白鳥とコウモリ(上) の商品レビュー
冤罪ものの小説は、社会的意義やドラマ性からも話は充実していて、満足出来るものが多い。その分、内容はしっかりと調べた上で書かないといけないだろうし、構成もありきたりに見えないように考えないといけないと思う。本作は人間関係が複雑で、冤罪絡みではありつつも中心は別のところにありそうな、...
冤罪ものの小説は、社会的意義やドラマ性からも話は充実していて、満足出来るものが多い。その分、内容はしっかりと調べた上で書かないといけないだろうし、構成もありきたりに見えないように考えないといけないと思う。本作は人間関係が複雑で、冤罪絡みではありつつも中心は別のところにありそうな、そんな印象を持たせたまま上巻が終わる。各人物をそれぞれの立場を明確にして丁寧に描いており、迷子にならないのはいつもの東野圭吾を感じるが、それ以上に本気度が強いと思う。引き続きの下巻が楽しみ。
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題名、どういう意味だろう?と思っていたら作中に出てきた。まぁそれはさておき、東野圭吾の作品に限らず文章で読みたい派の私だけれど、この作品は映像でもみたいと思える内容だった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
東野圭吾は初めて読んだけど、面白かった。 白鳥とコウモリで考えたことは綺麗な水辺にいそうな白鳥と暗い洞窟にいそうなコウモリの対比かなと考えどんな話かわからなかった。一つの事件を解決していくかと思いきや、事件解決後、その事件の結末に納得いなない人物たちの視点の入れ替わりや徐々に明らかになり、つながっていく感じがよんで楽しかったです。やはりなにか犯罪者の家族というだけで差別されたり、虐められたりするのは、いかがなものかと思ってしまう。
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ミステリー書評(上下巻セット) 読書レベル 初級〜中級 ボリューム 上:333頁、下:357頁 ストーリー ★★★★★★! 読みやすさ ★★★★★★! トリック ★★★ 伏線・展開 ★★★★★★! 理解度 ★★★★★ 読後の余韻 ★★★★★ 超オススメ! 上半期ベスト3...
ミステリー書評(上下巻セット) 読書レベル 初級〜中級 ボリューム 上:333頁、下:357頁 ストーリー ★★★★★★! 読みやすさ ★★★★★★! トリック ★★★ 伏線・展開 ★★★★★★! 理解度 ★★★★★ 読後の余韻 ★★★★★ 超オススメ! 上半期ベスト3入り!面白い!読みやすい!上下巻の長編なのに迷子にならない(笑。ストーリーも好みのど真ん中!小説の世界にグイグイと引き込んでくれます。頭の中で映像化されてドラマを観ている感覚でした。特に登場人物の心理描写が秀逸過ぎ。さすが東野圭吾氏です。
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一気に読んでしまった。 続きが気になる。 ネットには叩く相手を無限に探している人がいて、被害者を叩く書き込みすらある…。 本当に嫌な時代だね。
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面白い。スイスイと読めた。犯人がわかってからの展開。加害者の家族、被害者の家族の心情が細かく描かれている。 下巻が楽しみ
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上巻終了。事件自体はすぐに解決してしまう。でもそこからの物語。 非常に面白く下巻が楽しみすぎます。 事件に対してありとあらゆる立場の人間が交錯していって、すでにお見事です。
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東野圭吾が最高傑作というだけあって、面白い。何より読みやすくてスイスイ頭に入ってくる。 時効を過ぎた殺人事件と現在で起きた殺人。 2つの事件を自白した男。 その男の供述は矛盾ないように思えるが、何かが引っかかる。 刑事、被害者の娘、被疑者の息子が動き出し、謎を明かして行く。 上...
東野圭吾が最高傑作というだけあって、面白い。何より読みやすくてスイスイ頭に入ってくる。 時効を過ぎた殺人事件と現在で起きた殺人。 2つの事件を自白した男。 その男の供述は矛盾ないように思えるが、何かが引っかかる。 刑事、被害者の娘、被疑者の息子が動き出し、謎を明かして行く。 上巻では謎がばら撒かれ、出会うべき2人が出会ったところで終わる。 これからどう終焉していくのか。 倉木達郎は何を隠し、どう嘘をついてるか。 下巻が楽しみ。
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上巻はあっというまに読み終えた。白鳥とコウモリ、この題名の意味はなんだろう。どういう意味があるのかなと思いながら読み進めた。この続きがすごく気になる。生活を忘れて一気読みしたくなる。
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上巻は、刑事さん中心に展開するも、あらすじ通り途中で最有力候補の突然の自供。 下巻に向け、誰が誰を守ろうとしているのか、その辺りが焦点! 面白いです。
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