籠の中のふたり の商品レビュー
一気読み。 犯罪を犯してしまった男と弁護士の男、全く生き方が異なるいとこ同士なのに、事件をきっかけに二人の同居が始まる。 薬丸岳の小説には、こういう境遇の人々を描いた小説が多い。 一線を越えた人間の再起の困難さ、人々の態度の変化が丁寧に描き込まれていた。 本を読むことで、読者も想...
一気読み。 犯罪を犯してしまった男と弁護士の男、全く生き方が異なるいとこ同士なのに、事件をきっかけに二人の同居が始まる。 薬丸岳の小説には、こういう境遇の人々を描いた小説が多い。 一線を越えた人間の再起の困難さ、人々の態度の変化が丁寧に描き込まれていた。 本を読むことで、読者も想像力を鍛え、残酷な行動の抑止力につながっている、、、と信じたい。
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傷害致死の罪を犯した従兄弟の身許引受人となった弁護士の快彦。 実は従兄弟の犯した罪も自分に関わるものだった。 もつれた糸が段々解されて行く様に事件の真相が明らかになる。 読んでいて苦しくもなるが、最後は2人も籠から出られたのかなとちょっと安堵する。
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孤独な弁護士と人殺しの罪を背負う男 少年をテーマにしたものではなく、氏にしては重くないというか、軽い部類 なんか東野圭吾を感じる雰囲気だった 読みやすく、途中、都合良すぎなストーリーという気もしたが、最後の数ページは結局泣くってパターン 読後感は良い
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SL2024.10.1-2024.10.2 思ったより重い話だった。ちょっと少女漫画のような過去話で残念な面もあり。 主人公たちの周りの人がみんないい人で現実的でないと思いながらもけっこうみんな好き。
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薬丸岳は結構重めの話が多いですが、今回も同様。最近の作品はそれほど感動しなかったけど、今回のはストーリー展開も飽きさせず、久しぶりに良かった。☆4.5くらいで、個人的には今年3本指に入る感じ。 後で気が付きましたが、快彦:母親の自殺、亮介:父親の失踪、とトラウマ的なものも対比してたりするのかな?
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最後、「大袈裟じゃない?そこまで自分を追い込むんか?」ってなってしまったと同時に、そこまでの想像力があるなら絶対人を殺める前で止められてたとも思ってしまう これまでの薬丸岳作品より、リアリティさに欠けるので★三つ
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世の中にはとんでもなく悪い奴がいる。 しかし、ほとんどの人は、周りの大切な人とのささやかな幸せを大切にしている。 主人公の村瀬快彦と、その関わりのある人たちみんなが幸せになってほしいと祈りながら読み進めた。 一気読みだった。
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ものすごく悪い人がいて、ものすごくいい人がいて、大切な人を傷つけないように守る人がいて、守られている人がいた。 守ろうとする人が抱える秘密を知りたくてなんとか最後まで読み進められた。 地元の同級生たちは夜な夜なグリッパーに集まるのが、月9みたいなドラマっぽかった。
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弁護士・村瀬快彦は傷害致死事件を起こした従兄弟の蓮見亮介の身元引受人となり、釈放後に二人は暮らし始める。小学6年生のときに母親が自殺し、それ以来、他人と深く関わるのを避けてきた快彦だったが、明るい亮介と交流することで人として成長していく。だが、ある日、母が結婚する前に父親の安彦に...
弁護士・村瀬快彦は傷害致死事件を起こした従兄弟の蓮見亮介の身元引受人となり、釈放後に二人は暮らし始める。小学6年生のときに母親が自殺し、それ以来、他人と深く関わるのを避けてきた快彦だったが、明るい亮介と交流することで人として成長していく。だが、ある日、母が結婚する前に父親の安彦に送った手紙を見つけ、自身の出生に関わる衝撃の秘密を知る。二人は全ての過去と罪を受け入れ、本当の友達になれるのか――。著者史上もっともハートフルな物語が誕生。最後に芽生える真の友情に、あたたかい涙が止まらない! 【Google books あらすじより】 あたたかい涙…… 流れなかった。 感想は「昭和のドラマを観ているみたい」 いや、昭和のドラマもいいけどね。 なんていうか うん そんな感じです。 でもさ いとこっていいよね。 私は年に数回しか会えなくて、お正月とかいとこと遊べるって思うとワクワクしてたなぁ。 自分の子どもといとこ達を見てても、会えば嬉しそうにキャッキャッしてるから微笑ましい*ˊᵕˋ* こないだスマホのアルバム見返して 4歳の姪っ子ちゃんが うちの次男君にベッタリ甘えてる写真見つけてニヤニヤホッコリしちゃいました(*´`)♡
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殺されて当然の人間がいることは事実。 でも、人が人を殺して良いという理由はない。 必殺仕事人がいればいいのにな、と思わなくもないけど。
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