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男同士の絆 イギリス文学とホモソーシャルな欲望
定価 ¥4,180
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 名古屋大学出版会 |
発売年月日 | 2001/02/20 |
JAN | 9784815804008 |
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男同士の絆
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商品レビュー
3.5
10件のお客様レビュー
フェミニズムの理論書というよりは文芸批評の本なので、批評を通じてまとめあげられた、たとえばホモフォビアがホモソーシャルの同性愛的な傾向を女性の交換によって隠蔽するのだというような理論を学ぼうとするよりも、批評の過程自体を楽しめたらよいのだろうけれども、題材となる作品を読んでいない...
フェミニズムの理論書というよりは文芸批評の本なので、批評を通じてまとめあげられた、たとえばホモフォビアがホモソーシャルの同性愛的な傾向を女性の交換によって隠蔽するのだというような理論を学ぼうとするよりも、批評の過程自体を楽しめたらよいのだろうけれども、題材となる作品を読んでいないとやっぱりなかなかきびしいものがある、と思った。そんななかで『アダム・ビート』と『ヘンリー・エズモンド』を論じた章はそれらを読んだことがなくても論旨を追いやすく、面白かった。
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出版された年代は少し古いが、現代のジェンダー論の基礎になっているような話が多い印象。 文章が長く内容も難しいので、流し読みしていると理解できなくなる書籍 男同士仲良くなるために恋人や妻を差し出すことで、女性は男性同士の絆を維持するための溶媒であり、性的意味は社会的意味(階級)な...
出版された年代は少し古いが、現代のジェンダー論の基礎になっているような話が多い印象。 文章が長く内容も難しいので、流し読みしていると理解できなくなる書籍 男同士仲良くなるために恋人や妻を差し出すことで、女性は男性同士の絆を維持するための溶媒であり、性的意味は社会的意味(階級)なくしては考えられないとのこと。 イギリスの産業革命によって誕生した中産階級が、貴族階級と比較して自分たちの立場・文化を明確にするために、ホモソーシャルな文化、ジェンダー的な線引きの強い文化を打ち出していった。 それまでの貴族は受け継いだ資産によってのみ評価されていたこともあり、個人に対する評価があまりなかったため、同性愛的な文化も保持していた。
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100分で名著のジェンダー特集での紹介本である。評論かと思っていたら英文学作品の解説であり、ほとんどが読んだことがなかったので、どこがどのようになっているのかがよくわからない。引用している本全体を読んでから再度この本を読むとわかるかもしれない。
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