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深淵のテレパス の商品レビュー

3.9

94件のお客様レビュー

  1. 5つ

    22

  2. 4つ

    40

  3. 3つ

    22

  4. 2つ

    5

  5. 1つ

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2025/02/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

あらすじや前情報無しで読んだ為、思ったのと違くてびっくりしたがすごいよく出来た面白い作品だと思った。 点と点が繋がり線となる感覚、真実が見えてきたときの興奮が素晴らしいものだった バディ物なのかと最初思ったが、個性的な仲間達が何人も出てきて このキャラは誰だっけ?というのが無くて読みやすくサクサク進むのが心地よい 個人的にシリーズ物になって欲しいのだけど、ダメですか?見たいんですが! 主人公達の成長もあり、人間の黒さ全てが楽しくみれました。 さすが大賞やなって気持ち。 最後、元凶の幽霊が…………依頼者に………考察が捗ります。 わたしはまだ理解出来てないから考察途中 元凶の恨みの理由ちょっと曖昧なのが惜しいので☆4

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2025/02/12

うっかり怪異に見舞われた女性、怪異解決YouTuber(?)、怪異の根本のような存在感をもつ少女、その他の人々もまだまだそれぞれの過去や別エピソードを読ませて欲しいような素敵なキャラクターばかりの物語でした。2025年中に続きが出ると帯にあったので楽しみすぎる。某比嘉姉妹シリーズ...

うっかり怪異に見舞われた女性、怪異解決YouTuber(?)、怪異の根本のような存在感をもつ少女、その他の人々もまだまだそれぞれの過去や別エピソードを読ませて欲しいような素敵なキャラクターばかりの物語でした。2025年中に続きが出ると帯にあったので楽しみすぎる。某比嘉姉妹シリーズみたいにたくさん読みたいです。 オカルトと科学が押し合いへし合いしていくことで、嫌な現実感のあるホラーに感じられてよかったです。伏線回収も無理なく綺麗にされてて良かったけど、逆に一つだけ物言いするとすれば、伏線回収とか話の構造が良すぎてホラーのおどろおどろしさは頭から離れちゃったように感じました(昔のザラついた映像のホラー映画と、最近のSFX?とかCGとか駆使された綺麗な映像の違いのような)。良すぎて物言いも変な話ですが… でも話としてほんとに面白かったです!!最後の一行でまた最後にスッと肝が冷えて良かった

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2025/02/09

オカルト要素が盛りだくさんなのに、物語が渋滞せずに怪異が語られている点で満足度が高かった。最後の余韻まで。

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2025/02/11

とある怪談を聞いた日を境に怪現象に悩まされる女性と、それを解決しようと模索するYouTuberの2人を中心に繰り広げられるホラー。 しかし、ただ怖いだけではない、読了感のあるホラーサスペンスエンターテイメントだった。 水にまつわる怪奇現象はじめじめと湿り気を帯び、「呼び水、水を向...

とある怪談を聞いた日を境に怪現象に悩まされる女性と、それを解決しようと模索するYouTuberの2人を中心に繰り広げられるホラー。 しかし、ただ怖いだけではない、読了感のあるホラーサスペンスエンターテイメントだった。 水にまつわる怪奇現象はじめじめと湿り気を帯び、「呼び水、水を向ける、水の泡」といった文中の言葉にもどきりとさせられた。 登場人物1人1人に無駄がなく、キャラクター性も豊かで愛着が湧き、物事全てにおいて伏線を感じられた。 怪奇現象へ探究心を持つYouTuberの1人晴子の過去や、超常現象を研究する磐木教授の実態などが本文では語られていなかった部分があるため、今後の続編に期待したい。

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2025/02/09

映像だと怖いのかと思うが読んでいるには全然恐怖ともならなかった。最近ホラーばかり読んでいるので耐久性?免疫がついたのかも。 不可思議な現象をオカルトではなく科学的に解明しようとする話は結構好きかも知れない。続編がでたら読んでみたい。

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2025/02/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 とある怪談を聞いた女性の身に降りかかる異音、異臭、汚水といった怪異を『あしや超常現象調査』と名乗る二人組が探っていくホラーで、『変な怪談』の不気味さや終始背後に忍び寄ってくるような恐ろしさ、浮かび上がる意外なものとの共通点など謎が謎を呼ぶ構成になっていて背筋が寒くなりつつも頁を捲る手が止まらなかった。『リング』を彷彿とさせるような描写があったのも良かった。

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2025/02/06

創元ホラー長編賞受賞 2024年に1回限りの新人賞だったらしい 旧題 パラ・サイコ 確かに旧題のままだとよくわからないかも 「変な怪談を聞きに行きませんか」 大学のオカルト研究会のイベントへの誘い そこから始まる怪奇現象 水の落ちる音・異臭・汚水 怪談かミステリーか、あるいは...

創元ホラー長編賞受賞 2024年に1回限りの新人賞だったらしい 旧題 パラ・サイコ 確かに旧題のままだとよくわからないかも 「変な怪談を聞きに行きませんか」 大学のオカルト研究会のイベントへの誘い そこから始まる怪奇現象 水の落ちる音・異臭・汚水 怪談かミステリーか、あるいは超常現象へと進むのか 結局いろんな要素を取り入れていくのです ただ パワハラとか派遣切りまで扱うとしたら もう少しそのあたりも深入りしていただきたいかなと思うのです 参考文献からすると ホラーを科学的に表現したいのかなと 私もそういう冷静なホラーが好きですので 頑張っていただきたいです イベントで心霊現象の被害者となる女性を助ける為奔走する「あしや超常現象調査」の二人 この二人の関係性がよろしくて、なんとなく シリーズ狙っているかしらと思う タイトル引用として 「リング」「仄暗い水の底から」の2作を挙げていましたが タイトルだけでなく テレパスだとか水とか内容にも重なりが見れます もうこれらの2作品が引用されてくる事を思うと 歳とったなあと思うのです

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2025/02/05

読んでるうちはヒタヒタと何かが追っかけてくる気配を感じますが、読後感は爽やかで不思議な気持ちになるホラーでした。あまり印象には残らないかもしれません。 あらすじ とある大学のオカルトサークルの座談会に行って呪われたという女性から依頼を受けて調査することになったユーチューバー...

読んでるうちはヒタヒタと何かが追っかけてくる気配を感じますが、読後感は爽やかで不思議な気持ちになるホラーでした。あまり印象には残らないかもしれません。 あらすじ とある大学のオカルトサークルの座談会に行って呪われたという女性から依頼を受けて調査することになったユーチューバー。女性によると明かりのないところでバシャッという濡れた音が聞こえるのだそう。調査を開始してしばらくしてようやく画面に収めることに成功するが、その座談会で呪われた5人の人物は座談会から2ヶ月で次々と失踪していることを知り焦る主人公たち。怪音の正体とは、なぜ光のないところでのみなのか、謎は深まる。 開始10ページくらいですぐに怪異は訪れ、さらに展開も早いので、見てて飽き飽きすることはありません。また、梶の取り方が凄まじく、無難に調査して得られた仮説を考えていると、あ、そっちに行くんだ!と思います。見事な怪異ですし、モダンホラーを読みたい方にはピッタリです。 あとはテレパスの話が面白かったです。人それぞれによって得意とする環境があるように、超能力者にも集中できる環境があり、それによって左右される不安定さが物語に緊張感を与えています。最後も大丈夫か?となりますが、そこはハッピーエンド、素晴らしい終わりでした。

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2025/02/05

きっかけはホラーだけど、個々のキャラが立っていて途中から推理小説として楽しんでいました。 主人公の謎…というかきっかけは解明されなかったので、続編期待。

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2025/01/31

オカルトを全肯定しないホラー小説。 霊的現象は起きますが優しく温かみのある語り口なので怖くないです。 霊ではなくて人怖?と思わせる所もあります。 オカルトでも化学でも説明できない不思議な事がこの世にはたくさんあって、今後それが別のやり方で解明されていくかもしれないという考えが新...

オカルトを全肯定しないホラー小説。 霊的現象は起きますが優しく温かみのある語り口なので怖くないです。 霊ではなくて人怖?と思わせる所もあります。 オカルトでも化学でも説明できない不思議な事がこの世にはたくさんあって、今後それが別のやり方で解明されていくかもしれないという考えが新鮮でした。本当にそうだとしたらワクワクします。

Posted byブクログ