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サバルタンは語ることができるか みすずライブラリー
定価 ¥2,970
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | みすず書房 |
| 発売年月日 | 1998/12/10 |
| JAN | 9784622050315 |
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サバルタンは語ることができるか
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サバルタンは語ることができるか
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商品レビュー
3.7
17件のお客様レビュー
ポストコロニアルの代表作という印象から入った。 まず面白かったのは欧米知識人に見られるVertretung(代表)とDarstellung(表象)の混同という指摘。凄く説得的である反面、では純粋なVertretungは成立し得るのだろうか?という疑問も湧いてくる。 また寡婦殉死の...
ポストコロニアルの代表作という印象から入った。 まず面白かったのは欧米知識人に見られるVertretung(代表)とDarstellung(表象)の混同という指摘。凄く説得的である反面、では純粋なVertretungは成立し得るのだろうか?という疑問も湧いてくる。 また寡婦殉死の是非を巡る論述は、少なくとも欧米知識人が認識していた現地支配層の「殺人」とか「抑圧」とかの文脈で捉えることを否定していた点は共感するものの、では当人の主体性の尊重という文脈で捉えるべきかは留保が必要と感じた。この点はスピヴァク自身も肯定的にも捉えてはおらず、あくまでも当人の認識の不可能性に言及している。 最後に欧米女性知識人の批判で締めくくっており、自己矛盾を孕みつつも批判する覚悟みたいなもの(正にアウラと言えるかもしれない)を感じて、この姿勢に共感と羨望が入り交じったような読後感。 短いが一文一文が濃密でなかなかに歯応えのある本だった。
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20世紀後半における、ポストコロニアル論の名作とでも言い得るような一冊。とりわけ、デリダやドゥルーズといった、脱構築の思想家たちの理論が応用されており、そこらの周辺知識に乏しい私からすると、難解な書と感じてしまった。しかし、マイノリティ研究における様々な論文や書物で引用されている...
20世紀後半における、ポストコロニアル論の名作とでも言い得るような一冊。とりわけ、デリダやドゥルーズといった、脱構築の思想家たちの理論が応用されており、そこらの周辺知識に乏しい私からすると、難解な書と感じてしまった。しかし、マイノリティ研究における様々な論文や書物で引用されているように、スピヴァクが提唱したサバルタン理論は、表彰に関する問題では避けては通れないほど重要なものであろう。グラムシやグハらを筆頭に展開されてきたサバルタン研究だが、スピヴァクの功績としては、やはりサバルタンを社会構造にアクセスできない人と見なした点にあると感じる。サバルタン概念をそのように拡張することで、社会構造を脱構築、あるいは、社会構造へと問題意識を向け、サバルタン性を帯びている人たちの可視化へとつなげる契機を生み出したのではないだろうか。とはいえ、数年後もう一度読んでみたい。更なる気づきがありそう。
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https://opac.lib.hiroshima-u.ac.jp/webopac/BB01300516
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