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蝉しぐれ
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蝉しぐれ

藤沢周平【著】

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蝉しぐれ

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 1988/05/10
JAN 9784163102603

蝉しぐれ

¥385

商品レビュー

4.6

20件のお客様レビュー

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2025/04/11

https://opac.lib.hiroshima-u.ac.jp/webopac/BB01975390

Posted by ブクログ

2022/07/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

文四郎の真っ直ぐな性格が気持ち良い。彼の成長に沿ってエピソードが積み重なっていくが、例えば台風時の父の善行のエピソードなども、後半に回収されるというふうに、無駄がない構成となっている。 敵方の謀略に巻き込まれてから、横山派におふくを届けるまでの緊張のシーンも、各場面転換が早く、退屈することなく一気に読めた。 最後は20年後の文四郎とおふくが一度だけ結ばれる。ここでやらないと綺麗な小説すぎて興醒めなので、据え膳食ってくれて読後感が良い。 時代小説が面白いのは、現代と当時の日本人の生活や価値観の違いを知り、その差異の優劣を自分の中で内省できる点だと思っている。 例えば以下のような点: 養子縁組も多く、家長制だったため、親に逆らう反抗期などもなく、この文四郎のように15歳でも成熟している。 職業選択の自由もなく、お上から与えられた仕事ごとに、例えば「鍛冶屋町」などのように住む場所も藩命で決められる。 逆に、禄高も決められているという意味で、これ以上もこれ以下もないので、諦めとも安定感ともとれる不思議な感じで生活している。 不手際があれば切腹、禄高も減封や召し上げ、役職も降格、一家強制転居など、厳しい仕打ちがあるが、父が切腹した文四郎のように、武士のプライドでもって静かに受け入れる価値観。 剣道場や学問所で研鑽する。暴力によるいじめ、しごきがある。 少女ふくのように、召し抱えられた先で殿様の側女となり、貧しかった親がそれだけで出世する。 追記:この本も星5の面白さですが、後日読んだ「高瀬庄左衛門御留書」はさらに上ゆく面白さかもです。

Posted by ブクログ

2017/09/23

幼い恋心が美しく描かれている。その想いが叶うことはなかったが、人生を進む中で、いつも心のどこかにあった。幼き日の思い出の映像が、ふとよぎってくる。心情がリアルに、美しく書かれていて心に迫った。目頭が熱くなった。

Posted by ブクログ