1,800円以上の注文で送料無料

生物から見た世界
  • 中古
  • 書籍
  • 書籍

生物から見た世界

ヤーコプ・フォンユクスキュル(著者), ゲオルククリサート(著者), 日高敏隆(訳者), 野田保之(訳者)

追加する に追加する

生物から見た世界

定価 ¥2,970

2,475 定価より495円(16%)おトク

獲得ポイント22P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新思索社
発売年月日 1995/08/25
JAN 9784783502050

生物から見た世界

¥2,475

商品レビュー

3.5

2件のお客様レビュー

レビューを投稿

2014/11/21

ダニは樹上にいて動物の発する油脂分を感知して落下、 そこで体温を感知すれば血液を吸うため咬み付くが、 体温がなければ再び木に登る。 それではダニから見たら、世界は色も音もなく、 ただ油のにおいと温度だけなのではないか。 こんな思考実験から、絶対的な世界というものはなく、 (あ...

ダニは樹上にいて動物の発する油脂分を感知して落下、 そこで体温を感知すれば血液を吸うため咬み付くが、 体温がなければ再び木に登る。 それではダニから見たら、世界は色も音もなく、 ただ油のにおいと温度だけなのではないか。 こんな思考実験から、絶対的な世界というものはなく、 (あるかもしれないが、少なくとも人間が感知する世界とは異なる) それぞれの生物にとって相互作用の対象としての環境世界がある、 という新しい世界観を説く。 このような世界観のもとでは、適者生存的な進化論は誤りであり、 相互作用システム(何を知覚して、どう外界に作用するのか)が 生物の本質として存在して、それを実現するための合理的な形態が 発生する、というものになる。 よくこんなことを考えつくなあ、というのが最初の感想。 しかし柔軟な発想、多面的な思考は大いに学ぶところがある。

Posted by ブクログ

2007/09/17

それぞれ人にはものの見方というものがあるけれど、ダニのものの見方というのはこの本をよむまで気にもとめていなかった。 ダニは飯がないときは、18年間仮死状態で断食していられるのだという。驚いた。 現実という概念を考えなおそう、という気になる一冊。 岩波文庫版もあり。

Posted by ブクログ

関連ワードから探す

関連商品

同じジャンルのおすすめ商品

最近チェックした商品