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闇祓 の商品レビュー

4.1

142件のお客様レビュー

  1. 5つ

    46

  2. 4つ

    64

  3. 3つ

    26

  4. 2つ

    2

  5. 1つ

    0

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2024/10/16

闇ハラスメント(闇ハラ)とは、精神や心が闇の状態にあることから、自分の事情や思いなどを一方的に相手に押しつけ、不快にさせる言動や行為。 人気作家の辻村深月さんが作った言葉で、辻村深月のホラーミステリ小説『闇祓(やみはら)』でも取り上げられています。この小説では、闇ハラ、つまり自...

闇ハラスメント(闇ハラ)とは、精神や心が闇の状態にあることから、自分の事情や思いなどを一方的に相手に押しつけ、不快にさせる言動や行為。 人気作家の辻村深月さんが作った言葉で、辻村深月のホラーミステリ小説『闇祓(やみはら)』でも取り上げられています。この小説では、闇ハラ、つまり自分の事情や思いなどを一方的に相手に押しつけ、不快にさせる言葉や行為が描かれています。

Posted byブクログ

2024/10/16

ブクログでの評価が高かったのと、文庫になっていたので新品を購入してみた。 辻村さんは、私には当たりハズレがあるからどうかなぁ? 先ずは一章を読み終わる。 うん、流石辻村さん。 学校風景とか、友人関係、描写が巧み過ぎる。 怪しい転校生が現れる。澪は学校を案内するも、彼の距離感...

ブクログでの評価が高かったのと、文庫になっていたので新品を購入してみた。 辻村さんは、私には当たりハズレがあるからどうかなぁ? 先ずは一章を読み終わる。 うん、流石辻村さん。 学校風景とか、友人関係、描写が巧み過ぎる。 怪しい転校生が現れる。澪は学校を案内するも、彼の距離感がおかしい。初対面で、『今日、家に行っていい?』と言われたり、実際家の近所に彼が出没したり。。。 不安に思った澪は憧れていた先輩に助けを求める。 憧れていた先輩と急接近するのだが、次第に先輩に違和感を覚える。。。 そして二章。 ガラっと舞台が変わり、今度は団地。 えー!!!これ短編だっけ?? 新品で買ったのにーーー!!! チェックしたはずなのにーーー。 と裏表紙を読むと、長編って書いてある。 良かった!(⌒-⌒; )死ぬかと思った(笑) この章では、アナウンサーの奥さんが、息子が通う小学校の読み聞かせボランティアに参加するところから始まる。 個人的にはこの章が一番ゾワゾワきた。 何と言うか、人間の承認欲求みたいなもの?マウント?意外と自分が意識しないでやってきた行動が浮き彫りにされるような気がした。 辻村さんはそういうところを描くのが上手い。 さて、この物語は私を何処に運んでくれるのか?とワクワクして読んだのだが、最後は何となく消化不良のまま終わってしまった(⌒-⌒; ) この本はホラーらしいけど、私はこういうあり得ない設定の本が苦手なのかなあ?? (吸血鬼で大興奮しているのだから、そんな筈はない) こんなに評価の高い本を楽しく読み終わらなくて残念(ToT) ひとつひとつの章はそれなりに面白かったのだけどな。。。

Posted byブクログ

2024/10/12

正直なところ、なんだかわかったようなわからないような、微妙な話でした。ホラーと言えばホラーなのですが、純粋なホラーとも言えず。第1話と第2話の内容が全く異なる話なので、めんくらいますが、そんな感じで、短編が4つ続いた後の最終話でいろいろなことがつながっていくといった展開。4つの短...

正直なところ、なんだかわかったようなわからないような、微妙な話でした。ホラーと言えばホラーなのですが、純粋なホラーとも言えず。第1話と第2話の内容が全く異なる話なので、めんくらいますが、そんな感じで、短編が4つ続いた後の最終話でいろいろなことがつながっていくといった展開。4つの短編が、人の嫌な部分を結構見せるので、後味が良くなかったかなぁ。

Posted byブクログ

2024/10/08

序盤は話の要点が掴めず、読み進めるのがしんどかったのですが先の内容が気になり一気に読み進めることぎできました。誰もが経験したことのあるような身近な人の恐怖が描かれていて、ゾワっとさせられました。

Posted byブクログ

2024/10/06

いろんな人物の話に飛んで混乱していったが、読み進めると綺麗に回収されていって綺麗に繋がった。違和感だらけの話が続いてよく理解できないなと思っていたが、話が進むにつれどんどんひきこまれていった。最後の展開も意外なもので面白かった。

Posted byブクログ

2024/10/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

『闇祓』読了。 読み始めから そわそわした。 最後の方は ちょっと頭混乱して涙が止まらなくなったけど、最後までドキドキだった。 やっぱり、辻村深月さんの紡ぐ言葉は 良いねぇ。すごく伝わって来るから、どんどん引き込まれる。そわそわゾクゾクドキドキ、おもしろかった。 ところで、竹は魔除け効果あるの?

Posted byブクログ

2024/10/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

さすが辻村深月さん。 本当に文章が読みやすい。短編かと思ったら最後で全部が、、、伏線回収されました!笑 どうなるんだろうって思っていたらもうあれよあれよという間に最終章。 面白かったなあー、、、! 下手に感想書くとネタバレに繋がってしまいそうだったのでここら辺で、、、、笑

Posted byブクログ

2024/10/01

人間関係ホラー。誰しもが共感できる日常の延長線上を起点としながら、異世界的な要素が絶妙な按配で加わり、エンタメ作として着地する。言葉のチョイスと巧みな感情表現に引き込まれてスラスラ読ませるが、ゾッとして肌が泡立つ瞬間や心地悪さ、驚愕が随所に現れ、流石の力量に恐れ入る。ラストはやや...

人間関係ホラー。誰しもが共感できる日常の延長線上を起点としながら、異世界的な要素が絶妙な按配で加わり、エンタメ作として着地する。言葉のチョイスと巧みな感情表現に引き込まれてスラスラ読ませるが、ゾッとして肌が泡立つ瞬間や心地悪さ、驚愕が随所に現れ、流石の力量に恐れ入る。ラストはやや急速に収束した感があるが、充分に楽しめた。

Posted byブクログ

2024/09/30

途中まではイヤミス系かな?と思いつつ、やはりなのかファンタジー系要素も。タイトルも含めて、1ジャンルでは語りきれなさそうな作品。 辻村深月という人はどこか優しさを残す人なのだろうか。不快感を残そうとしつつどこか最後はライトな感覚。わー、そうだよねー。気を付けないとなー。 安直な...

途中まではイヤミス系かな?と思いつつ、やはりなのかファンタジー系要素も。タイトルも含めて、1ジャンルでは語りきれなさそうな作品。 辻村深月という人はどこか優しさを残す人なのだろうか。不快感を残そうとしつつどこか最後はライトな感覚。わー、そうだよねー。気を付けないとなー。 安直な余韻が残ってしまったのは自分が残念なのか…。ぼぎわんのようなホラー系を読んでいて、心が刺激を求めていたのか…。 第一話?が不快感に引き込まれていったからこそ、期待を膨らませすぎたのかも。キャラクターは可愛らしいです。

Posted byブクログ

2024/09/29

さすがの辻村深月作品 現代を舞台にしたハラスメントホラー お化けやゾンビではなく、生きた人間が一番怖いことを再確認 読んでいてゾワゾワします 辻村さんは前から老若男女の心を持っているかのようにリアルに描きますよね それがホラーになったらこんなにも怖いのかって感じです

Posted byブクログ