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ビブリア古書堂の事件手帖(新シリーズ)(Ⅳ) の商品レビュー

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77件のお客様レビュー

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2024/04/22

ビブリア古書堂の事件手帖の新シリーズ第4弾 昭和、平成、令和の三つの時代をまたぎ紐解く、鎌倉文庫の謎。 智恵子、栞子、そして扉子の本の虫たちに夏目漱石の初版本等が絡み合って面白いですね。

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2024/04/21

智恵子、栞子、扉子。三代にわたる物語。やはりこの3人が揃うシーンが最高! 本好きの私達にとってたまらなく惹きつけれますよね。私が一番好きなのは栞子。やはりこの小説の軸は栞子です。そして「鎌倉文庫」見てみたい! 

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2024/04/19

長く続くシリーズならではの魅力に溢れている。あの人の今までにない姿に驚きと喜び。 鎌倉文庫と夏目漱石に関わる親娘3代の物語。本の魔に囚われた人が多く出て来たシリーズだが、今作は本が人に力を与えて縁を作る物語だろう。

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2024/05/02

栞子編の後半辺りから、所謂謎解きの要素よりも物語の方に重きを置いているように感じるビブリア古書堂シリーズ、今回もミステリ色は若干薄めのよう。 書籍に関する蘊蓄が、段々と煩く感じています

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2024/04/15

扉子4作目。 実在した鎌倉文庫を巡る親子3代の物語。 プロローグで祖母・智恵子、母・栞子、扉子が勢ぞろい。 戦後に存在した鎌倉文庫のその後の行方を巡る謎を、令和を扉子、昭和を智恵子、平成を栞子で紡いでいく。 祖母の智恵子の若い頃や、栞子の父の話はこれまでシリーズを読んで来たファン...

扉子4作目。 実在した鎌倉文庫を巡る親子3代の物語。 プロローグで祖母・智恵子、母・栞子、扉子が勢ぞろい。 戦後に存在した鎌倉文庫のその後の行方を巡る謎を、令和を扉子、昭和を智恵子、平成を栞子で紡いでいく。 祖母の智恵子の若い頃や、栞子の父の話はこれまでシリーズを読んで来たファンとしては新鮮。 鎌倉文庫は鎌倉に縁ある作家たちにより創設されたものだが、その中に混じっていた夏目漱石の作品を軸に描かれるのが、さすがと言う感じ。 「鶉箱」「浮草」「吾輩ハ猫デアル」 実はいずれも読んだことがない作品。 それでも、この謎解きは本格的で久しぶりに面白かったし、親子3代に渡る物語は読み応えがあった。

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2024/04/15
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※このレビューにはネタバレを含みます

令和 扉子 圭 昭和 智恵子 登 平成 栞子  智恵子が兼井花子の意図を感じとって鎌倉文庫の書籍を売っていた ちょっと高校生には無理かな 自由奔放すぎる知恵子の設定は、なんでもありだな

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2024/04/14

なんか毎回といっていいほど 他人の家族の溝を掘ってるシリーズですが 今回は自分ちの溝だから、いいや〜。 鎌倉文庫という蔵書をめぐって 三世代にわたる謎解きが描かれる。 いや…最初の智恵子の時は 謎を作っているのか? 栞子の父親目線で描かれた昭和編。 智恵子みたいな女性が「母親...

なんか毎回といっていいほど 他人の家族の溝を掘ってるシリーズですが 今回は自分ちの溝だから、いいや〜。 鎌倉文庫という蔵書をめぐって 三世代にわたる謎解きが描かれる。 いや…最初の智恵子の時は 謎を作っているのか? 栞子の父親目線で描かれた昭和編。 智恵子みたいな女性が「母親」になった 過程が少しだけわかったような気がしたけど。 やっぱり友達にはなりたくないかも。

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2024/04/13

昔から大好きなビブリア古書堂シリーズ。栞子さんから世代が変わった物語を読むのは少しドキドキしましたが、相変わらずおもしろかったです。本を大切にする人たちとの繋がりが描かれていて、私も実際の世界でそんな人たちと繋がりたいを持ちたいと思いました。ラストに出てくる鎌倉文庫、本当にこんな...

昔から大好きなビブリア古書堂シリーズ。栞子さんから世代が変わった物語を読むのは少しドキドキしましたが、相変わらずおもしろかったです。本を大切にする人たちとの繋がりが描かれていて、私も実際の世界でそんな人たちと繋がりたいを持ちたいと思いました。ラストに出てくる鎌倉文庫、本当にこんな場所があったらいいのにとワクワクしました。

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2024/04/13

令和編から始まります。 令和の主人公といえば高校生の扉子です。 高校でせっかく一緒になったもぐら堂の娘の戸山圭とけんかをしています。 けんかの原因は圭が持っていた夏目漱石の『鶉籠』の初版本であることがわかりますが、その出所は…。 第二話は昭和編。 女子高生だった久我山尚大の隠し...

令和編から始まります。 令和の主人公といえば高校生の扉子です。 高校でせっかく一緒になったもぐら堂の娘の戸山圭とけんかをしています。 けんかの原因は圭が持っていた夏目漱石の『鶉籠』の初版本であることがわかりますが、その出所は…。 第二話は昭和編。 女子高生だった久我山尚大の隠し子だった智恵子とビブリア古書堂の前店主だった篠川登との出逢い。 やっぱりビブリア古書堂で出逢ったのですね。 鎌倉文庫の貸出本を巡るお話。 第三話は平成編。 主人公は智恵子の娘で扉子の母の栞子。 『吾輩は猫デアル』の出品者を巡るお話。 私は、漱石といえば『坊ちゃん』』『夢十夜』『こころ』あたりしか全部読めていないのに、この親子三代たちはいつものことながら、凄い博学だなあと感心しました。さすがビブリア古書堂! 『行人』『草枕』は最近買ったので(この本にはでてきませんが)できれば読みたいと思います。 初版本とか、鎌倉文庫が登場しますが、フィクションであると思うとなんとなくへんな感じをいとえなかったです。

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2024/04/13

大好きなシリーズの世代交代で少し不安をもつて読み始めましたが、全くの杞憂に終わりました。 これまで語られてこなかった家族の歴史が、自然な形で語り手を上手にかえて語られて、シリーズの集大成のようであり、さらなる序章のようでもあり、とても楽しく読ませていただきました。 まだ続けていた...

大好きなシリーズの世代交代で少し不安をもつて読み始めましたが、全くの杞憂に終わりました。 これまで語られてこなかった家族の歴史が、自然な形で語り手を上手にかえて語られて、シリーズの集大成のようであり、さらなる序章のようでもあり、とても楽しく読ませていただきました。 まだ続けていただけるようなのでとても楽しみです。 2024-020

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