問題。以下の文章を読んで、家族の幸せの形を答えなさい の商品レビュー
2025/10/12 図書館より。 結局、人はいまやるべきことをやることでしか現状を切り拓くことができないのだ。 嘆いていたって、悶々と布団にくるまっていたって、何も生み出されないことをイヤになるほど知っている。
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中学受験を題材にとった小説。 前半に違和感のあったところがきちんと伏線になっていたのは良かった。 中学受験の話題と家族問題を土台にして物語が作られているが、ちょっと欲張りだったかもしれない。また、内容的には話の展開がうまくいきすぎだというようにも思った。
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すごく面白かった! 思春期の子の気持ちや葛藤が繊細によく描かれていて、自分の学生時代の記憶を重ねながら没頭して読めた。 目標を持って何かに取り組むことの大切さを感じることが出来、それを通して周りの人との絆を深めていく過程が良かった。 そして誰もが前向きになれる、幸せな結末で最...
すごく面白かった! 思春期の子の気持ちや葛藤が繊細によく描かれていて、自分の学生時代の記憶を重ねながら没頭して読めた。 目標を持って何かに取り組むことの大切さを感じることが出来、それを通して周りの人との絆を深めていく過程が良かった。 そして誰もが前向きになれる、幸せな結末で最高の読了感だった。
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小学生の思春期真っ只中の難しい感情を見事に表現できていた。受験に向けて努力する十和は思わず応援したくなった。お父さんもいいキャラでサクサク読み進めることができた。 著者の過去作とリンクしている部分も面白かった。
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中学受験を控えた小学6年生十和と、彼女をとりまく人たちの物語。「家族の幸せの形」に正解なんてない、それでも十和と十和の家族が出していく答えにうるっときます。「店長がバカすぎて」と同じ世界線で、アノ人たちも登場します。
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小6の娘がまさに中学受験に取り組んでいる今、その娘から勧められて読んだ本 苦しくなったり切なくなったりして、何度も涙しながら読んだ 早見和真さんて、なんでこんなに人間模様を描くのが上手なんだろう すごく感情移入してしまった そして店長!相変わらずで、ホッとする 笑
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こんな家族いいなと思えた。思春期の子どもの難しい時期に親子で一緒に頑張ってみるっていいのかもしれない。中学受験に対して否定派ではあったが、この小説にあるような家族で共有する感覚って大事だなと思った。
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家族の幸せの形という解けそうで解けない問題。 十和は中学受験を目指す塾に通っているが、いまいちやる気が出ていない。父も母も理解ある大人だと思うけど、手放しには受け入れられていない。十和のやる気のスイッチは——。 途中で父と血が繋がっていなくて、「あの人」が遺伝上の父だろうと予測できたが、家族の幸せの形というテーマでいうならば、血のつながりよりどれだけ親身になれるかなのだ。文字通り。十和の周りに素敵に大人が多くて良いなと思う。 中学受験を経験した身としては、どちらかといえばまだ素直なうちに(自分内比較)自分の道を選ぶ経験をしたのがよかったと思っている。だから十和が行きたい学校を見つけて、やる気のスイッチを入れたのがとてもよかったし、結果として当初の第一志望を選ばなかったのも、成長の証だと思った。それはやはり父と母という家族が真剣に十和に向き合って得られた「家族の幸せの形」なのだろう。 願わくば、中学受験を目指すすべての両親に読んでもらいたい。あと受験塾の先生にも。
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オーディブルで聴いた。 中学受験×家族の話と聞いて、家族が壊れていく話とかネガティブな想像をしていたら、その反対で中学受験をきっかけに家族がまとまっていく話だった! 小6の主人公が目標に向かって朝から晩までフルマラソンをするように勉強しているところは、私も頑張ろう(受験生ではないけど)と元気をもらえたし、結果発表のシーンは、結果にドキドキした。 主人公の父も母も良い親すぎて、羨ましい。 まさか、父が実の父ではないことや、あの人と呼んでいる人が実の父だったことも驚きだった。 「店長がバカすぎて」を何年か前に読んでいたのに全く内容を覚えていなくて、その書店が出てきて、「店長がバカすぎて」という名前まで出てきたので、早速オーディブルで聞き直している。 とにかく、主人公が勉強しているシーンからやる気を貰えた作品。
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『家族の幸せの形』など考えた事は無いけど幸せだと思えば幸せだし不幸と思えば不幸だと思えるし。 子どもが成長の段階だと親の接し方もそれぞれ違うだろうし… 答えはないでしょう。 親も子も相手を思いやる気持ちさえあれば良い形になるのかなとなんとなく思う。 作中に武蔵野書店の店長さんと書...
『家族の幸せの形』など考えた事は無いけど幸せだと思えば幸せだし不幸と思えば不幸だと思えるし。 子どもが成長の段階だと親の接し方もそれぞれ違うだろうし… 答えはないでしょう。 親も子も相手を思いやる気持ちさえあれば良い形になるのかなとなんとなく思う。 作中に武蔵野書店の店長さんと書店員さんの登場にうわぁ〜って思いました。 店長さんバカじゃないですよね(笑 かっこいいシーンでした つい先日『八月の母』を読んだ後の早見作品で多彩な才能をお持ちの作家さんと認識 さらに好きになりました
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