問題。以下の文章を読んで、家族の幸せの形を答えなさい の商品レビュー
自分の思春期の頃と重ね合わせながら読んだ。本当にいろいろな家族の形があるなかで、みんながそれぞれ納得のいく答えを持てたら良いなと思う。
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自分に近くて感情移入がしやすい作品と、自分の知らない世界の作品。どちらも好きなのだけれど、この作品はどちらでもないような。受験というものをちゃんとしなかったからなのか?家族の幸せの形を考えたことがないからなのか?よくわからない。ちょっとうらやましいのかな?私の家族の幸せの形は? ...
自分に近くて感情移入がしやすい作品と、自分の知らない世界の作品。どちらも好きなのだけれど、この作品はどちらでもないような。受験というものをちゃんとしなかったからなのか?家族の幸せの形を考えたことがないからなのか?よくわからない。ちょっとうらやましいのかな?私の家族の幸せの形は? 店長がバカすぎての話がリンクしてくるのは、面白かった。
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著者の過去作も数冊読みましたが、物語の中でのタイトルの回収方法が見事。読み進めていて、一回本を閉じて表紙をしばらく眺めていた時間がありました。様々な形の「家族」を著者の作品を通してみてきました。 物語序盤の思春期特有の不穏な雰囲気、終盤まで明かされない「あの人」の存在。 どんどん...
著者の過去作も数冊読みましたが、物語の中でのタイトルの回収方法が見事。読み進めていて、一回本を閉じて表紙をしばらく眺めていた時間がありました。様々な形の「家族」を著者の作品を通してみてきました。 物語序盤の思春期特有の不穏な雰囲気、終盤まで明かされない「あの人」の存在。 どんどんと物語に引き込まれていきました。お涙頂戴の感動はありません。信念を貫き通す強さやスイッチが入る場面のカッコよさで震えました。とてもお気に入りの本になりました。気合を入れる時にまた読み返し、主人公に力をもらいたいと思います。
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中学受験の頃を思い出して、いろいろな自分の昔を考えることができた 小説の内容は、思春期の気持ちが上手く表現してあったし、店長がバカすぎるとの絡みも凄く面白かった
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田舎出身の自分には未知の、中学受験の解像度があがった。が、ハマれなかった。小学生も親も意識高い。自分の頃の小4?空き地の伐採された枯れ木の山で秘密基地作ってたわ。 中盤までの家族のやり取りに、最後で理由が分かるとしてもイライラしてしまった。お母さんも話し方がきつくてなんか悲しい。...
田舎出身の自分には未知の、中学受験の解像度があがった。が、ハマれなかった。小学生も親も意識高い。自分の頃の小4?空き地の伐採された枯れ木の山で秘密基地作ってたわ。 中盤までの家族のやり取りに、最後で理由が分かるとしてもイライラしてしまった。お母さんも話し方がきつくてなんか悲しい。 『店長がバカすぎて』のメンバーが相変わらずでホッと安心した。
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何度か泣きそうになりました。 子供の頑張りって、いろんな意味で心がソワソワします。みんなに、それぞれの桜が咲く事を祈って。
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中学受験って大変…終盤にそういう家族だったのか-って予想外の展開に驚きつつ、お互い支え合う事が大切だと思った。
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読んで良かった。 図書館で借りて読んだけど、中学受験をするかもしれない我が子たちにも読んでみてもらいたいし、購入しておこうかな。 「今自分が出来ることを一生懸命全力でやるしかない」的な本って、ホント好き。こちらもやる気が湧いてくる。そして、十和の両親サイコー、見習いたいところ山...
読んで良かった。 図書館で借りて読んだけど、中学受験をするかもしれない我が子たちにも読んでみてもらいたいし、購入しておこうかな。 「今自分が出来ることを一生懸命全力でやるしかない」的な本って、ホント好き。こちらもやる気が湧いてくる。そして、十和の両親サイコー、見習いたいところ山ほど!
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
小学6年生の女の子十和と、その家族が臨む中学受験。 中学受験を通して、勉強だけじゃない、 十和の心の成長と家族が一つになれた心温まる物語。 十和は聡くて、世渡り上手。 心の中で思っていることも、大人みたいだなぁ、 と思う反面、 思春期の女の子の、自分でもどうしようも出来ないイライラや、拗ねたようなやる気のない感じだったり、 父親に対する嫌悪感ゆえの乖離した行動や、 そんなことをする自分への葛藤が書かれていて。 なかなか激しい思春期だなぁ。 父親も優しすぎない? と思っていたけれど、 幼少期に両親が離婚して、母親がいまの父親と再婚したステップファミリーだった。 と最後に判明して納得。 十和の勉強のゾーンに入ったところと、 家族でパソコンの前に集まって、合格発表をみていた場面がとても好き。 塾の合格体験記を頼まれて書いた、十和の文を読んで泣きそうになった。 「最後の合格発表を見たとき、家族が一つになりました。家族が一つ、みたいな言い方はずっと苦手でしたが、そうとしか言えない瞬間がありました。 あの瞬間のために勉強をがんばったと思えたことが、私の中学受験だったと思います。」 自分の娘の成長を見守っているような気持ちになれた本だった。
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最初は「こんなにいい家族なのに何が不満?思春期すぎる」と思ってたのだけど、ステップファミリーだったのね。まんまと主人公がパパ活してるのだと勘違いしてた。あんなにヒントあったのに!悔しい! 自分も勉強したいのにお金が無くて塾に通えなかった立場なので、ミカコの気持ちがすごく分かって痛...
最初は「こんなにいい家族なのに何が不満?思春期すぎる」と思ってたのだけど、ステップファミリーだったのね。まんまと主人公がパパ活してるのだと勘違いしてた。あんなにヒントあったのに!悔しい! 自分も勉強したいのにお金が無くて塾に通えなかった立場なので、ミカコの気持ちがすごく分かって痛かった。 寝る前30分に暗記をやると定着しやすい、過去問を図書館という不慣れな場所でやって昼食もひとりでとる、何が難しかったのかを言葉にすることが大事、など中学受験の役に立ちそうな話も多い。 思春期のピークに受験をするというのは確かにかわいそう。「受験をしなきゃよかったという人間を見たことがない」という父の言葉を胸に、自分の時はサポート頑張ろう。 やたらと本屋の店員のキャラが濃すぎると思ったら、作者の別作のキャラなのね。今度そちらも読んでみよう。
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