1,800円以上の注文で送料無料

闇祓 の商品レビュー

4.1

95件のお客様レビュー

  1. 5つ

    32

  2. 4つ

    43

  3. 3つ

    18

  4. 2つ

    1

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2024/09/06

全5章で構成されていて、あれ?短編集なのかな、と読み進めていましたが、あれ?もしかしてこれ話し繋がってる、、?と、各章ところどころに散りばめられているキーワードに気付いた時の高揚感、ワクワク感が最高でした。

Posted byブクログ

2024/09/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

人間の精神や心の闇をテーマにしたストーリー。 自分の闇の部分の思い・事情・考えを一方的に押し付けて、周りを不快な思いにさせたり、いじめを引き起こしたり、揉め事を起こす人を、ストーリーの中で表現されていました。 短編集のように構成されているけれど、終盤繋がってきました。登場人物達ほどではないけれど、誰しも自分の奥底に闇を持っていて、周りを巻き込んでしまう場面に出会ったことがあるなと感じました。 その時は違和感を感じながらも何となく合わせて、その後、心に黒いものが残りドッと疲れるのです。 最後の何ページかに闇の会話パターンが載っています。この類の会話の中に入った事あるなぁと、「闇ハラ」は自分たちの身近にあるものなんだなと思います。 人の闇を着眼点に描かれたホラーということで、斬新で面白かったです。 年齢問わず読める作品です。学生の方にもオススメ。

Posted byブクログ

2024/09/04

ホラーは苦手だけど辻村さんの作品なので読んでみました。 現実にあるよなぁ、と思える怖さ。 効果音?擬音?が上手く使われてて軽くトラウマになりそう

Posted byブクログ

2024/09/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

人として実態のあるAnotherに出てくる現象のようなもの。どこにでもありそうなことが題材にされており、自分に置き換えて想像することが容易く恐ろしかった。

Posted byブクログ

2024/09/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

この方の作品を初めて読んだ。 最初から引き込まれる展開でどの章も面白かった。 第1章の主人公には途中イライラして、文章で他人の感情表現の解像度豊かな作家なのだと思った。 それでも読後、本棚に残すか考えた時ブックオフに売ろうと思ったのは、文章もお話も最初から最後まで楽しみながら読めるしドキリとする瞬間もあるのだけれど、衝撃や美しい関係性などは感じれる作品ではなかったから。 時間が経って読み返した時、今以下の感動なのが想像ついてしまったから。数年後記憶に残る作品ではない予感がするから。 個人的には呪いよりヒトコワのままのほうがより恐怖を感じたと思った。呪いにすることによってフィクション感が増すせい? 自分の宝物になる作品のタイプとは違うだけでエンタメとして楽しいのは間違いない。

Posted byブクログ

2024/08/31

おもしろかった!「隣人」が怖すぎて震えながら読んだけど、おもしろくて読むのがやめられずあっという間に読み終わった。 ちょっと映像化してみてほしい。

Posted byブクログ

2024/08/31
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

一章は楽しくスラスラ読めましたが、二章からは胸糞展開と言うべきか…読むことへのストレスがすごく、離脱しそうになりました。それだけ人の抱える闇、嫌らしさを表現するのがお上手なのだと思います。 また、神原は姿形を変えて関わってくるのかと思っていましたが、複数の人間による家族構成があり、しかも赤の他人がそれに成り代わっていく… 洗脳に近いような印象を持ちましたが、それにしてもスケールが大きすぎるように感じ作品に没入出来ず、読了の満足感が得られませんでした。

Posted byブクログ

2024/08/29

転校生/隣人/同僚/班長/家族/エピローグ 闇ハラと闇祓(やみはら)音は同じ、ではその意味は? 言葉で人を闇に落とせるのか? 言葉の使い方でストレスを受けることがある。身体を壊すことも。付き合うのを止める事ができれば あぁ こわかった 心の奥に黒い塊ができたみたい

Posted byブクログ

2024/08/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ホラーなのかどうかはよくわかんなかっけど、辻村さんらしいファンタジー系。傲慢と善良のような人間関係への提議もされていたように思う。最初短編なのか?と思ったけど後で回収されるパターン。こういう人、いるよねっていう感じ。

Posted byブクログ

2024/08/27

初めは別々の短編集かと思っていて、時間のあるときに1章ずつ読み進めていたのですが、途中から『あれっ?繋がってる?』と思う感じが出てきて、そこからは一気読み! 面白かったです。 ありえなそうで、ありえそうな世界観でついつい『自分は大丈夫かな、私もうっかり闇ハラしてしまってないかな』...

初めは別々の短編集かと思っていて、時間のあるときに1章ずつ読み進めていたのですが、途中から『あれっ?繋がってる?』と思う感じが出てきて、そこからは一気読み! 面白かったです。 ありえなそうで、ありえそうな世界観でついつい『自分は大丈夫かな、私もうっかり闇ハラしてしまってないかな』と不安になることも。 かなり今までの自分の行動を振り返ってしまうような一冊でした。

Posted byブクログ