白鳥とコウモリ(下) の商品レビュー
上巻に続けて一気に読んじゃったーー。そうなるの??っていう。人の立場ってあっという間に逆転するのね。#読了
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事件の真相がどうなっていくか、真犯人は誰なのか全てがどんどん繋がっていって読んでて気持ち良さみたいなのがあった。弁護士殺しの真犯人の人物と動機には驚かされた。真相がわかった時に起きたそれぞれの立場の変化も周りの反応も現代設定ならではの怖さがあった。昔の事件がきっかけでいろんなものが歪んで狂ってしまっていたのは切ない…。
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被害者の娘と加害者の息子、その設定だけでものすごい興味がわき、あっという間に下巻を手にした。犯した罪は決して消えない。その中で、私があの人ならどうしただろうと考えさせられる。何度も、あの人になって読んでみたい。
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おもしろくて一気に読んだ。 誰かが誰かを想って犯罪を犯す、それをまた家族を想う2人が暴いて行くという構図がなんとも切なくやるせない。 かと思えば短絡的に犯罪を犯す者がいたり。 物語の緩急に引き込まれる。 映像化したらもう一度読み直したい。
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続きが気になり即購入 下巻から一気に物語が動き出すと思い すぐさま読み出しました。 最後は何か感動させられてじーんときました
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3.5 犯した罪は消えない。東野圭吾はブレないと言う話。白鳥とコウモリのタイトルは後半半ばでわかる。親が何をしようと子どもは関係ない。
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被害者の娘と加害者の息子。それぞれに感じた違和感を納得できるまで突き詰めていくと出てくるものは、さて そういうパターンもあるかもしれない。 読み終わって残っているのは、 なんで 「白鳥とコウモリ」なの?
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上巻は5月に読んだので、待ちに待った下巻を読んだ。 上巻がはらはらした気持ちで読んだが、下巻は少しはらはら度が減り真犯人が分かってもあまり興奮しなかったが、その後の展開に一気に本にのめりこんだ。 人を殺すという事、加害者側家族、被害者側家族の気持ちや世間の目について考えさせられた...
上巻は5月に読んだので、待ちに待った下巻を読んだ。 上巻がはらはらした気持ちで読んだが、下巻は少しはらはら度が減り真犯人が分かってもあまり興奮しなかったが、その後の展開に一気に本にのめりこんだ。 人を殺すという事、加害者側家族、被害者側家族の気持ちや世間の目について考えさせられた。 死刑なんてとても恐ろしい事なのに、それでも大切な人を守るため嘘をついて犯人になった達郎はすごい。 上手く感想が書けないけど、とにかく切ない話なので皆んなに手に取ってもらいたい本だった。
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上巻で接触した二人、互いに知ってる初対面。予感で終わった直後の始まりから次々と絡んでいた糸が一つ、また一つとほどけていく。裁判では私利や立場の利を理由に迷宮入りを促す大人たち。諦めない若者の知りたい意欲が難解な真実にヒタヒタと近づいて大人たちを後ろに従えるロールプレイングのよう...
上巻で接触した二人、互いに知ってる初対面。予感で終わった直後の始まりから次々と絡んでいた糸が一つ、また一つとほどけていく。裁判では私利や立場の利を理由に迷宮入りを促す大人たち。諦めない若者の知りたい意欲が難解な真実にヒタヒタと近づいて大人たちを後ろに従えるロールプレイングのよう。タイトルを発したのも、直感力がある若者だった。 諦めない若者は、ほどけた糸を過去にまた過去に辿ることでぼやけた事実を鮮明にしていく。一方で国家権力側もふとした発想を頼りにヒットした偶然が一気に真実に歩み寄る。 本来なら手法と立場が逆だとは思うが、いわゆる大人の事情がもたらす理不尽な実情を表現してくれている。シロとクロ、明るみと暗闇どちらかしか歩めないとの認識は平行線とは限らない。
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「あの時も真犯人を知っていながら逃した。それがそもそもの間違い。そこからそんな歯車が狂ってしまいました。」織恵さんの言った一言に尽きると思う。 庇うのは違うよね。その時良かれと思った事が 自分の家族、他人の人生を狂わせてしまった。 あの時ああすれば良かったと思っても 取り返し...
「あの時も真犯人を知っていながら逃した。それがそもそもの間違い。そこからそんな歯車が狂ってしまいました。」織恵さんの言った一言に尽きると思う。 庇うのは違うよね。その時良かれと思った事が 自分の家族、他人の人生を狂わせてしまった。 あの時ああすれば良かったと思っても 取り返しがつかない。 それでも最後 真実がわかって良かった。
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