1,800円以上の注文で送料無料

闇祓 の商品レビュー

4.1

95件のお客様レビュー

  1. 5つ

    32

  2. 4つ

    43

  3. 3つ

    18

  4. 2つ

    1

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2024/08/15

☆4 ホラー小説は普段はあまり読まないのですが(怖いのが苦手なので…)、大好きな辻村深月さんの作品ということもあり、手に取ってみる事にしました! 夜、寝る前に読書をする事が多いのですが、今回ばかりは「日中に読めばよかった…」と寝る前に読んでしまった事を激しく後悔しました…。 ...

☆4 ホラー小説は普段はあまり読まないのですが(怖いのが苦手なので…)、大好きな辻村深月さんの作品ということもあり、手に取ってみる事にしました! 夜、寝る前に読書をする事が多いのですが、今回ばかりは「日中に読めばよかった…」と寝る前に読んでしまった事を激しく後悔しました…。 特に第二章の怖さが衝撃的過ぎて、夢にまで出てくるのではないかと思い…なかなか寝付く事が出来ませんでした。 そんな怖がりでホラー小説が苦手な私でも、続きが気になってページを捲る手が止まらなくなってしまうくらい惹き込まれる面白い(怖いけれど…)作品でした!

Posted byブクログ

2024/08/15

3.5とか それぞれの話が一気に繋がった時は恐ろしかった 人間って怖い 最後で小説の中での出来事だったことが一気に自分の身近に感じられて怖かった

Posted byブクログ

2024/08/14

誰しもが持つ人の心の闇部分を利用し、周囲に闇ハラスメントを振り撒くように仕向け、人を不幸へ落とそうとする霊的なナニカ。 そのナニカを闇祓するSFホラー。 本書のホラー要素は、このよく分からない霊的な存在のナニカではなく、闇ハラスメントを振り撒く人達から発せられる言動、感情の移り...

誰しもが持つ人の心の闇部分を利用し、周囲に闇ハラスメントを振り撒くように仕向け、人を不幸へ落とそうとする霊的なナニカ。 そのナニカを闇祓するSFホラー。 本書のホラー要素は、このよく分からない霊的な存在のナニカではなく、闇ハラスメントを振り撒く人達から発せられる言動、感情の移り変わりで豹変する態度などで表現される心理描写が、実際の現実社会また自分自身の内面に在る闇と重なることで感じる恐怖だと思う。 楽しめたものの★3の理由は、第二章で闇を振り撒くナニカの存在が事件にあまり関与しているように見えなかった。 SF要素がどうしても子供ぽく感じる。 闇の家族が欠けると補充するという設定がああり、普通に生きてる人間を洗脳?し、神原家の一員として補充するのだけど、顔や血液型などを替えるわけでわないので公的な証明書でバレないのか?とか色々雑念が入り、世界観に浸れなかったのもあり★3としました。

Posted byブクログ

2024/08/14

SFホラーのようで身近に潜んでるのでゾッとしました。もしかしたら自分も被害者かもしれないし加害者かもしれない。 そう思わせる作品だと思います。

Posted byブクログ

2024/08/13

凄いものを読んだなと思いました。個人的にホラー作品はあーはいはいとなっていましたがこの作品は今まで触れてきたホラー作品を凌駕する作品でした。読めて良かったです。

Posted byブクログ

2024/08/10

ホラーミステリの、ホラーもミステリも充分楽しめる。 グロやモンスターではなく、どこかで経験したような他者への負の感情がホラー要素になっている。著者の深い洞察による適切な感情表現で、ゾッとさせられた。 いつもの日常を暮らしていたはずなのに、感情が逆なでされ妬みや嫉妬を受けたり発した...

ホラーミステリの、ホラーもミステリも充分楽しめる。 グロやモンスターではなく、どこかで経験したような他者への負の感情がホラー要素になっている。著者の深い洞察による適切な感情表現で、ゾッとさせられた。 いつもの日常を暮らしていたはずなのに、感情が逆なでされ妬みや嫉妬を受けたり発したりする。それは誰のせいなのか。どこに”悪意”があるのか。その不気味さが小気味よかった。 敵は超常現象を使わずに巧みに人を壊していく。 続きがありそうな、というより終わりがなさそうな読了感。

Posted byブクログ

2024/08/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

相変わらず人の闇を書くのがうまい。闇ハラが本性あらわして登場人物を責める言葉がこちらも少し思ってたところなのが本当に秀逸。うじうじメソメソしながら行動はしない高校生。マウンティングしないように気をつけすぎて逆にマウンティングのような態度をしてしまうアナウンサー。 誰でも闇は持ってる。そんな感想をもつ自分も。 竹と犬が苦手な理由はなんだったんだろう。

Posted byブクログ

2024/08/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ページをめくる手が止まらなかった 空想感溢れる展開かと思わせてのエピローグで一気に「お前のことだよ」とにじり寄られる感じ ホラーなんだけどいわゆるホラーとは一線を画す小説 俺、気付かないうちに君に闇ハラしてたかもしれない ごめんな俺が不甲斐ないせいだ 何もできない俺が全部悪いよね やっぱり俺なんかと付き合わない方がいいよ ...... 闇ハラ、病みハラ.... あああ

Posted byブクログ

2024/08/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

戒められる。こういう人いるよなと思うと同時に自分自身にもこんな一面ないか?とドキッとする。誰もが神原家の被害者になる可能性があるのはもちろん、神原家になってしまう可能性もあると思うとそっちの方が怖かった。主人公である澪の言動の節々に善意からくる闇ハラが潜んでいるような気がして自分自身も日々の生活で善意に見せかけたハラスメントをしてしまってる部分があると思うから悪意からくる闇ハラよりたちが悪い気がした。

Posted byブクログ

2024/08/08

怖かった。人が恐ろしかった。 怖いのだが、展開が気になりすぎて、頁を捲る手が止まらなかったです。中盤以降一気読みでした。 流石の辻村さんです。読ませてくれます。

Posted byブクログ