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未完の「国鉄改革」 巨大組織の崩壊と再生
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 東洋経済新報社/ |
| 発売年月日 | 2001/02/08 |
| JAN | 9784492061220 |
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未完の「国鉄改革」
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商品レビュー
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10件のお客様レビュー
ブクログの「あなたへのおすすめ」で出てきたので試しに読んでみたらあたりだった。 1949年国鉄発足時の50万人(引揚者吸収の政策込)から、1987年のJR発足時の20万人までの、史上空前の大リストラは如何にして成し遂げられたか。 当時の労務担当課長(職員局職員課長、後のJR東...
ブクログの「あなたへのおすすめ」で出てきたので試しに読んでみたらあたりだった。 1949年国鉄発足時の50万人(引揚者吸収の政策込)から、1987年のJR発足時の20万人までの、史上空前の大リストラは如何にして成し遂げられたか。 当時の労務担当課長(職員局職員課長、後のJR東海社長)が語る内容なので、当然一貫して改革派の視点で語られる。生え抜きの副総裁等、経営陣上層部自身が改革の抵抗勢力として力を持ち、最大組合の国労(国鉄労働組合)が足を引っ張り続ける中、如何にして中堅層(課長・局長級)が改革を成し遂げたか。時の総理大臣中曽根康弘や、瀬島龍三も登場して、普通の「サラリーマン」の世界と比べると随分と劇的だ。 国鉄内の内紛の例えとして、著者寄りの同僚が言った、「沈みゆく船の中で、海側の部屋か通路側の部屋かを争っても意味がないのは明らかなのに、俺は海側の部屋がいい、という奴が多すぎる」という主旨の発言が印象に残る。 P124 官僚組織にせよ企業にせよ、安定と繁栄を恒久のものと思ったときから堕落が始まる。構成員の関心は内部における自己の評価と座標に集中する。そのような状況にある組織においては、上からは使いやすく、下からは仕えやすく、同僚には愛想のよい者が理想的職員と思われるようになる。そうなったとき組織は衰退の途上にある。
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この胆力はどこからくるのだろう?改革を成し遂げた人の強さを感じた。 桃李もの言わざれども、下自ずから蹊を成す。
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国鉄三羽ガラスであり、JR東海元社長である葛西敬之の国鉄解体本。 葛西氏が元経理総務を勤めていただけあり、細かい経営分析や労組対策がかなりのウェイトを占めている。 葛西氏が国鉄に入社してから、JR東海へ赴き、国鉄改革の残務への対応を描いている。 彼自身の回顧録であり、国鉄の盛衰...
国鉄三羽ガラスであり、JR東海元社長である葛西敬之の国鉄解体本。 葛西氏が元経理総務を勤めていただけあり、細かい経営分析や労組対策がかなりのウェイトを占めている。 葛西氏が国鉄に入社してから、JR東海へ赴き、国鉄改革の残務への対応を描いている。 彼自身の回顧録であり、国鉄の盛衰、民営化への必要性、無我夢中で行った業務、あっけない終わりなど、葛西氏の官僚・経営者としての思考だけでなく、ひとつの物語として面白い。 「昭和解体」も本書からエピソードを多数引用しているが、「昭和解体」より本書の方が、労働組合や政治などの暗く重たい描写は若干ウェイトが軽く、また、文章も一般読者向けであるためか非常に読みやすい。(登場人物や組織の名称もある程度記載するが、適度に省略されている)
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