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数学的見方考え方 子どもはどのように考えるか 現代教育101選15
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数学的見方考え方 子どもはどのように考えるか 現代教育101選15

松原元一(著者)

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数学的見方考え方 子どもはどのように考えるか 現代教育101選15

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 国土社
発売年月日 1990/07/25
JAN 9784337659155

数学的見方考え方

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2014/03/18
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 ここ何年か、小学校では算数がブームである。理由はいくつか考えられるだろう。 1.総合的な学習の時間のブームが去った。 2.少人数指導が導入された。 3.○マス計算が注目された。  私がとても残念に思っていることは、計算力など、算数の一部分ばかりにスポットが当たってしまったことだ。  算数で大事なことは、問題の場面を数学的に見て、数学的に考えていくことである。どんなに計算が速くても、数学的に見たり考えたりすることができなければ、いくら時間をかけても式を立てることができない。式を立てることができなければ、当然、計算するところまでたどり着くことはできない。  だから、算数で大切なことは、数学的に見て、考えることなのである。  ただ、計算力をつけることは容易いが、考える力を伸ばすことは非常に難しい。この本の著者松原元一さんも、(p.201)「考え方なるものを抜き出して教えることが可能であるはずがない。」と断言しているのである。  しかし、難しいからと言って、それを放棄するべきではない。考え方を教えない算数など、やる意味がないのだから。せめて、この本のような名著を読んで、数学的に考えるというのはどういうことなのか、しっかりわかった上で、授業を組み立てる必要があるだろう。  ちなみに、最近は言葉の力、表現力などといって、国語がブームになりつつある。何とも、落ち着きのない話である。

Posted by ブクログ

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