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嘘つきアーニャの真っ赤な真実 文芸シリーズ
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嘘つきアーニャの真っ赤な真実 文芸シリーズ

米原万里(著者)

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嘘つきアーニャの真っ赤な真実 文芸シリーズ

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 角川書店
発売年月日 2001/06/30
JAN 9784048836814

嘘つきアーニャの真っ赤な真実

¥220

商品レビュー

4.1

61件のお客様レビュー

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2024/08/15

ずっと前に友達に借りて読んだのを最近になってもう一度読みたくなって購入 日本という島国の戦争を知らない世代の自分の小ささを思う。

Posted by ブクログ

2024/04/24

マリの父上は戦前から共産党員で十数年地下生活し、戦後その父から与えられた屋敷と財産を党に寄付しアカハタの海外通信員になった剛腹な人。少女時代プラハの各国共産党駐在員(社会主義圏大使も)の子女の通うロシア語学校の同級生3名に、ソ連崩壊後、大忙しとなった同時通訳者の著者が再会してはじ...

マリの父上は戦前から共産党員で十数年地下生活し、戦後その父から与えられた屋敷と財産を党に寄付しアカハタの海外通信員になった剛腹な人。少女時代プラハの各国共産党駐在員(社会主義圏大使も)の子女の通うロシア語学校の同級生3名に、ソ連崩壊後、大忙しとなった同時通訳者の著者が再会してはじめてわかった「真っ赤な真実」/見たこともない地中海の景色を絶賛していたギリシャ人のリッツァの父上は、’68ソ連軍のプラハ侵入を批判し自己批判も拒否し党除名、西ドイツに住んで反共の論説員となる誘いも拒否し「運び屋」正直が取り柄で繁盛

Posted by ブクログ

2023/12/03

ラジオ番組「高橋源一郎の飛ぶ教室」で紹介されていて読んだ、2001年の本。旧共産圏の激動の時代に翻弄された少女たちのその後を追ったドキュメンタリー。読んだことのないタイプの本だった。子どもだった時に謎だったことが次々解き明かされ、興味深く一気に読んだ。著者はたしかに昔テレビに出て...

ラジオ番組「高橋源一郎の飛ぶ教室」で紹介されていて読んだ、2001年の本。旧共産圏の激動の時代に翻弄された少女たちのその後を追ったドキュメンタリー。読んだことのないタイプの本だった。子どもだった時に謎だったことが次々解き明かされ、興味深く一気に読んだ。著者はたしかに昔テレビに出ていたのを見ていた記憶があるが、こんな本を書いた人だったとは知らなかった。女性の生き方を読むという点でも興味深い。アーニャの話が切なくなった。本人はそう気がついていなくても。

Posted by ブクログ

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