上をズカズカと歩いた。筆者は歩かないほうが良いのではないかと言ったが、彼はあんなに苦しい思いをしたんだから、俺たちにはそうする権利があると言うような言い方をした。あの体験は人格を歪めてしまい、苦しみは本当はそこにないはずの権利を産んでしまうのだ。 全体を通して筆者は、生きる意味について考えているように感じた。苦しみは終わっていないと言うことを伝えたいようにも思う。苦しい中でなぜ生きなければいけないのか。収容中はもちろん解放された後もそれについて考えたのだろう。その1つの答えがこの本を書くと言うことだったのだと思う。それができた。筆者はきっと幸せだった。 最後の解説に書かれていて、はっと気づいたのが、本文のどこにもユダヤ人と言う表記がないことだった。すべて非収容者と書かれていた。これは当時、ゲイや反逆者など、ユダヤ人以外の人も同じ境遇化に置かれたことが影響されているらしい。 さらに、筆者は常に必収容者のことを「仲間」と呼んでいたのも印象的だった。 彼が断言していた唯一の事は、この世には「まともな人間」と「まともではない人間」がいると言うことだった。そしてそれらの2種類の人間は、いろいろなグループにそれぞれ所属している。だから、グループ1つを見て、全員がまともな人間と言うわけでも、その逆もありえないのである。
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まず今日本で戦争の不安を感じている中、この本を読むことができたのを良かったと思います。 差別が招いた惨い歴史を知ることができてよかったということがもちろんありつつも、 人間の幸せとはなにか、生きる意味とはなにか、死というものが本当に自分の先や横に常にある人達の経験を通してこちら...
まず今日本で戦争の不安を感じている中、この本を読むことができたのを良かったと思います。 差別が招いた惨い歴史を知ることができてよかったということがもちろんありつつも、 人間の幸せとはなにか、生きる意味とはなにか、死というものが本当に自分の先や横に常にある人達の経験を通してこちらは考えさせられる、名著でした。 あくまで医者、学者としての立場を失わず、客観的に観測し、できるだけ一般論として書かれているため、現代を生きる私たちにも通づる本になっていると思います。
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読み終えたあと、きっと人生の中で何度も読み返すことになる本だ、と確信した感覚を持った。人生の色んな場面で、これフランクルが書いてたあの現象だ、こう捉えよう、と思わせてくるだろう。フランクルが壮絶な対戦をあくまで学術的な観点で淡々と描いていることや人生や他者への敬意を持ち続けていた...
読み終えたあと、きっと人生の中で何度も読み返すことになる本だ、と確信した感覚を持った。人生の色んな場面で、これフランクルが書いてたあの現象だ、こう捉えよう、と思わせてくるだろう。フランクルが壮絶な対戦をあくまで学術的な観点で淡々と描いていることや人生や他者への敬意を持ち続けていたことが伺えるところがいい。
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