新しい恋愛 の商品レビュー
高瀬さんにしては普通な気がした。でも、モヤモヤする思いやザワザワする気持ちがさすがの筆致で言語化されているところは健在で、楽しめました。
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所詮恋愛は2人だけにしか分からない……………… 他人から見たら……………… 2人が良ければd(^_^o)でしょ! 共感できる話は俺には無かったかなぁ(笑)
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恋愛にまつわる5つの短編。 若い子目線の頭でっかちで、恋愛を脳で処理しようとしているような物語に疲れる。 「ロマンティックが嫌」だとか意味わからないし、 歳の差婚への嫌悪感とか妙に潔癖な感じとかこれが今の若い子のリアルだとは思いたくないけど、これじゃあ恋愛も結婚もしたくなくなるよ...
恋愛にまつわる5つの短編。 若い子目線の頭でっかちで、恋愛を脳で処理しようとしているような物語に疲れる。 「ロマンティックが嫌」だとか意味わからないし、 歳の差婚への嫌悪感とか妙に潔癖な感じとかこれが今の若い子のリアルだとは思いたくないけど、これじゃあ恋愛も結婚もしたくなくなるよねと思う。 心の中にあって言葉にできないモヤモヤを言葉で提示するのが文学者の技の見せ所でもあるから、これらの恋愛話に我が意を得たり!と感じる読者もいるのだろうけど、こりゃあ少子化の流れは止まらないな〜。
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「全面同意」とは到底言えない。しかし僅かに、微かに共感のカケラが散りばめられていて、作者の鋭さと自分の性格の悪さにゾッとする。まったくときめかない恋愛短編集5編。①『花束の夜』→好きな人は社内であまり仕事の評価が高くないみたい。②『お返し』→毎年バレンタインチョコくれる幼馴染。③...
「全面同意」とは到底言えない。しかし僅かに、微かに共感のカケラが散りばめられていて、作者の鋭さと自分の性格の悪さにゾッとする。まったくときめかない恋愛短編集5編。①『花束の夜』→好きな人は社内であまり仕事の評価が高くないみたい。②『お返し』→毎年バレンタインチョコくれる幼馴染。③『新しい恋愛』→ロマンチックな男に嫌悪感。ラストはホラーだ。④『あしたの待ち合わせ』→私のことずっと好きな男がいる。その気はないけど。⑤『いくつも数える』→歳の差婚をめぐるあれこれ。お気に入りは①と③。社内の描写が本当に上手い。
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どの短編も主人公が20代30代。自身の恋愛にどこかモヤモヤしている主人公たちにいつしかそんな思いした頃もあったかなという気持ちで読みました。 作品「お返し」では、主人公が子どもの頃好きでもない、同じ知り合いの女の子からバレンタインチョコを貰い続け、最後高三を最後に途絶えたことを...
どの短編も主人公が20代30代。自身の恋愛にどこかモヤモヤしている主人公たちにいつしかそんな思いした頃もあったかなという気持ちで読みました。 作品「お返し」では、主人公が子どもの頃好きでもない、同じ知り合いの女の子からバレンタインチョコを貰い続け、最後高三を最後に途絶えたことを今の彼女に話すと、その彼女が返した言葉に私までなるほどと納得させられました。 「子どもの頃って、好きって気持ちの終点が、必ずしも両思いになることじゃなかった気がするんだよね。好きな人の意識にのぼること、記憶されること、忘れられないことの方が重要だったかも。(中略)中学生や高校生の時のことって、細部まで覚えていない。ましてや付き合ってもいない、自分が好きだった人でもない、ただ、自分のことを好きだって言っただけの人のこと、はっきり記憶し続けてるってすごいじゃんね。私だったらホワイトデーにどんな豪華なお返しをもらうより、そっちがいい。ずっとわたしのことを覚えていてくれているっていう、お返し」本文抜粋 表題の「新しい恋愛」では、姪の美寧々の結婚観に、今はそういうものかと考えさせられます。 「出会う前からお互いを設定して、条件が合う人だけ出会ってたのって・・合理的で古いなって思う。わたしはそれは、今あったら嫌だし、自分だったらやりたくないけど、昔はそれが普通だったんだよね。」本文抜粋 まさに見合いで結婚した私たち夫婦はそう見えるのかと考えさせられ、 「でも今は、違うでしょ。人を大切に思う気持ちを、大事にして、ちゃんと言葉にして伝えて、それで生活をずっと一緒にしたい人を探す恋愛をするのが、本来の人間らしい心で、とても良いことなんだよ」 本文抜粋 中学生の美寧々の世代では条件を設定せずに直接広く出会い、ピンときたら関係を深める。そんな恋愛が今一番新しい恋愛なのです。 話を聞いていた叔母である知星は、美寧々の恋愛観に納得するも、さらに美寧々の父、知星の義兄に新しい恋人ができたことを知らされ、美寧々が年齢に関係なく父が恋愛できることに感動していると聞かされ、驚きを隠せないところで物語が終わった点に私もドキドキ、モヤモヤしています。 表題になるだけに、この「一筋縄でいかない恋愛」として私にとっては一番でした。 とても読みやすい短編集。今後も高瀬隼子さんの作品が気になりそうです。
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やっぱ、髙瀬隼子の小説、今回は短編集だったけど面白い! さすが会社員やってただけあって職場の会話とか飲み会での会話とかあるあるでリアル。 なんか登場人物が一癖あるのもいい。 彼のことは好きだけど”ロマンチック”を毛嫌いしていてそれを避けるために自分からプロポーズしちゃうとかね。 ...
やっぱ、髙瀬隼子の小説、今回は短編集だったけど面白い! さすが会社員やってただけあって職場の会話とか飲み会での会話とかあるあるでリアル。 なんか登場人物が一癖あるのもいい。 彼のことは好きだけど”ロマンチック”を毛嫌いしていてそれを避けるために自分からプロポーズしちゃうとかね。 幼なじみのバレンタインにいつも水色の箱で家に渡しにくる女の子の話しとか、さまざまな恋愛に形が5編あって、それぞれみんな面白く読了。
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『新しい恋愛』と『お返し』が初読み。 どちらも読み進めながら「えーっ!」となることが多い、ちょっと不思議な話だった。 『お返し』は冷静な「キュン」物語で 『新しい恋愛』は近未来恋愛価値観物語かな。 STORY BOX掲載だった『あしたの待ち合わせ』も収録されてた。
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うーむ。 興味深い作品ばかりだけど、登場人物の気持ちがわかるようなわからないような。 新しい恋愛が1番好きかな。近未来のマッチングアプリ世代が2世代続いた後の揺れ戻しみたいな、純愛礼賛時代の話。 マッチング結婚した親に好きな人ができたのを、純愛世代の娘が全肯定。まぁ、恋はおちるも...
うーむ。 興味深い作品ばかりだけど、登場人物の気持ちがわかるようなわからないような。 新しい恋愛が1番好きかな。近未来のマッチングアプリ世代が2世代続いた後の揺れ戻しみたいな、純愛礼賛時代の話。 マッチング結婚した親に好きな人ができたのを、純愛世代の娘が全肯定。まぁ、恋はおちるものですから、止められませんよね。
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初読みの作者さん。全編とおして、自分の中の恋愛に関する感情をいろんな角度から拾い上げられているような、うっすらとした共感を感じながら読了。 最後の作品、年齢差はいくつまでならキモくないのか、男女の年齢差のどちらが年上かで搾取する・されるは逆転するのか、若さは魅力にどの程度影響する...
初読みの作者さん。全編とおして、自分の中の恋愛に関する感情をいろんな角度から拾い上げられているような、うっすらとした共感を感じながら読了。 最後の作品、年齢差はいくつまでならキモくないのか、男女の年齢差のどちらが年上かで搾取する・されるは逆転するのか、若さは魅力にどの程度影響するのか、それなら純粋な恋愛に年齢差制限はあるのか…??などなど連想しながら読んだ、印象深い短編でした。
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『おいしいごはんが食べられますように』を以前読んで、最近何度か書店で見てやっぱり気になるなーと思って買ったこの本。 この著者の描く感じやっぱり好きかも!って思えた。どんどん読みすすめられるんだけど、たまに同じ文章を3回くらい読み返し、反芻して、状況や感情を味わう。そんな読み方がで...
『おいしいごはんが食べられますように』を以前読んで、最近何度か書店で見てやっぱり気になるなーと思って買ったこの本。 この著者の描く感じやっぱり好きかも!って思えた。どんどん読みすすめられるんだけど、たまに同じ文章を3回くらい読み返し、反芻して、状況や感情を味わう。そんな読み方ができる本。
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