1,800円以上の注文で送料無料

自分とか、ないから。 教養としての東洋哲学 の商品レビュー

4.2

101件のお客様レビュー

  1. 5つ

    36

  2. 4つ

    37

  3. 3つ

    19

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    1

レビューを投稿

2024/09/19

すごく分かりやすい仏教や哲学、悟りの話 作者の持論で砕けた伝え方ではあるけれど、うなづく部分も多い 全体的に楽しく読み進めた本 仏教や空(くう)、禅、悟りに興味があり サクッと語って欲しい人にはピッタリかも!

Posted byブクログ

2024/09/19

気になっていて、オーディブルで配信予定とのことでオーディブルで聴く予定だった本。 今日は本を買うぞ〜と意気込んで書店に寄ったら、目立つところに置いており購入。 買う前にパラパラとめくったら、フリー素材のイラストや写真などの構成で何だか素人感?を感じ、こんな感じなら自分も本書ける...

気になっていて、オーディブルで配信予定とのことでオーディブルで聴く予定だった本。 今日は本を買うぞ〜と意気込んで書店に寄ったら、目立つところに置いており購入。 買う前にパラパラとめくったら、フリー素材のイラストや写真などの構成で何だか素人感?を感じ、こんな感じなら自分も本書けるかも… なんて一瞬思ったけど、ごめんなさい笑 とても面白かった! 今年読んだ本でTOP5に入るぐらい。 東洋哲学の話だから、一回読んですべて理解出来た訳ではないけど、自分やこの世界に対しての認識でそういう感覚はなかった〜と思うことが多かった。 全てはフィクションという感覚があれば、楽になる人多いと思うから、みんな読んだ方が良いと思う。 単純に面白かったのと、理解を深めたくて2回目読み始めた。読み終わってすぐもう一度読む本はなかなかないのでやはり良書。 イラストや写真も多いので、オーディブルではなく実際に読むのがお勧め。

Posted byブクログ

2024/09/18

著者の人間性がダイレクトに伝わる文章です。 「東洋哲学」は個人的に手を出しにくいジャンルでしたが、著者の丁度良い自虐や東洋哲学の入口に立っている人の思考の表現がシンプルに面白い為、東洋哲学に触れるキッカケを頂きました。 現代人はSNSの普及から「何者かにならなければならない」...

著者の人間性がダイレクトに伝わる文章です。 「東洋哲学」は個人的に手を出しにくいジャンルでしたが、著者の丁度良い自虐や東洋哲学の入口に立っている人の思考の表現がシンプルに面白い為、東洋哲学に触れるキッカケを頂きました。 現代人はSNSの普及から「何者かにならなければならない」という思考を持つ人(自身含む)が多い傾向があります。 この本の視点では、東洋哲学を知識として取り入れることだけでも、このような心理(私にとっては邪魔をしていた心理)を客観的に把握できるようになると思います。 悩んだ時には、再読して自身の精神面を整理します!

Posted byブクログ

2024/09/17

東洋哲学の入門書と考えたら凄く読みやすくて表層的な部分は理解できたと思う。 ただ、自分がもっと深い部分でこれを体現できるようになるにはもっと色んな本を読んでいかないとなと思った。

Posted byブクログ

2024/09/17

ユーモアもあって面白い。全然知識のなかった東洋哲学に楽しく触れられる良本。 しかし自分にどう活かせるか、そこの再現性が難しくはあった。

Posted byブクログ

2024/09/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

"「自分は才能が無い」だから「仕事ができない」" とまさに悩んでいるときに、そこから抜け出したくて(しかも、できるだけ簡単に)読みました。はい、「クソしょうもない考え」だと論破されました。 "散歩でも、なんでもいいから、とにかく言葉の世界からはなれる。" なるほど、たしかにアイデアが浮かぶことありますね。家事しながら、とか。 "「なりきる」こそが「自分」をつくる。" 先週金曜に、とある商談を終えた後に、上司から受けたアドバイス「仮面を着ける」と同じでした。 

Posted byブクログ

2024/09/16

全ては生命として繋がっているという考え方は印象的 読みやすいけど深くて、もう一周くらい読まないと掴めない

Posted byブクログ

2024/09/16

「存在していい」という仏教の教え、何もしなくても、自分は存在するだけで価値があるというメッセージが心に響きました。また、法然の「善人なおもて往生をとぐ、いわんや悪人をや」という言葉から、自分の不完全さを受け入れることが、仏の教えを素直に聞く鍵だと感じました。「涅槃の真因はただ信心...

「存在していい」という仏教の教え、何もしなくても、自分は存在するだけで価値があるというメッセージが心に響きました。また、法然の「善人なおもて往生をとぐ、いわんや悪人をや」という言葉から、自分の不完全さを受け入れることが、仏の教えを素直に聞く鍵だと感じました。「涅槃の真因はただ信心」という言葉が示すように、難しく考えず、ただ信じることで救われる。このシンプルな真理を、今後の人生でも大切にしたいと感じた一冊です。

Posted byブクログ

2024/09/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

気になっていた本。 予想通り、面白かったです。 自分とかないのは、理論上分かっているようでなかなか実感としては常に自分を意識してしまっているから、こういうのよむの好きだなーと思いました。 西洋の哲学所は本当に長い。長いし、最終的に答えがない。それぞれ違うこと自由に言っているし、本を書くたびに違う結論になったりと、難解に考えることが哲学者であるかのような雰囲気を保っていますが、 比べて東洋の哲学、いいですね。 一文字で終わる。 それが私に会った哲学でもあるように思いました。 一文字じゃなくても、とても短いたとえ話があったり。 熟語。 なんでも四字熟語にすればいいというわけではないけれど、 簡潔で且つ具体的な文脈を伴っているからすごいなーとあらためて思いました(誇張の夢が出てきました)。 仏陀 29歳。 親鸞 29歳。 29歳は何かの悟りに年齢なのでしょうか。 インドと中国の仏教の違いで、 空:幻と見るーインド哲学 道:夢と見るー中国哲学 っていうのが分りやすかったけど、 ここまでシンプルではないのかも?と思いながら。 とにかく、フィクション、ストーリーである私たちの現生の世界について、 自分という概念でさえも、設定として、という気づきは、 これまでたぶんなかったので、 めちゃ良いと思いました。 言葉にならねえ、達磨大師。かっこいい… 空海、めちゃ社交的なできるやつなんですね、そういう人いるよなー。 結局は、言葉も私たちの身体も考えも、不完全で限界がある、その中で何とか人間社会を築いていることを考えれば、 うまくできないことがあるのは当たり前で、 できていると思っていることも隙だらけで、 そんなもんなんだろうと思えました。

Posted byブクログ

2024/09/14

哲学が高尚である必要はないので、敷居低く分かりやすくゆるーく書いてくれる本は全然ありだと思います。むしろこれくらいがいいし、心に残りやすい。 1章と2章が面白すぎた。でも大事なことはきっちり抑えてある。自分はないし、全部宇宙だし、全部空だ。そういう視点を持って生きる人が増えたら、...

哲学が高尚である必要はないので、敷居低く分かりやすくゆるーく書いてくれる本は全然ありだと思います。むしろこれくらいがいいし、心に残りやすい。 1章と2章が面白すぎた。でも大事なことはきっちり抑えてある。自分はないし、全部宇宙だし、全部空だ。そういう視点を持って生きる人が増えたら、このギスギスした日本ももっと生きやすい社会になりそう。日本とか社会とかも幻だけど。 おすすめしたい本です。

Posted byブクログ