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神の子どもたちはみな踊る
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神の子どもたちはみな踊る

村上春樹(著者)

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神の子どもたちはみな踊る

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2000/02/25
JAN 9784103534112

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商品レビュー

3.8

98件のお客様レビュー

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2026/06/10

“僕らの心は石ではないのです。石はいつか崩れ落ちるかもしれない。姿かたちを失うかもしれない。でも心は崩れません。僕らはそのかたちなきものを、善きものであれ、悪きものであれ、どこまでも伝えあうことができるのです。神の子どもたちは皆踊るのです。” (神の子どもたちはみな踊る) “「...

“僕らの心は石ではないのです。石はいつか崩れ落ちるかもしれない。姿かたちを失うかもしれない。でも心は崩れません。僕らはそのかたちなきものを、善きものであれ、悪きものであれ、どこまでも伝えあうことができるのです。神の子どもたちは皆踊るのです。” (神の子どもたちはみな踊る) “「夢を待つのです、ドクター」とミニットは言いきかせるように優しく言った。「今は我慢することが必要です。言葉をお捨てなさい。言葉は石になります」 (タイランド)

Posted by ブクログ

2026/06/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

僕が日本に戻ろうかという頃に出版されており、その帰国に伴うどたばたがあったりし、最初にいつ読んだのか全く記憶がない。そんな慌ただしい時期というか、落ち着かない中で読んだせいもあるのか、今回読み返してみて初めて読んだ時は全然この短篇集を理解できなかったんだなと思う。でも読み返してみると数ある村上春樹さんの短篇集の中で「パン屋再襲撃」と同じくらい好きになった。つまり記憶に残る1冊になったと言ってもいいだろうと思う。 と、ここまで書いて気がついたのは僕自身がそんなどたばたの中で読んだせいであまり記憶に残っていないと言うよりも、当時の自分自身にはこれらの短篇を受け止める用意が年齢的にも人生経験の有無的にも出来ていなかったのではないのだろうかということ。同じものだけを読み返したり、同じ音楽だけを聴く行為は極力避け、懐古的には極力ならず、常に新しいものに向かう姿勢を僕は大切にしたいと常日頃から思っているんだけど、でもこうやって新たにいいところを再発見できるのなら、繰り返し読むことも、そして年齢を重ねることもそれほど悪いことではないなと思う。 この短篇集に収録されている全ての話は阪神淡路大震災に関わっている。「ねじまき鳥クロニクル」にあるような人間による暴力もあれば、自然がもたらす暴力もある。そして暴力を受けた側の人間にしてみると人間由来の暴力であれ、自然由来の暴力であれ、極端に追求するとそこには生と死しかない。そして同じく不条理さも共通している。もしそこに納得ができる死というものがあるとするのであれば、きっとそれは自然がもたらす死にあるように思えた。たとえそれが暴力的だったとしても。 エピグラフにゴダールの「気違いピエロ」の一節が引用されており、収録されている「UFOが釧路に降りる」にはゴダールの映画のタイトルである「アルファヴィル」がラブホテルの名前として出てくる。たしかにこの短篇集は全体的にゴダールの映画を集めたような雰囲気があって、別な言い方をすると全部の話が映像的だと思えた。僕は観ていないけどこの短篇からオムニバスのドラマをNHKで作ったようですね。村上春樹作品の中ではいちばん映像にしやすいかなと思うし、今となってはちょっと観てみたかったかも。ところで「アルファヴィル」なんて名前のラブホテルがあったら気になりますね。部屋の中はどうなってるんだろう。たぶん名前だけで普通なんだろうな。

Posted by ブクログ

2026/02/05

まず称賛すべきは、読書の世界に没入する時間を感じられる本ということ。 村上春樹らしい一読すると遠回りな寄り道しているような構成なんだけど、読むとちゃんと心理描写が自分の心の中でも感じられるようなあの文体が好き。 新しいのは全部読んだし、積読か、古い本を読むしかない。 新しい...

まず称賛すべきは、読書の世界に没入する時間を感じられる本ということ。 村上春樹らしい一読すると遠回りな寄り道しているような構成なんだけど、読むとちゃんと心理描写が自分の心の中でも感じられるようなあの文体が好き。 新しいのは全部読んだし、積読か、古い本を読むしかない。 新しい長編出さないかな♪

Posted by ブクログ

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