禁忌の子 の商品レビュー
面白かった!デビュー作と思えないほどの安定感。文章が読みやすい。城崎響介のケースファイル第二弾も楽しみ!
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話題になっているだけあって、とても面白かったです。 救急医として働く主人公の元に自分と瓜二つの遺体が運ばれてくる。 彼は何者なのか、自分の出生に何が隠されているのか…を探るストーリー。 導入からずっと先が気になる展開が続いて、まんまと夜更かしをして読み切りました。 中盤くらい...
話題になっているだけあって、とても面白かったです。 救急医として働く主人公の元に自分と瓜二つの遺体が運ばれてくる。 彼は何者なのか、自分の出生に何が隠されているのか…を探るストーリー。 導入からずっと先が気になる展開が続いて、まんまと夜更かしをして読み切りました。 中盤くらいで「ははーん、禁忌の子ってそういうことね」と思って読んでいた自分が恥ずかしくなるような展開が最後に待ち受けていてびっくり。 禁忌の子……なるほど………………。 医療用語が沢山出てくるし、生殖医療の少し難しい話も出てくるのですが、それによる読みづらさは特に感じないし、むしろ興味深いです。 話は結構ややこしいのに、なんでこんなに分かりやすいんだろう? あとは城崎のキャラクターが魅力的で、また彼が出てくる続刊が予定されているみたいで楽しみ。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
死体と自分はビックリするくらいそっくりやのに 奥さんとは似てなかったの? 友達は一卵性でない兄妹やのにめっちゃソックリやのに。 ラストは嫌だ。 どんな事情があっても人を殺めたら罪を償わないといけないと思う。 嫌な悪いやつでも生きる権利はあったやろうに。 おまけに赤ちゃん産まれしまった。 こんなのハッピーエンドではない。 モヤる終わり方やった。 私なら産まれた赤ん坊が30代の中川やったら面白かったな。
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本格医療ミステリー小説。 救急医の主人公の元に顔も体格も自分とまるで同じ人物が運ばれてくる。 頭からもう興味津々、鷲掴み。 しかも、主人公の友人で謎を解く役が感情を持ち合わせないイケメンという。 もう、面白いに決まっている。 ゆったりしているのに展開に無駄がなく自然に先へ先...
本格医療ミステリー小説。 救急医の主人公の元に顔も体格も自分とまるで同じ人物が運ばれてくる。 頭からもう興味津々、鷲掴み。 しかも、主人公の友人で謎を解く役が感情を持ち合わせないイケメンという。 もう、面白いに決まっている。 ゆったりしているのに展開に無駄がなく自然に先へ先へと読み進んでしまう。 だから、なるべく長く読んでいられるように頑張ってちびちび読むようにしたのに、後半からゆったり感がなくなって怒涛の展開に止められなくなって、結局ほぼ一気読み(苦笑) そういう展開ですかー、と驚いた。 途中まではドラマにできそうと思ったけど、内容が倫理的に難しいかも。放送に明るくないから分からないけど。 最後に第34回鮎川哲也賞選評が収められていて、青崎有吾さんの評があった。本作についても他の候補作についても分かりやすかった。 本作の評から抜粋 《スロースターターな作品だった。探偵役に既視感があるし、テーマも医療ものとしては珍しい類ではない。よほどうまくやらなきゃ面白くならないぞ、と思いながら読み進めた。 ところがこの方は、よほどうまかったのである。》
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コテコテの関西弁のやり取りから始まるので、あぁ、なんかハズレ引いたかも…と思っていたら、どんどん引き込まれていった。 考えさせられるテーマでもあった。 人格を形成するのは遺伝子なのか育った環境なのか。 いずれかだけでもなければ、いずれも違うのかもしれない。 フィクションだけど、身...
コテコテの関西弁のやり取りから始まるので、あぁ、なんかハズレ引いたかも…と思っていたら、どんどん引き込まれていった。 考えさせられるテーマでもあった。 人格を形成するのは遺伝子なのか育った環境なのか。 いずれかだけでもなければ、いずれも違うのかもしれない。 フィクションだけど、身近に起こりうることなんじゃないかと。
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前半から次の展開が気になる非常にハラハラする小説でした。 話の内容がリアルでも起こり得ることとクライマックスは衝撃の展開でした! あまりミステリー小説は読んだことがなかったけどこれを機にハマりそうです!
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救急医である主人公、そんな元に自分と瓜二つの顔をした身元不明の遺体「キュウキュウ十二」が搬送されてきた…何故自分と同じ顔の遺体が?その真相を巡る物語。 物語は救急医の主人公と、同じ病院で働く旧友の医者(この話の探偵役を担う)の2人を中心に進んでいく。 次々と明かされていく「キュ...
救急医である主人公、そんな元に自分と瓜二つの顔をした身元不明の遺体「キュウキュウ十二」が搬送されてきた…何故自分と同じ顔の遺体が?その真相を巡る物語。 物語は救急医の主人公と、同じ病院で働く旧友の医者(この話の探偵役を担う)の2人を中心に進んでいく。 次々と明かされていく「キュウキュウ十二」を巡る秘密、そして起こる第2の事件。 「禁忌の子」とは何なのか…、そして衝撃のラスト。 読む手が止まらなかった。 読み終わった時、「禁忌の子」とは?が分かるだろう。 医療関係の用語や知識を交えながら物語は進んでいくが説明もされていくため特に困る事なく読み進めることができた。 2025年に刊行予定の続編も非常に楽しみだ。
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うぅ…やばい。 面白すぎです。 凄かったです。 作者の山口未桜さん。 これがデビュー作?本当ですか…? 上手すぎでしょ。 現役のお医者さん… ということで、ちょっぴり納得です。 救命救急医の武田の元に搬送されてきた溺死体… が、まさかの自分と瓜二つ…。 …という入りです。...
うぅ…やばい。 面白すぎです。 凄かったです。 作者の山口未桜さん。 これがデビュー作?本当ですか…? 上手すぎでしょ。 現役のお医者さん… ということで、ちょっぴり納得です。 救命救急医の武田の元に搬送されてきた溺死体… が、まさかの自分と瓜二つ…。 …という入りです。 彼とともに事件を調べる探偵役は、城崎響介。 「きさききょうすけ」 彼は武田と同じ病院の消化器内科の先生。 最後まで淡々としていて…いい感じです。 来年にはシリーズ続編も刊行予定らしいので こちらも非常に楽しみ♡ 切ない内容だったけど… 久しぶりに頁を捲る手が止まらなかったなぁ。 皆さんも是非読んでみてね✨
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久々のミステリ、久々の一気読み、でした…。 本が自宅に届いたその日の夜に読み始めて、続きが気になりすぎて、真夜中3時前に意識が飛びそうになりながらも読み終えました。(笑) 医療もので、初めて聞く単語が時々出てくるものの、イメージが膨らむような言葉遣いですいすいと先に進みました。...
久々のミステリ、久々の一気読み、でした…。 本が自宅に届いたその日の夜に読み始めて、続きが気になりすぎて、真夜中3時前に意識が飛びそうになりながらも読み終えました。(笑) 医療もので、初めて聞く単語が時々出てくるものの、イメージが膨らむような言葉遣いですいすいと先に進みました。ミステリーって読みながらこうなるのかな、ああなるのかなって色々と自分でも推理しながら読み進めるけど、最後は全然想像もしていなかった方向で、ドキドキして、驚いて、久しぶりのミステリーが禁忌の子で良かったなと思いました! 面白かった…!城崎先生かっこいいなあ。(笑) 禁忌の子ってそういうことなのね…と最後の最後で納得。
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前半で禁忌の子ってそういうことなんだと思ってたら、後半になってえ?こういうことだったの?と衝撃的でした。 ラストはかなり考えさせられる展開でした。
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