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深淵のテレパス の商品レビュー

3.9

252件のお客様レビュー

  1. 5つ

    57

  2. 4つ

    108

  3. 3つ

    65

  4. 2つ

    10

  5. 1つ

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2025/10/27

ホラー三冠の作品ですが、怖くない。怪談会に誘われて行った女性に起こる怪異を解決するために、勤めている会社とは別で活動する「あしや超常現象調査」で上司晴子さんと部下越野が謎を解いていく。中盤からはどんどん先へ進んでいくけど全く怖くなかった。でも閉所&暗所恐怖症の人には苦しいかも。

Posted byブクログ

2025/10/25

思ったよりだいぶライトだし、思ったよりミステリ寄りな気が。。 調査分析していく展開は面白いから 思ったのとは違ったけどサクサク楽しく読めた ただキャラのクセが強い、、

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2025/10/24

「変な怪談を聞きに行きませんか?」と会社の後輩に誘われ、高山カレンは一緒に怪談イベントへ。その後、怪奇現象に悩まされることに。濡れ雑巾を床に叩きつけた時の音のような「ばしゃり」という音が聞こえ、床に汚水、ドブ川のような臭い、どれも暗闇で起こる。藁をもつかむ思いで、『あしや超常現象...

「変な怪談を聞きに行きませんか?」と会社の後輩に誘われ、高山カレンは一緒に怪談イベントへ。その後、怪奇現象に悩まされることに。濡れ雑巾を床に叩きつけた時の音のような「ばしゃり」という音が聞こえ、床に汚水、ドブ川のような臭い、どれも暗闇で起こる。藁をもつかむ思いで、『あしや超常現象調査』に助けを求める。調査によって徐々に分かってくるのだけど、高山カレンの様子がおかしくなっていく…。 高山カレンはどうなってしまうのか…? ものすごく怖いというわけではないです。でも面白かったです。たぶん『あしや超常現象調査』のメンバーが良かったからかな。リーダーの晴子はサバサバしてていい。アシスタントの越野はビクビクしている感じだけど、仕事は出来る。外部の人間で晴子たちの調査に協力している探偵の倉元と超能力者?の犬井は、ブーブー言っているけど頼りになるし。原因究明のため、奮闘します。一つ分かるとまた新たな壁にぶち当たり、なかなか真相には辿り着きませんが、それでもみんなそれぞれの得意分野を活かして怪奇現象の原因を突き止めていきます。この4人のチームワークが素晴らしい。 最近ホラーを読んでいると、色々な要素を詰め込み過ぎていると感じことがあります。この作品はシンプルな感じで読みやすくて良かったです。 ただ、もう少し高山カレンの背景がもう少しハッキリしてたら良かったかな。

Posted byブクログ

2025/10/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

面白かった。4.3くらい。 内容的には『マイ・ゴーストリー・フレンド』を思い出して、似た時期で似た所が出てくるのなんかやだなとは感じた。戸山公園のニュースが出て感化されちゃったのかな。 都内にあると使いたくなるのはわかるが。 テレパスは2024年でマイゴーストリーは2025年だった。小泉八雲の話もあったし、ウケそうなのを拾ったのか? ミステリーとして超常現象を分析するところが良い。ゴーストハントシリーズを思い出す。 謎を追いかけるのは『残穢』 高山カレン 名前がカレンなの絶対狙ってるだろと思ったら案の定。ちょいちょいウエメセというか、モラハラパワハラ気質なのが見え隠れしていたので、やっぱりなと思った。部下のさゆりの明らかなおべっかをスルーしながら内心満更でもなさそうなところや、晴子や越野の評価を下すところとか。 井ノ上の包装をしないで渡してくるところは普通に怖かった。何を仕込まれたのかわからないし。 井ノ上は優秀だったからパワハラ被害を受けなかったのか? 派遣切りになってから訴えるあたり、高山カレンにフラレたせいでの虚言という線も拭えないところがなあ。 パワハラあったんだろうけど、高山カレンへの容姿や地位への反発で言ってる可能性も捨てきれず…という塩梅が上手い。でもパワハラあったと思う。 実写化なら高畑充希が浮かんだ。あとは有村架純。カレンっていう容姿じゃなくて良い。単純に2面性が見たい。 晴子 実写化するなら栗山千明が浮かんだ。背の高い女優があとは思いつかない。背の高いカッコいい女優さんにやって欲しい。ぶっちゃけ演技力無くてもなんとかなりそう。 背の高い女優調べたら杏が174cmだったので、良いかもと思った。栗山千明は162cmだった。 越野 腰巾着だから越野? ブラック企業の割にYouTuber出来る余裕があって羨ましい。 神木隆之介あたりが浮かんだけど、まあ穏当にジャニーズでも良いんじゃないかな。 メイン2人は作品的に演技力が必要そうな場面が無くて、出来事への反応ばかりなので、バラエティをそつなくこなせるならいけそう。 演技力は犬井、倉元、高山カレンには必要だと思うので、そこら辺はきっちり抑えてあればいけそう。 犬井 最後活躍したところを含めて、あまり見ないキャラ付けで面白い。倉元よりレアでは? 倉元 便利なお助けキャラ。時間が掛かりそうなところをショートカットしてくれる。便利すぎる。 でも助かる。 桐山楓 家庭面に問題有りだが、まあ演技力もそんなに?雰囲気で誤魔化せるか? オカルト的な解釈をすると、太村義一が鹿山兼明に反応しさらに贄を求めたってことなのかなあとは思う。 いや違うか。高山カレン達は洞窟に帰りたいと願っていたから、木箱や写真とともに鉛筆ごと地下に帰りたかったのだろう。 ミステリー的な解釈をすると、高山カレンがたまたま地下を見つけて、たまたまムカついた相手を地下に誘導した、となる。 無理矢理すぎる。 無理矢理すぎる接点だったが。 鹿山が1人で地下の穴を施設まで掘ってたどり着くのも無理矢理すぎるが。

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2025/10/20

面白くなかった。 直前に読んだ、同じ版元で同じデビュー作の禁忌の子に比べたら僅かにマシだとは感じたが、それでも全然ダメだったなー。 内容とは関係ないが、この作家さん、仕事でいろいろと大変な思いをしてるんだなというのが伝わってきて、そこは少し親近感を覚えた。

Posted byブクログ

2025/10/18
  • ネタバレ

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普段読まないホラー。絶対何かの雑誌で見て読みたいと思った本なはずなのに、その記事が残ってなかった。予約本に入れたからか?いやー、怖いし面白かった。水の音、ドブの匂い、暗闇。日本軍が本当にオカルトの研究をしてたのかは不明だけど、ありそうだよな。超能力の研究は過去にしてたんだし。心理学を学んだものとして、これは読んだことがある。七瀬シリーズも好きだし。力を発揮できる環境が人によって違うことや四分の一を三分の一にする力しかないという犬井の話はとても興味深かった。思わせぶりな晴子の過去についても児童養護施設で倉元と知り合ったということしか明かされず、これは絶対続編あるでしょ。カレンのパワハラも興味深かった。仕事人間は自分がパワハラをしていることに気づいてないのだ。怖いことだ。私も断然越野派なので、ほんと仕事辞めれて良かった。

Posted byブクログ

2025/10/18
  • ネタバレ

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面白かった。 変な怪談を聞いたら変な現象に合うようになった、というシンプルな入りからテンポよく進んでいくので先が気になってあっという間に読んでしまった。とにかく最後まで無駄な描写がなくそれぞれキャラも立っていたので読みやすい作品。 ただ終盤はただの脱出劇になってしまいホラー的な成分は薄い。中盤までの対策がどんどん潰され迫って来る恐怖は良かった。

Posted byブクログ

2025/10/18

ホラー小説初心者なので色々読んでいる途中ですが、好きな系統に出会えた!と思いました。 ばりばりに恐怖を煽るというよりも、事象は事象としてオカルト方面からもリアリティ方面からも探って解決していきましょうというお話。 とはいえ、ちゃんと能力の備わったキャラクターも登場するのでリアリ...

ホラー小説初心者なので色々読んでいる途中ですが、好きな系統に出会えた!と思いました。 ばりばりに恐怖を煽るというよりも、事象は事象としてオカルト方面からもリアリティ方面からも探って解決していきましょうというお話。 とはいえ、ちゃんと能力の備わったキャラクターも登場するのでリアリティ思考一辺倒ではないのも面白いところ。 登場人物一人一人に好感が持てて(名前だけの磐井教授ですら)、キャラクターの作りがとても丁寧でした。それぞれを掘り下げた物語も是非読んでみたいです。 伏線というか、事象の繋がりなんかもきちんと辻褄が合うように用意されていて無駄のない構成でた。 続編をぜひ!と思っていたらもう出てる!読まねば!! 映像化も見てみたいけど、コミカライズされるなら田中靖規先生でどうでしょう?

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2025/10/18

「深淵のテレパス」(上條一輝)を読んだ。 うわ!これ面白いわ。 迫り来るものに対する不気味さと照明器具でキンキンに照らされた部屋のイメージが強烈に突き刺さる。 「骨灰」(冲方 丁)とか「パラサイト・イヴ」(瀬名秀明)とか思い出した。 地下から抜け出すための解決策が『え!』っ...

「深淵のテレパス」(上條一輝)を読んだ。 うわ!これ面白いわ。 迫り来るものに対する不気味さと照明器具でキンキンに照らされた部屋のイメージが強烈に突き刺さる。 「骨灰」(冲方 丁)とか「パラサイト・イヴ」(瀬名秀明)とか思い出した。 地下から抜け出すための解決策が『え!』っとなるくらいの奇抜さでなので笑ってしまったよ。 ホラー小説って正体が見えたところがクライマックスであとは萎んでいく宿命にあるんだけれど、この作品はキャラクターのコミカルさも持ち味なので読み手のテンションが下がらないんだな。

Posted byブクログ

2025/10/16

謎解きミステリーとホラーが合わさった作品で、先が気になり面白かった。 オカルトの捉え方や対処法も独特でした。

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