白鳥とコウモリ(下) の商品レビュー
五代刑事 鈴木亮平 仲間刑事 竹内涼真 倉木達郎 役所広司 倉木和真 成田凌 白石健介 田中哲司 白石美令 堀田真由 その他のキャストは随時決定します。
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上巻から下巻まで一気に引き込まれた。 誰かを守るためだったはずの判断が、負の連鎖をしていく怖さ。真実は真実として受け止めて行く方が良いのだと思わされるが、そんな単純な行動をしないのが人間であり、その影響をもろに受けながら次の世代に引き継がれる。それが現実の世界なのだろうと考えさせられた。
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面白い。と思う作品だった。 個人的に癌や難病を持ち出し、読者の感情を煽るのは好みではない。しかし、この本は推理がメイン。私としては全く気にならなかった。純粋に推理を楽しむことが出来る。 上で登場人物を整理していたため、下での展開がなんなく頭に入ってくる。読みやすい本だと思った。 ...
面白い。と思う作品だった。 個人的に癌や難病を持ち出し、読者の感情を煽るのは好みではない。しかし、この本は推理がメイン。私としては全く気にならなかった。純粋に推理を楽しむことが出来る。 上で登場人物を整理していたため、下での展開がなんなく頭に入ってくる。読みやすい本だと思った。 ただ、万人受けとだけあって私の心に刺さる所はなかった。他人にオススメするのであればこの本は活躍するだろう。
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上巻の勢いそのままに読み進められる下巻。 全ての真相が明かされるも必ずしもすっきりするものではない。現代の事件の犯行動機がな〜、2人が命と人生をかけて守ったことも意に介してないのがまたなんとも。美令が最後に少し前向きになれて良かった。
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noteで誰かが現代版「罪と罰」と表現していた。たしかにそういう側面はあるのかもしれないが、とはいっても罪と罰のラスコーリニコフほど白石は独善的でもない。どちらかと言えば菊池寛の「恩讐の彼方に」の主人公と重なる。 白石は刺された後、どんな気持ちで車を運転していたのだろうか。想像すると胸が苦しい。彼視点の物語も見てみたい気がする。
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東野圭吾さんの作品は真実が苦しすぎる。何を罪と呼ぶか、罰をどう下すか、真実を知った先での罪と罰。正解を求めてはいけないのだと思う。 複雑に絡み合う人間たち。こう交わるのかと驚くものばかりだった。一人一人の人物の心情を想像すればするほど苦しくなって、誰も責めきれない。読み応えのあ...
東野圭吾さんの作品は真実が苦しすぎる。何を罪と呼ぶか、罰をどう下すか、真実を知った先での罪と罰。正解を求めてはいけないのだと思う。 複雑に絡み合う人間たち。こう交わるのかと驚くものばかりだった。一人一人の人物の心情を想像すればするほど苦しくなって、誰も責めきれない。読み応えのある作品でした。
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最近読書にハマり、初めて東野圭吾さんの作品を読了。とても読みやすくて読み応えのある本格ミステリー。 光と影、昼と夜、白鳥とコウモリ、本来交わらないものが複雑に絡みに絡み合った本作。 そして、罪と罰⎯⎯。何かを守りたいと思ってやった行動が必ずしも救いとはならないし、それにより犠牲に...
最近読書にハマり、初めて東野圭吾さんの作品を読了。とても読みやすくて読み応えのある本格ミステリー。 光と影、昼と夜、白鳥とコウモリ、本来交わらないものが複雑に絡みに絡み合った本作。 そして、罪と罰⎯⎯。何かを守りたいと思ってやった行動が必ずしも救いとはならないし、それにより犠牲になるものがある。 それぞれの人物の立場や思惑といった複雑な人間模様が丁寧に描かれていて、真実が明かされていくにつれ、切なくて、胸が苦しくなりました。白鳥とコウモリがいつか手を繋いで飛べる日が来るのか…心から祈ります。
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切ない。難しいトリックは無いので、納得して終われる。結構早めに犯人がわかってしまうので、好みは分かれるかも
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白石健介が自分で車を動かしていた、あたりの事実が個人的に刺さった。刺殺だけに。 安西知希の冷徹なキャラクター性がなんとも胸に何かが詰まったような読後感を引き立てる。 彼らが守ろうとした少年はどこにいるんだろう。
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特に下巻はあっという間に読んでしまった。上巻からの伏線が上手に回収されていく感じは読んでて気持ちいいくらい。犯人は早々に見つかるけど、動機をめぐってその後の展開が進む…って過去作でも読んだような気が。意外な犯人、救われない結末だった。犯罪者の家族はどうすればいいのか…
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