なぜ働いていると本が読めなくなるのか の商品レビュー
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読書に求められたものの歴史について社会情勢を考慮して考察を進めて、現代社会の問題点について批評された内容。前半部分は興味があれば精読、結論が欲しければ最終章まで一気に流し読みを推奨する。ただし、最終章は著者の考えの本質がまとめられており、現代人の働き方や物事への取り組み方への問題点を提起しており、納得する内容であった。 「半身」で働くといった記載について、多忙な毎日に疲弊しないように、気持ちの捌け口として記憶に留めておこうと思った。
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本棚に登録した『教養としてのコーヒー』の巻末に,著者との対談に出てきたのが著者の三宅さんだ。本書については――読書好きのわたしとしては――以前からタイトルが気になっていたので,この際,Audibleで聞いてみることにした。 本書の内容は題名から想像していたのとは違い,「日本の労働...
本棚に登録した『教養としてのコーヒー』の巻末に,著者との対談に出てきたのが著者の三宅さんだ。本書については――読書好きのわたしとしては――以前からタイトルが気になっていたので,この際,Audibleで聞いてみることにした。 本書の内容は題名から想像していたのとは違い,「日本の労働の歴史」のようなものだった。もっとも,ちゃんと「目次」を見れば,分かったんだけどね。Amazonの商品紹介にも次のように書かれている。 「仕事と趣味が両立できない」という苦しみは,いかにして生まれたのか。 自らも兼業での執筆活動をおこなってきた著者が,労働と読書の歴史をひもとき,日本人の「仕事と読書」のあり方の変遷を辿る。 というわけで,読書好きには興味深い内容でした。初めて聞くこともあれば,自分が生きてきた時代のことも出てきたりして,おもしろかった。 新自由主義が国民に与えた影響は計り知れないものがあるのだと,改めて思った。 自己責任,自分にあった仕事探し…など,止めた方がいいね。
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この本を読む前は、「スマホが楽しすぎて本が読めなくなっているんだよ…」と結論づけていました。 正解といえば正解なのだが、なぜスマホをしているか?と働くことの歴史遷移を踏まえて解説しており、とてもしっくりきた。 現代はノイズを嫌うのだ。バリバリ働こう!という感じ…コミットしないと...
この本を読む前は、「スマホが楽しすぎて本が読めなくなっているんだよ…」と結論づけていました。 正解といえば正解なのだが、なぜスマホをしているか?と働くことの歴史遷移を踏まえて解説しており、とてもしっくりきた。 現代はノイズを嫌うのだ。バリバリ働こう!という感じ…コミットしないといけない…熱中しないとだめ…みたいかノリ、社会。 ノイズがあると集中できない。ノイズを許容する現代でなくなりつつあるとざっくり書いてあった。 そうだなぁと感心。本も要点を押さえると10分くらいで要約できてしまう。ただそこにいろいろな具体例や肉付け、つまりノイズがある。なので読むのに時間がかかる。 ノイズを許容できるように生活したいなぁと思う
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図書館から、準備ができたと連絡がきた。なぜこの本をリクエストしたか忘れてしまった。 本と日本人との関わりについて、歴史的に解説されている。その時代を代表する本や評論を参考にしながらよく調査されている。 映画「花束みたいな恋をした」を例に取り、解説している。 本はノイズ。私はノイズ...
図書館から、準備ができたと連絡がきた。なぜこの本をリクエストしたか忘れてしまった。 本と日本人との関わりについて、歴史的に解説されている。その時代を代表する本や評論を参考にしながらよく調査されている。 映画「花束みたいな恋をした」を例に取り、解説している。 本はノイズ。私はノイズが好きだ。 半身で働くという言葉が出てきた。私自身、全身全霊より、半身派かな。
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前回の新書大賞、もちろん題名は知っていたけど、改めて気になって読んでみた。内容は明治から現代までの労働と読書の関係を追ったあと、仕事がアイデンティティになる社会で、読書が「ノイズ」と捉えられる時代が来ていると説明。「半身」で労働をこなし、読書をしようという結論。 私自身、働き出してから「スマホは見られるのに読書はできない」という日も多く、意図的にSNSを消したり、仕事を休んだりして読書できる日を増やしたりしている(逆にストレスで本ばかり読む日も私は多いけど) なぜスマホは見られるのか?といえば、それが 求めている情報だけを、ノイズが除去された状態で、読むことができる。それが<インターネット的情報>なのである(p.201)とし、読書で得られる情報ではなく、スマホで得る情報が往々にしてノイズ除去されていることを指摘する。 欲しい情報以外の偶然性を含んだ展開はインターネットでは出会いづらい、という。それはそうだと思う。テレビ(というかNHK)はながら見していると出会うことがあるし、新聞はアプリで読んでいるとなかなかそうでもないかも、Netflix等視聴履歴が最適化されているメディアは全然×だろうし笑 今の自分には関係のない、ノイズに、世界は溢れている。 その気になれば、入り口は何であれ、今の自分にはノイズになってしまうようなー他者の文脈に触れることは、生きていればいくらでもあるのだ。 大切なのは、他者の文脈をシャットアウトしないことだ…(p232) 私も本当にそう思うし、その余裕、幅を大事にしながら生きていきたい、、
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仕事に復帰して2週間がたち、まさにこの本のタイトルに近づいている状況になっていた。あとがきを読んで、最終章を読み、再度あとがきへ。6つのコツのうち、5つに共感。 ①趣味が合う読書アカウントをフォロー→ブクログで十分 ③帰宅途中にカフェ読書→休日にカフェ読書できる場所を探したい ④...
仕事に復帰して2週間がたち、まさにこの本のタイトルに近づいている状況になっていた。あとがきを読んで、最終章を読み、再度あとがきへ。6つのコツのうち、5つに共感。 ①趣味が合う読書アカウントをフォロー→ブクログで十分 ③帰宅途中にカフェ読書→休日にカフェ読書できる場所を探したい ④書店へ行く→ブックオフが好きで、毎週のように行っている ⑤新しいジャンルへの挑戦→ブックオフでこれはと思ったら購入 ⑥無理をしない→図書館で借りた本が読めなくてもあきらめて返却している
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なぜ働いていると本が読めなくなるのか というタイトルだが、 読書の歴史から紐解いていき、 読書というツールが時代とともに どのような位置付けに変わっていったかについて 記されていた。 三宅さんがもっとも言いたかったことは、 全身全霊で働くのをやめて 半身で働こう。 そして、残っ...
なぜ働いていると本が読めなくなるのか というタイトルだが、 読書の歴史から紐解いていき、 読書というツールが時代とともに どのような位置付けに変わっていったかについて 記されていた。 三宅さんがもっとも言いたかったことは、 全身全霊で働くのをやめて 半身で働こう。 そして、残った時間を読書に費やそう というものだった。 それができたらどんなに幸せか… そして、三宅さん今お忙しいのに 毎月たくさん読書できていて尊敬します。
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本のタイトルの通り、労働と読書の関係性について語られていました。現代は働きすぎで読書する時間が少なくなってるのでは?という印象がありますが、読書が広がった明治時代も残業はあったそうです。 明治から現代にかけて、わたしたちにとって読書はどういった意味合いを持っていたかを描いている...
本のタイトルの通り、労働と読書の関係性について語られていました。現代は働きすぎで読書する時間が少なくなってるのでは?という印象がありますが、読書が広がった明治時代も残業はあったそうです。 明治から現代にかけて、わたしたちにとって読書はどういった意味合いを持っていたかを描いている本を引用しながら説明されています。 読書というものは高尚な行為ではなく、もっと割り切って気軽なものに捉えられるといいんだろうなーと思いました。
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感じた印象:読書と日本社会の関わり 印象に残ったこと:自己啓発がコントロールできる内面の変化を求めていることには納得がいく。どの自己啓発本を読んでも、感じる印象に大きな違いがないことに合点が言った(当初は自分にとってノイズではなかったことが、今はノイズに感じはじめてしまっており、...
感じた印象:読書と日本社会の関わり 印象に残ったこと:自己啓発がコントロールできる内面の変化を求めていることには納得がいく。どの自己啓発本を読んでも、感じる印象に大きな違いがないことに合点が言った(当初は自分にとってノイズではなかったことが、今はノイズに感じはじめてしまっており、自己啓発本に手が伸びなくなっているかもしれない)。 読書などのノイズから得られる新たな価値観を得ることの成功体験があれば、読書をはじめ文化的な娯楽への興味を持てるのでないかと思う。 三宅氏が提案する働き方の考え方には大いに賛同する一方で、同僚同士の相互理解も、より重要になると感じられた。 タイトルから想像した内容と良い意味で裏切られ、示唆に富む良い思考の機会を得られた。
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飛ばし読みした。 働きながら本を読める社会を作るためには 半身で働こう。それが可能な社会にしよう。 と最後に結論を書いてくれてありがたい。 昔の人の読書がどんなふうだったのか (政府が教養を身につけるさせるために図書館を日本中に作ったとか 修養、 昔流行った本のトレンド 伝記系、心理テスト、自己啓発)を知れたことは面白かった。
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