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自分とか、ないから。 教養としての東洋哲学 の商品レビュー

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101件のお客様レビュー

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2024/09/23

東洋哲学の入口的書籍として、楽しく読めました。 東洋哲学的な、見方や考え方を取り入れると自分を取り巻く全てが新鮮に感じられるのでは?と興味深く読ませてもらいました。 個人的には、インド編〜中国編が楽しく読めました。 この本を作るのに、3年半の時間が掛かっていると書かれていました...

東洋哲学の入口的書籍として、楽しく読めました。 東洋哲学的な、見方や考え方を取り入れると自分を取り巻く全てが新鮮に感じられるのでは?と興味深く読ませてもらいました。 個人的には、インド編〜中国編が楽しく読めました。 この本を作るのに、3年半の時間が掛かっていると書かれていましたが、出版社さん、担当さん…やりましたね!!楽しく読ませてもらいました。ありがとうございます。

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2024/09/23

とても面白く、気軽に読めた。 筆者の経験談を元に分かりやすく東洋哲学について書かれている。 印象に残ったこと 無我。自分とかないから、自分探しは辛い。 この世界は、フィクションである。 自分が無くなることは気持ちいい。

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2024/09/23

砕けた口調で非常にわかりやすく書かれていた。著者の人生を織り交ぜながら、禅や悟り、空などの東洋哲学を我々が理解しやすい言葉を選んで表現してくれている。 東大卒から何もかもなくしたイコール死だと思っていたら死んでなかった。 むしろそこからの人生で生を感じた。 自分は全てであり全て...

砕けた口調で非常にわかりやすく書かれていた。著者の人生を織り交ぜながら、禅や悟り、空などの東洋哲学を我々が理解しやすい言葉を選んで表現してくれている。 東大卒から何もかもなくしたイコール死だと思っていたら死んでなかった。 むしろそこからの人生で生を感じた。 自分は全てであり全ては自分である。 ブッタはもしや科学者でもあったのかしら 哲学に触れるとき、概念的な事を考えてるはずなのにやっぱりどこかで科学と通づる。 真言密教と龍樹がツボ。 しばらくたったらまた読み返してみると、今とは違った感想になりそう。

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2024/09/23

「自分とか、ないから。」もっと楽に生きていいんだなと思いました。 哲学について、クスッと笑いながら、楽しく知ることができました。 この本に出会えて良かったです。

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2024/09/23

日本史で親鸞やら空海って何となく覚えているけど何を教えていたかなんて分かっておらず。東洋哲学は無縁の存在だったのに本屋で思わず購入。ブッダをはじめとした7人の哲学者の教えについて、堅苦しくない表現(空海は陽キャw)でサクサク読めました。後半になるにつれて、著者の本を書き上げる苦し...

日本史で親鸞やら空海って何となく覚えているけど何を教えていたかなんて分かっておらず。東洋哲学は無縁の存在だったのに本屋で思わず購入。ブッダをはじめとした7人の哲学者の教えについて、堅苦しくない表現(空海は陽キャw)でサクサク読めました。後半になるにつれて、著者の本を書き上げる苦しみが東洋哲学の教えを以て解放されたことが読者にも実感されていい体験ができたと思う。

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2024/09/22

東洋哲学についてわかりやすく書かれている。 今さら自分探しはしないけど、10代の時に読みたかった。 龍樹の空をディズニーランドに例えるところが面白かった。

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2024/09/22

東洋にせよ西洋にせよ哲学は難しいイメージがつきまとうし、実際難しい。答えのない学問だからだろうか。"超訳"とタイトルが付いたものや解説本を見かけることからもとっつきにくい分野なのだろうと思うし、私自身、長期間積ん読本になっていたまま、さようならした本があったよ...

東洋にせよ西洋にせよ哲学は難しいイメージがつきまとうし、実際難しい。答えのない学問だからだろうか。"超訳"とタイトルが付いたものや解説本を見かけることからもとっつきにくい分野なのだろうと思うし、私自身、長期間積ん読本になっていたまま、さようならした本があったような...。 この著書を読んでまず思ったのが、高名な哲学者といっても人間だな、人間臭いなあ。とはいえ変わった生き方をした人だってことかなあ、いうこと。著者の解釈と表現が見事な分かりやすい例えと現代文で書かれてるのがこの著書のすごいところ。イメージしやすいから頭にすっと入ってくる。且つ、王族・皇族くらいどこか遠い人に思えていたけれども(ブッタは実際王子だが)、近所の変わったおじちゃんくらいの距離感に思えてくる。 この著書を読み、登場する哲学者をより深く知りたいという気持ちになっている。東洋哲学へのハードルが下がったということだろう。小説仕立てになっている本から挑戦しようかと思う。五木寛之さんの親鸞など。 私はどの本も著者のプロフィールや奥付必ず目を通す。(さらに言えば、カバー外してカバー裏みたり、本体にもデザインがあるかといったところも確認してしまう...好きなので。ちなみにこの本は本体にもデザインがあってバッチグー!)プロフィールに『鹿児島県にある島に移住して教育事業をするも、仕事ができないことがバレてなめらかに退職。』あり、鹿児島県のどの島なのか伏せているのは退職理由が退職理由だからなのかな...?と不思議に思っていた。しかし、あとがきにどの島かそれと分かるヒント(?)のような記述がさらっとあり、それが個人的によく知る島だったため、え、あの島!?と、最後の最後で強烈な衝撃受けた本だった。

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2024/09/22

「言葉の世界を捨てる」という一文が、とても腑に落ちた。頭の中でぐるぐると考えてしまうこと、やめたくてもネガティブの沼に落ちていくことがもはや趣味になりやめられなかったが、「言葉の世界を捨てる」、この一言で、なんだかとても楽になった気がする。哲学の本を良く読んだり、このような世界と...

「言葉の世界を捨てる」という一文が、とても腑に落ちた。頭の中でぐるぐると考えてしまうこと、やめたくてもネガティブの沼に落ちていくことがもはや趣味になりやめられなかったが、「言葉の世界を捨てる」、この一言で、なんだかとても楽になった気がする。哲学の本を良く読んだり、このような世界との繋がりについては考えたりしたこともあったので、新鮮さはなかったものの、明日から生きる世界がとても軽やかなものになっていそうだ。

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2024/09/23

結論「自分とか、ないから。」です。 東洋哲学、というか宗教を、真剣に人生の軸にされている方からの評価はわからないけれど、私はすごく面白かった。 しんめいPさん、めちゃくちゃ勉強してるし、めちゃくちゃ賢い。 難解な概念をわかりやすく、ユーモアを交えて解説している。 東洋哲学をこ...

結論「自分とか、ないから。」です。 東洋哲学、というか宗教を、真剣に人生の軸にされている方からの評価はわからないけれど、私はすごく面白かった。 しんめいPさん、めちゃくちゃ勉強してるし、めちゃくちゃ賢い。 難解な概念をわかりやすく、ユーモアを交えて解説している。 東洋哲学をこんなにわかりやすく、私に伝えてくれて感謝。 今朝、運転している時に 「みんな蟻だな、蟻。私も蟻。」 と思ったから、このタイトルの本を読んだ気がする。 自分の考えを答え合わせしたかったということ。 密教の絵、ばあちゃん家の壁に掛かっていた。 四国のとある島なんだけれど、密教が盛んなのかもしれん。 四国八十八ヶ所は密教か? まだまだ、無知過ぎる。 空海、もうちょっと深く、勉強してみよう。 今日はたまたま 「みんな蟻」 と痛いことを考えたけれど、結局、中庸な性格だから 「自分とか、無いかもしれんけど、あるかもしれん。」 がしっくりくる。

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2024/09/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

タイトルが秀逸。帯とセットで、「自分探し、まさかの答え」→「自分とか、ないから。」って。 非常に平易な口調でさらーと読めるけど、自分の言葉で語っているので面白い。あと、やっぱり挫折した人の話って面白いよね。成功談だけってつまらないし。 意外に小6が「面白かった!」と言っていたけど、どこが?と聞いたら「自分とか考えたことなかったけど、自分で何だ?ってぐるぐる考えて、すごい」という答え。早すぎた、何周も前だった。まだ自我芽生えてなかったか。

Posted byブクログ