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森のなかの海賊船 こそあどの森の物語3
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 理論社 |
| 発売年月日 | 1995/07/06 |
| JAN | 9784652006139 |

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森のなかの海賊船
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商品レビュー
4.3
37件のお客様レビュー
皆さまは、岡田淳さんの「こそあどの森」シリーズ、ご存知でしょうか? 「この森でもなければ その森でもない あの森でもなければ どの森でもない こそあどの森 こそあどの森」 内気なスキッパーを主人公に、「こそあどの森」に暮らす住人たちのちょっとふしぎな体験を描くお話...
皆さまは、岡田淳さんの「こそあどの森」シリーズ、ご存知でしょうか? 「この森でもなければ その森でもない あの森でもなければ どの森でもない こそあどの森 こそあどの森」 内気なスキッパーを主人公に、「こそあどの森」に暮らす住人たちのちょっとふしぎな体験を描くお話です。 小学生の頃、よく市内の図書館に連れて行ってもらいまして、そこで出会ったのがきっかけ。すでに何冊かシリーズが出ていましたが、背表紙のやわらかい色合いが綺麗で、思わず手に取ったのでした。 大好きな本だったのですが、実は1冊目の『ふしぎな木の実の料理法』ばかり何度も読んでいて、実は続刊はほとんど読んでいなかったんです。 ということで、大人になって改めて触れる「こそあどの森」でございます〜。 前置きが長くなりましたが。 このシリーズの魅力はなんといっても、作者・岡田淳さんによる挿絵だと思っています。 岡田さんは長らく図工の先生をされながら作品を執筆されていたそうで、つまり絵の腕前もばつぐん! デフォルメ化されたスキッパー達登場人物と、細部まで描き込まれたスケッチの対比は見応えたっぷりで、人物のポーズや部屋の装飾なんかから、よく練り上げられた人物像が浮かび上がってきます。 本書では特に、舞台の様子を描いた3枚の挿絵が素晴らしかった……! 迫力たっぷりで、思わず細かいところまであちこち見入ってしまいました。 見どころは挿絵だけでなく、もちろんストーリーもとっても面白い。 予想がつく部分もありましたが、完全に初見なこともあり、「本当に森の中に船があるの?」とワクワクしながら読み進めました。 岡田さんへのインタビューを読んで初めて知ったのですが、スキッパーには「船長」という意味があるそうで。 心躍るファンタジーが突然終わってしまったのは少し残念ですが、こんな経験をしたスキッパーたち+ナルホドとマサカがあのあとどんな会話をしたんだろう……と想像が膨らみますね。 子どもの頃に夢中になった本って、やっぱり特別です。 そしてそんな本は、大人が読んでも面白い。成長したからこそ、わかることもありますし。 たとえば、船に乗り込むのをトマトさんが拒否するシーンがありますが、子どもの頃だったら「どうしてみんなと乗らないの?!」とイライラしていたはず。でも、トマトさんの言っていることだって正論だし、周りに流されず主張できるのは自分の意見があるからできること。 ……なーんて見方ができるくらいには、一応私も大人になれたのかなぁ。笑 あの頃の純粋な気持ちを思い出しつつ、好きだった本・気になってたけど読めなかった本をこれからも読んでいきたいなと思います(◍•ᴗ•◍)
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どことなく切ない余韻が残るお話でした。 フラフラがフルフルとの約束を果たす場面では、ちょっと目頭が熱くなりました。大人が読んでもしっかり読み応えがあります。
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大好きな本を再読。 こそあどの森の物語3冊目。主人公スキッパーは冒頭旅の2人組と出会い、2人は海賊の宝を探して居るのではないか?と疑う。1人が口にしたフラフラの宝、の言葉にヒントを得て、海賊の事を調べることに。実はその海賊には様々な噂があって…、という具合に物語は続く。 こそあどの森の物語全体に言えることだが、岡田淳先生の書く世界観がとても好き! 言葉のチョイスや間のとり方がそのキャラクターらしかったり、合間に出てくる挿絵が愛くるしくて愛着をもてたり。 海賊の物語単体を見るととても悲劇的なのに、一人一人の登場人物に共感できる内容だった。噂と真実はかくも違うものか…と先生の手腕に脱帽である。 途中、トマトさんが海賊船に乗り込むことを拒否するシーンがある。最初読んだ頃は「なんて勝手な人なんだ!」と思ったものだが、今もし自分が同じ立場だったらやはり躊躇するだろう。それは自分の中で勇気がなくなったからなのか、それとも客観視出来るようになったからなのかは分からないが、より物語に没入できるようになったのでよしとしよう。 最後に海賊フラフラに関する言葉で印象的なものをひとつ。 「フラフラって、きのどくなひとだったんだ」 「でも、しあわせなときも、ええ、あったんですよ、ね」 人の人生を最期だけ切り取って決めつけるのは容易いが、一瞬一瞬全てが不幸だった訳では無いと改めて考えさせてくれる言葉だった。
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