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自分とか、ないから。 教養としての東洋哲学 の商品レビュー

4.2

101件のお客様レビュー

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2024/09/14

めちゃくちゃ面白かった。友達全員に貸したい。 本来難しいはずの内容を著者が実体験などを例に出しながら噛み砕いて親しみやすく図と一緒に面白い言い方で説明してくれていて声に出して笑った部分がたくさんあった。 ブッダ好き。龍樹は腹立つけど言ってる事は凄く好き。自分は宗教とか哲学とか興味...

めちゃくちゃ面白かった。友達全員に貸したい。 本来難しいはずの内容を著者が実体験などを例に出しながら噛み砕いて親しみやすく図と一緒に面白い言い方で説明してくれていて声に出して笑った部分がたくさんあった。 ブッダ好き。龍樹は腹立つけど言ってる事は凄く好き。自分は宗教とか哲学とか興味はあるけど本当に全く知らないのでこの本をきっかけに仏教もっと詳しく知りたいと思った。 初心者向けの入門書的な感じで難しそうでハードル高いなと思ってた仏教や哲学に親しみを感じられもっと知ってみたいと思わせてくれた。本当に読んで良かった!

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2024/09/13

上下をつけるフィクション世界から抜け出す。視野を広く。偉大なことをなすが、それを誇ることはない。社会的な死は存在しない。からっぽになっていい。

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2024/09/12

読んだ感想としては 「ジェットコースターが急停止して10分くらい思考を巡らせる。これを繰り返させられる」 みたいな気分。 元芸人さんでどん底である自分に悩み、受け入れた筆者だからこそ書ける、軽快で「ふふっ」と笑ってしまう文章。 しかしその中に急に現れる、東洋哲学の真理。 なん...

読んだ感想としては 「ジェットコースターが急停止して10分くらい思考を巡らせる。これを繰り返させられる」 みたいな気分。 元芸人さんでどん底である自分に悩み、受け入れた筆者だからこそ書ける、軽快で「ふふっ」と笑ってしまう文章。 しかしその中に急に現れる、東洋哲学の真理。 なんかふとめっちゃ考えさせられた、、、。 以前は哲学って偏屈でただの屁理屈だと思っていたが、むしろ生き方が多様化している現代においてヒントになる哲学は知っておいた方がいいと思う。 難しそうでとっつきにくい哲学をもう少し知りたいと思わせてくれる1冊だった。 結局のところいつの時代の人間も同じような悩みを持っていて、考え方、見え方、捉え方ひとつで変われることを知れただけで読む価値あった。

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2024/09/11

表現や例え、言い回しが面白くてサクサク読めました。偉人を現代の学生に例えた表現が、とくに笑いました。

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2024/09/11

メモ→ https://x.com/nobushiromasaki/status/1833833752822456640?s=46&t=z75bb9jRqQkzTbvnO6hSdw

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2024/09/11

東洋哲学をわかりやすく説明してくれていました 自分にとっての気付きとなる理解は、『無我』って、自我そのものが無くなるというより、全てと繋がり、その全てそのものであると認識すること。だから、自分という『個』は無いわけで、またその全ても常に変化し続けているから、変わらない自分なんて、...

東洋哲学をわかりやすく説明してくれていました 自分にとっての気付きとなる理解は、『無我』って、自我そのものが無くなるというより、全てと繋がり、その全てそのものであると認識すること。だから、自分という『個』は無いわけで、またその全ても常に変化し続けているから、変わらない自分なんて、本当は存在しないのだな、と。 言葉にすると、理解したことの全てを表現できないから、もどかしいけど、この世界は全部が繋がっていて、人は一人で生きていなくて、あらゆる繋がりの中で生きている。どんな些細なことだって、一人で完結してできていることなんてなく、繋がりの中で生かされてもいる、のだよね。 ブッダの話から、ナーガールジュナ(龍樹)、老子・荘子、達磨大師、親鸞に、空海とそれぞれの哲学の説明を読んで、最後に考えたことは、セルフイメージってとても大切だな、ということ。 自分なんてないけど、セルフイメージが大切っていうのも矛盾してるかもしれないけど、3次元の物質世界という現実に意識がある限りは、この現実世界の中でセルフイメージを最大限に高めて何ものにもなれるってくらいの大きな自分を描くことで、人生を楽しめるのかもしれないです。いわゆるアファメーションってものかもしれないですね。 ふと、自分の周りの人や色々な出会いを考えると、なりたい自分になろうとしているな、と思う。だから、出会う全ての人にも感謝です。素敵な人たちと出会えているのだな、と思うと、日々や瞬間瞬間が素晴らしいものだとも思えてきます。 素敵な本との出会いにも感謝です

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2024/09/10
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とても読みやすかった 東洋哲学をもっと知りたくなった 私は定期的に自分とはなんなのかを考え、その度に空っぽな自分に対して憂鬱になる人間です ですが、この本を読んで「自分なんてない」という教えを知ることで、空っぽでいいということ 言葉を捨て、他力本願でいいということが私を楽にしてくれるような気がします 理解しきれていない言葉も多くあるため 読み返して自分の言葉にしていきたいです

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2024/09/10

嫌なことや、なにくそって思う時があっても、 自分とかないしな〜 空だな〜 この世は無常だな〜 って思うようにしたら、気持ちの方は、楽に感じている。 この本のおかげである。 そもそも東洋哲学に素養がないと、理解し難い内容ではあるけど、考え方を学ぶうえで、すべての人におす...

嫌なことや、なにくそって思う時があっても、 自分とかないしな〜 空だな〜 この世は無常だな〜 って思うようにしたら、気持ちの方は、楽に感じている。 この本のおかげである。 そもそも東洋哲学に素養がないと、理解し難い内容ではあるけど、考え方を学ぶうえで、すべての人におすすめしたい本です。 ありがとうございました。

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2024/09/08
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1. あらすじ 東大卒・こじらせニートだった著者が東洋哲学に出会い、東洋哲学からみる「自分探し」の答えをわかりやすく解説した本。 2. 良かった点 ・東洋哲学という難しそうな内容を、とてもコミカルにかつ分かりやすく描かれている。 本題の前の導入から引き込まれる。 ・哲学というと抽象的で理解が難しいイメージがあったが、所々にAIで作った画像やいらすとやの画像が散りばめられたり、各名言を現代で表すとどういう意味か具体的に示してくれるため、すらすらと読めた。面白すぎて4時間くらいでよんだ。 3. 心に残った言葉・フレーズ ・龍樹の哲学の章 「たとえば、ある愚かなる人がぬかるみを自らつくって落ち込むように、人々は超えがたい邪な考えのぬかるみの中に沈んでいる。」 →すべての悩みは成立しないということを説くもので、まさにぬかるみを作って落ち込みがちな自分をここに見た。悩みまくっているタイミングでこの言葉、考え方に出会って救われた。 4. 読み終わった感想 ・ここ最近ずーっと得体の知れない「生きづらさ」を感じて悩んでいたが、この本に出会って少し気持ちが落ち着いた。全てが解決したわけじゃないけど、少なくとも悩みは自分が何か(誰か)と比べて生み出していることが理解できたし、逆にいえばどこに(どんな人と)いるがが大事だなとも思えた。その悩みは時には必要になる場面もあるのかもしれないけど、必要以上に自分から悩みにいかなくていいな、と。 ・もともとニーチェが好きで一時期読んでたこともあるけど、東洋哲学もおもしろいなと思ったので、これを気にもう少し学んでみたいと思った。 ・人生に虚無感を抱くのって自分だけじゃないんだなと思えて少し安心したし、嬉しかった。 5. この本をおすすめしたい人 ・漠然とした生きづらさを感じている人 ・哲学をライトに学んでみたい人 ・自分探しをしてる人、もしくははじめようとしてる人

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2024/09/05
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とある事情で、他の人に読ませる前に自分で読むために読了しました。 昔から、東洋哲学において、諸行無常、色即是空など、虚無に囚われがちな概念だとずっと考えていましたが、新たな視点を得られました。 自分の存在とは何か?身体と思考で分けて語られる。 まず身体は、一説によると細胞は3ヶ月で入れ替わってしまう、食べ物だけでなく外部から体内に取り込むことで作られている、つまり外のすべてで作られている=身体は外の世界につながっている。 次に思考や感情はどうか、何かを思考するぞとかこういう気持ちになるぞと自発的なものではなく、これらも外部の影響を受けて、初めて生まれるものである、つまり自然現象のようなものである。事例として、単なるおじさんの写真に、社長やCEOと入れるだけで印象が変わるとあり、まさに文字の影響を受けている。その影響下における思考もやはり、外の世界につながっている。 コップの事例で、同じものでも使い方や状況によって呼び方が変わるということを通して、モノでさえもフィクション=空であるとしている。 そのように、あるようでない自分にこだわることで、苦悩が生まれる。陥りがちな、自分は才能がないから仕事ができないとか、自分は意志が弱いから仕事が続かないとかの、才能がない、弱いという概念は、対立概念があってこそであり、自分の中で他者と比較したり羨んだりすることで、ありもしない対立概念を作り上げ、決めつけているだけで中身がない。 兄と弟はどちらが先に生まれた? 弟という概念があって初めて兄という概念が生まれる、つまり同時である。対立概念が存在しなければ、単独では存在し得ないということで、幸不幸、良し悪し、高低、軽重、白黒などの二元論もフィクションである。 また、境界線に関して、山と川の境界線は?善と悪の境界線は?それぞれと自分の境界線は?とても曖昧で線引きはできない、つまり、全てがつながっている。 考え方が変わる本だと思うのでおすすめします。

Posted byブクログ