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ビブリア古書堂の事件手帖(新シリーズ)(Ⅳ) の商品レビュー

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86件のお客様レビュー

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2024/06/20

鎌倉文庫という、実在した貸本屋を、虚実ないまぜにしたストーリーが読書好きを引き込む。お札でお馴染みの夏目漱石が遅咲きの作家だったことなど、「こころ」くらいしか読んだことのない自分にも、あれ読みたい、これも読もうかなと思わせてくれた。

Posted byブクログ

2024/06/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

前作からかなり時間があいてしまったので ビブリア古書堂の世界を思い出しながら 読まなきゃダメかと思ったのですが、 今回は昭和・平成・令和を篠川家の3代に わたる古書に纏わる物語で意外な発見もあり 面白かった。フィクションと分かりつつも 「鎌倉文庫」が実際こんな感じでどこかの 資産家のところに蔵書としてあったり、 数冊が数奇な運命を経て人にわたってる ってのがなんかよかったかな。 実際もどこかの誰かの手にあるのだろうか。 篠川家3代の17歳時代も面白かったし 五浦大輔さんのふわっとした感じで 出会ってるのも無理やり感もありつつ 出会いなんてこういうもんだろうと納得。 何だかんだ言っても芯の部分は似ている 篠川家の女性陣だったな。

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2024/06/18

今回は夏目漱石と鎌倉文庫(⁠^⁠^⁠)令和の扉子、昭和の智恵子、平成の栞子、それぞれが17歳の時のお話が読めて、とても嬉しい(*°∀°)=3しかも栞子の父親、登さんの手帳‼もっと読みた〜いヽ(゚∀゚)ノ そしてこのシリーズは読み終わると登場した本が読みたくなる…さて今回は図書館へ...

今回は夏目漱石と鎌倉文庫(⁠^⁠^⁠)令和の扉子、昭和の智恵子、平成の栞子、それぞれが17歳の時のお話が読めて、とても嬉しい(*°∀°)=3しかも栞子の父親、登さんの手帳‼もっと読みた〜いヽ(゚∀゚)ノ そしてこのシリーズは読み終わると登場した本が読みたくなる…さて今回は図書館へいくか、それとも夏の文庫フェアで購入するか(-.-;)

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2024/06/18

篠川昇さんに初めてスポットが当たってるんじゃないだろうか。新たなビブリアの歴史を知れて楽しかった。 智恵子、栞子の10代の話も詳しく出ててシリーズを読んできた人は、とても楽しい本だと思う。 喧嘩した扉子がちょっと可愛そう

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2024/06/16

1つの事件を3つの時代、それぞれの主人公の視点からという凝った構成です 扱われるのは夏目漱石、読み応えがありました

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2024/06/08

栞子さんを始め三世代みなさん記憶力がすごいですね。何年に何を執筆したかスラスラ語れるなんて、そんな人身近にいないです。作者の人も栞子さんシリーズ執筆中に今回明かされたバックボーンも構想してたなんてすごいなぁ。

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2024/05/30

鎌倉文庫の蔵書の行方に、昭和・平成・令和のビブリア古書堂が関係したお話。 時代を行き来するが、キャラがはっきりしているので、これ誰だっけ?ってならない。 篠原三世代で扉子ちゃんのキャラだけ地味でよくわからない。

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2024/05/29

シリーズ11作目。 前作から2年、新しい扉子シリーズになってからは2年ピッチで新作が出版されてます。前回の栞子シリーズは1年でした。 そういった意味でも前シリーズに比べて文章に筆の乗り具合が感じられず読み手側もなんとなく勢いに乗れないまま読む始末。 物語も構成も悪くは無いし、レト...

シリーズ11作目。 前作から2年、新しい扉子シリーズになってからは2年ピッチで新作が出版されてます。前回の栞子シリーズは1年でした。 そういった意味でも前シリーズに比べて文章に筆の乗り具合が感じられず読み手側もなんとなく勢いに乗れないまま読む始末。 物語も構成も悪くは無いし、レトロな物に価値があると思う私には古書にまつわる話は読んでいて楽しいのですが、いかんせん前作より2年も経つと前回の話など全く覚えてない。だから序盤から物語にすんなりと入っていけない。 シリーズ物は勢いが大切なのでもう少し筆を早くしていただきたいですね。

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2024/05/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

鎌倉文庫の漱石本を巡る、祖母、母、娘の三代に渡るエピソード。 扉子がいよいよ本筋に絡んできて、でもまだまだ幼さを感じさせるのと、娘時代の智恵子が(将来の夫の前では)意外に愛嬌がある?のが印象的だった。 そして三人の中ではやっぱり栞子さんが個人的には一番いいキャラだなあ。普段と本の話をするときのギャップ、テンションの高さが、オタク心をくすぐるのだ^^ 栞子さんのエピソードには幼い頃の五浦少年とのちょっとした邂逅もあり、ファンサービスが楽しい。 シリーズ的には扉子の世代に移っていくのかなと思っていたのだけど、どうやら三代を巻き込んだ複雑な展開を見せそうな予感。まだまだ先が楽しみ。

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2024/05/28

篠川智恵子、栞子、扉子の三代に渡って戦中に鎌倉の文士たちが立ち上げた貸本屋「鎌倉文庫」の本に関わり、現在ほとんど見つかっていない鎌倉文庫の本の行方を謎解きする。 智恵子さんの話が長くて、昔のエピソードが新鮮で楽しかったです。あと、皆こだわりがありすぎて、いつもちょっと暗いのが残念...

篠川智恵子、栞子、扉子の三代に渡って戦中に鎌倉の文士たちが立ち上げた貸本屋「鎌倉文庫」の本に関わり、現在ほとんど見つかっていない鎌倉文庫の本の行方を謎解きする。 智恵子さんの話が長くて、昔のエピソードが新鮮で楽しかったです。あと、皆こだわりがありすぎて、いつもちょっと暗いのが残念。もっと本大好き~みたいな明るいノリで攻めてほしい。

Posted byブクログ