中年に飽きた夜は コミックエッセイ の商品レビュー

益田ミリ(著者)

2025/12/04

夕方届いてその日のうちに読み終え、いっぱい笑っていい気分で眠りにつけた。
さすが、益田ミリさん。
漫才としても秀逸。実演見てみたい。
とりわけよかったフレーズは
「誰かを応援する気持ちって、人間にしかない感情」

かってにミリさんに応援されてると思ってま～す。

2025/12/04

クスりと笑って、しみじみして、またクスリと笑って、たまにドッキリ！　

「中年に飽きた」という気もちは、私にはないけれど、読んでいて楽しかった。

以下、心に残ったフレーズ。

うちら老人になったらどこで遊ぶんやろ？　カルディ？

英語なあ　使う機会もないのに定期的に始めたくなるの　謎に包まれとるな

ほしいものがいっぱいあったはずなのに　いつの間にか　マグカップ一個でさえ　ポーチひとつでさえ　見るのでじゅうぶん　か

ポーチてもういらんよな　一生分あるな

2025/12/02

フォローさせて頂いている皆さんのレビューを読んでうずうずしてどうしても読みたくなり購入。

内容の面白さはさることながら、間に挟まっているフリーペーパー仕様の「ミシマ社通信」とファミレスのレシートのようになっているしおりが最高すぎて、これだけでも買って良かったと思う。レシートの内容は「角ハイボール」と「フライドポテト」。長時間滞在、歓迎！って書いてあり、ポイント付与率も良い。この小技レシートがツボだった。

私はこの本ドンピシャの年代。ただ、まだ子育て中なので(現在絶賛反抗期が1人)、中年に飽きるほど自分のことを顧みる時間がないから中年に飽きているかどうか正直よくわからない。ただ確かに中年時期は長いよなぁ。こうしてぼやきながら楽しい時間を過ごせているこの本の女性たちは最高に幸せなのかもしれない。ちょうど世代の人が読むと共感の嵐で、ちょっと上の人だとあの頃は若かったと懐かしく感じるのかも。若い人はまだ見ぬ世界なのでそれほど面白さを感じないのかもしれない。とにかく「うんうん、わかるわかる」という共感を楽しむ本だから。

ミリさんらしい淡々とした漫画なんだけど、きちんと物語に動きがあって、楽しい読後感だった。年取ってから新しい知人(作中では『シン・知人』と呼ばれていた)が出来るのってなかなか難しいから、楽しそうでとても良かった。

2025/12/01

あっという間に読み終わった。
物語に出てくるようなファミレスでの出会いがあると、毎日がんばれる気がした。

2025/11/29

新刊情報をみた時にはタイトルからエッセイだと思い込んでいましたが、良い意味で違ってました。

言われてみれば、中年の時期は長くて飽きたと叫びたくなる。
深夜のファミレスで繰り広げられる女性ふたりの漫才は、読んでいて楽しい。実際にその場にいたら笑いを噛み締めるのに苦労しそう。読みながら笑いました。

「新しいことを」「いろんなことに興味を」と言われるけれど何も気負うことなく些細なことをすればよくて。
中年だからと諦める必要もない
体は朝起きた時にばきばきでも、些細なことでも、気持ちを持つことは大事だなと思った。

主人公目線ではなく、ファミレスで隣席する女性二人の目線が中心なのも斬新

2025/11/28

中年、ええやん！

益田ミリ作品はほぼ全て読んでるけど、
これまた面白いなー
関西弁が重くなりすぎず、年を重ねることを明るく描いている。
いや、別に年取ること暗いことちゃうで
って彼女らにつっこまれそう…笑

読む途中はくすっと面白くて、読んだあとなんかほっとする
益田ミリさんの本は、めちゃインパクト大ってことではないけど、読んだあと心のなかにあったかいなにかが間違いなく積もって、人格形成に影響与えてるよなーと思う。
いい本でした。何回も何回も読みたい

2025/11/22

またまた益田ミリさんにほっこりさせられた。
私と同世代の人たちの話で、分かる分かる⋯と共感しまくり。
私も中年には飽き飽きです。

「若い頃って自分が歳をとることなんか想像もしなかった」
ほんとにねー。
数年前に着ていた服が似合わなくなったTシャツの祟りとか声の老化とか6桁以上の数字が覚えられなくなったとか、いざ中年になって初めて実感する不便さに頷くばかり。
ジップロック最強伝説！私もいつの頃からか何でもジップロックに入れちゃってるので苦笑い。
終活、そろそろ始めないとなー。
私も小さい楽しみ見つけていこ。
このメンバーに混じっておしゃべりしたくなった。私もシン・知人ってことで。

「中年には飽きたし、歳とるんはおもんないけども、歳をとれることに感謝して、人生折り返しなんかしないで、みんなで進んでいくのがええやんか」
ホンマやな。

2025/11/18

ボケとツッコミの華麗なるチームワーク。
中年じゃなくても、共感のオンパレード。
いや、分かるよ、分かる…。
ラストは3人になっているのも、何だかほっこり。

偶然にも、あいみょんと同じタイミングでの読破。

2025/11/13

どこ行っても買えなくて実家から送ってもらった！
このファミレス仕事終わりに行きたーい！
話聞いてる顔が可愛すぎる

2025/11/11

ミリさんてほんとに関西の人なんだなぁという。めっちゃおもしろかったのは、私が同世代だから？！中年に飽きた人には刺さるはず。