二人一組になってください の商品レビュー
一言メモ、いじめ、だめ、絶対。それでもやめられないのが人間 ストーリーは、バトルロワイヤル的だけど、感じる部分はそこじゃなくて、一人一人悩みや葛藤を抱えながら、生きて死んでいく様。いじめは、いつの世もずーっと繰り返される、やめられない終わらない。 が、二人一組のルールに疑問が...
一言メモ、いじめ、だめ、絶対。それでもやめられないのが人間 ストーリーは、バトルロワイヤル的だけど、感じる部分はそこじゃなくて、一人一人悩みや葛藤を抱えながら、生きて死んでいく様。いじめは、いつの世もずーっと繰り返される、やめられない終わらない。 が、二人一組のルールに疑問が残ってもやもや… 『最後まで残った二人、及び一人のものが、卒業式に出席できます』 “及び”って、“もしくは”とか“または”のORじゃなくて、AND=プラスだと認識してたけど…だから、最後、3人生き残って終わり、でよかったのでは?と…それとも、“及び一人”は、担任のことなのか…最後に殺されたあの子は殺される必要があったのか…
Posted by
スクールカーストを意識しないわけにはいかなかった高校時代。今考えるとあんなものに囚われていたのは馬鹿馬鹿しいけど、でも、あの時は、この小説の一軍、二軍、三軍、それぞれの登場人物みたいに全員が全員必死だった……あの頃の愚かさを、「若かった」の一言で馬鹿にはできないなと。
Posted by
タイトルに惹かれて手に取った。 「二人一組になってください」という言葉を聞いたときの絶望感が蘇った。 内容はとてもシンプルで卒業式に突然始まったバトルロワイヤル。 当時の私が妄想していたような夢みたいな作品だったからなのか一気に読んでしまった。 しかし、読み進めていくと、生徒...
タイトルに惹かれて手に取った。 「二人一組になってください」という言葉を聞いたときの絶望感が蘇った。 内容はとてもシンプルで卒業式に突然始まったバトルロワイヤル。 当時の私が妄想していたような夢みたいな作品だったからなのか一気に読んでしまった。 しかし、読み進めていくと、生徒一人ひとりにもストーリーがあり、 優しくした結果、依存させてしまって疲れてしまった子。 悪口を言い合うだけの関係。 自分が助かることが精一杯で他の人にいじめをなすりつけてしまった人。 など実際に起こり得るであろう関係性がたくさんあり、それが故で裏切りが起こり、読んでいて苦しかったし、生徒のことを知っていく中で誰しもが何かしらにいじめられているという感覚にさえ陥った。 いじめと言うと典型的なものを指すことが多いが、言葉では表すことのできないいじめも存在するだろうなと感じさせられた一冊だった。 自分自身を振り返った時に私は真っ当な人生を送ってきたのだろうか…? 送ってこれたとは正直言えない。 だが、その経験を乗り越えたからこそ今の私が作られているのも事実としてある。 そして、もしかしたら私も無自覚に相手を攻撃してしまった可能性もある。だからこそ使う言葉一つ一つにしっかり責任を持って今後はより一層、注意して発言をしていきたい。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
悪意のないいじめ。学生の頃を思い出すと自分も悪意のないいじめをしていたのかもしれない。「二人一組になってください」、「〇人グループを作ってください」授業の中で1番聞きたくない嫌な言葉だな。いじめをした人、いじめを見て見ぬふりをした人には死を。この世の中からいじめがなくなることを願っています。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
うーん…まあまあかなあ〜 傍観する人も悪意あるよね みんな結局は自分が一番大事やもんなあ 二人一組になってください、とか嫌な指示ではある それだったら最初から出席番号順で、とかにしてほしいそのほうが平和やわ 仲良い子と組めるっていうのはいいけど残酷よな
Posted by
本紹介する動画であらすじ知って読んでみたかった本。予約待ちまあまあ多くて読めるまでに時間かかった! 初めて読む作者の本だった。 デスゲームってかんじでひとつのクラスの中て二人一組になって、なれなかった余りの人が死んでいく話。 最初はほんとには死んでないよね?っておもったけどほん...
本紹介する動画であらすじ知って読んでみたかった本。予約待ちまあまあ多くて読めるまでに時間かかった! 初めて読む作者の本だった。 デスゲームってかんじでひとつのクラスの中て二人一組になって、なれなかった余りの人が死んでいく話。 最初はほんとには死んでないよね?っておもったけどほんとに死んでたみたい。 よくニュースとかで報道されているいじめが原因の自殺とかで、被害者の子が受けたいじめの内容ってかなり暴力的でこれっていじめとかじゃなくてふつうに暴行で犯罪じゃんって思っていて、 いじめってクラスのみんなからはぶかれたり無視されたりっていう方が私のイメージとして強かった。 でもそれは世間一般的にはあまり表には出にくい影でのいじめみたいな扱いで 見て見ぬふりされがち。 この本はそういう外から見たら目に見えにくいいじめに焦点を当てて、見て見ぬふり 気づかないふりをする人を罰していくみたいな感じだった。 自分がされたこともあるし、なんかもう付き合うの嫌だなって思った子と分かりやすくあからさまな距離を置いたりしたこともあるから このクラスのいじめに対して心当たりがあるなと思った。 いつも一人余る地味な子と可哀想だからと時々組んであげる花恋のような優しい子ってほんとにいるのかなと思った、、 心の中ではそうしてあげたいと思っても そうすることによって自分も仲間だと思われて標的になる、それ以降ずっと周りから冷たく扱われる、とか考えるとあまりにも壮絶すぎてなかなか行動に出せないのが現実だと思ってしまう、、 花恋が臆せずできたのは誰からどう見てもカースト1位でいじめの対象になんかなりえなかったからできたっていうのもあると思う。 助けて欲しいっていう美心の気持ちも痛いほどわかる。 限られた学生生活をこんな地獄のような日々で生きていくのは辛すぎる。 どうしてもこういう状況って作り出されちゃうのかなと考えさせられる話だった。 いじめられる方にも理由があるとは思わないけど、仲良くしていたけど一緒にいる時間が長くなってくるとともに見えてくる友達の嫌なところとかどうしてもある訳で、それを我慢しながら付き合っていくのもなかなかきついときがある、、 それに耐えられなくなるとそういう距離ができたりみたいなことがでてきちゃうよねって思った。 学生生活だと狭い箱に入れられて共同生活みたいな感じだからどうしようもないことな気もしてくる。残酷だけど。 本としては話が頭の中で映像としてすごく浮かびやすくて引き込まれてスイスイ読めた。面白かった。映画にして欲しいと思った。 一人一人の家庭環境や友達関係とかがリアルで共感できる部分もあり ダークな部分が鮮明に書かれていることにより現実味を感じられた。 あとキラキラネームがすごい。考えるの楽しそう。 他の人の感想を読んで思い出したけど、最後の結末はたしかに意味不明だった。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
残酷で、ハラハラするものが読みたかったんだけど、 誰にも共感できなかったし、サクサク死んでいくのでグロさも悲しさも怖さも感じられず、残念だった そもそも、高校に入ってからは何もされてない。 自分から友達作る努力もせずに、毎回一人になる=いじめって どうなのそれ。 誰かが声かけてくれるの待ってるだけって 何でそんなしてもらう前提? ってイライラした それから死に方の違いって結局なんだったの?
Posted by
あらすじ 女子高生のあるクラスで3軍女子よりも下の階層にいる美心 卒業式の直前に担任による特別授業が始まった 特別授業は二人一組になり余ったひとりが失格(=死)となるゲーム そこで各々の階層での友情や各階層での見えない壁が入り乱れ生き残れるのは? 感想 サクサク読めるテンポ感で...
あらすじ 女子高生のあるクラスで3軍女子よりも下の階層にいる美心 卒業式の直前に担任による特別授業が始まった 特別授業は二人一組になり余ったひとりが失格(=死)となるゲーム そこで各々の階層での友情や各階層での見えない壁が入り乱れ生き残れるのは? 感想 サクサク読めるテンポ感ですが…。 途中読んでいて何度も本を閉じてしまう程の鬱展開 それでも2日もかからず読了(私はそんなに読むのは遅い方ですが) いじめについてとても考えさせられる作品 友情・妬み等各々友達と思っていてもやっぱり人によって捉え方やおもってる事が全然違いそれがよく表現できていてわかりやすく読みやすい作品だった。 内容がグロいが中学生等には読ませたい作品ですね。
Posted by
一気読み。 いじめとか無視とか、そんな学生時代があったことを思い出した。だからこそ一気読みできたのかな。 ただ死に方がグロテスク、映画化になったらどうなるんだろうとか思った。
Posted by
サクサク読めた 二人一組になってください…ってタイトルと、スクールカーストを題材にしてる点から自分の学生時代を思い出しそうで読むのを避けていた作品だったけど、どうも気になってしまい読了。 10代の人間関係って、狭い世界で築き上げられていて残酷だな…って思ってしまう。
Posted by
