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ビブリア古書堂の事件手帖(新シリーズ)(Ⅳ) の商品レビュー

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51件のお客様レビュー

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2024/04/29

かつて文士たちが立ち上げた貸本屋、鎌倉文庫 その貸出本を巡る謎 シリーズ初の親子3代に渡る物語 読者の多くは過去作を読んでいるだろうが、過去に語られた物語を知っているほど感慨深い

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2024/04/28

久しぶりの最新刊 智恵子、栞子、扉子の親子3人の鎌倉文庫という、かって存在した貸本屋の古書を通じて、本の謎解きが行われる。 智恵子の夫の登の登場と出会い。 兼井健蔵という存在が人間味があって面白いなと感じました。また歳を採ることで、人の温かみがましていくのが、なんか良かったです。...

久しぶりの最新刊 智恵子、栞子、扉子の親子3人の鎌倉文庫という、かって存在した貸本屋の古書を通じて、本の謎解きが行われる。 智恵子の夫の登の登場と出会い。 兼井健蔵という存在が人間味があって面白いなと感じました。また歳を採ることで、人の温かみがましていくのが、なんか良かったです。 また五浦大輔と登のさりげない出会いも良かったです。 智恵子の夫で栞子のお父さん、またどこかでお話を聞いてみたいものです。

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2024/04/27

 扉子シリーズになって4巻目だが以前の巻のようなダークさ、あるいはビターテイストはない。  今回は、戦時中に鎌倉に住む文士達が立ち上げた貸本屋「鎌倉文庫」の貸出本がテーマとなっている。そのほとんどが行方不明になっているのだが、中には文豪夏目漱石の蔵書も含まれているという。  ...

 扉子シリーズになって4巻目だが以前の巻のようなダークさ、あるいはビターテイストはない。  今回は、戦時中に鎌倉に住む文士達が立ち上げた貸本屋「鎌倉文庫」の貸出本がテーマとなっている。そのほとんどが行方不明になっているのだが、中には文豪夏目漱石の蔵書も含まれているという。  それらの本に、扉子、栞子、そして智恵子がそれぞれ絡む。昭和、平成、令和と時代と世代を超えて「本」の行方を捜すことになるのだが…  3人の17才時の過去が描かれていて興味深く読むことができた。栞子より2才年下で中学生の大輔も登場するするのはご愛嬌か。    ラストは綺麗に収まっており、最初に述べたように後味は悪くない。というか、こういった終わり方は好きだな。

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2024/04/26

『ビブリア古書堂の事件手帖』扉子編の最新巻。やっぱりこのシリーズが好きです。智恵子、栞子、扉子の三代を結ぶ夏目漱石本が背景に。智恵子と栞子の過去も語られています。推理テイストは当初より弱めですが、十分に楽しめる作品です。

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2024/04/22

ビブリア古書堂の事件手帖の新シリーズ第4弾 昭和、平成、令和の三つの時代をまたぎ紐解く、鎌倉文庫の謎。 智恵子、栞子、そして扉子の本の虫たちに夏目漱石の初版本等が絡み合って面白いですね。

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2024/04/21

智恵子、栞子、扉子。三代にわたる物語。やはりこの3人が揃うシーンが最高! 本好きの私達にとってたまらなく惹きつけれますよね。私が一番好きなのは栞子。やはりこの小説の軸は栞子です。そして「鎌倉文庫」見てみたい! 

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2024/04/19

長く続くシリーズならではの魅力に溢れている。あの人の今までにない姿に驚きと喜び。 鎌倉文庫と夏目漱石に関わる親娘3代の物語。本の魔に囚われた人が多く出て来たシリーズだが、今作は本が人に力を与えて縁を作る物語だろう。

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2024/05/02

栞子編の後半辺りから、所謂謎解きの要素よりも物語の方に重きを置いているように感じるビブリア古書堂シリーズ、今回もミステリ色は若干薄めのよう。 書籍に関する蘊蓄が、段々と煩く感じています

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2024/04/15

扉子4作目。 実在した鎌倉文庫を巡る親子3代の物語。 プロローグで祖母・智恵子、母・栞子、扉子が勢ぞろい。 戦後に存在した鎌倉文庫のその後の行方を巡る謎を、令和を扉子、昭和を智恵子、平成を栞子で紡いでいく。 祖母の智恵子の若い頃や、栞子の父の話はこれまでシリーズを読んで来たファン...

扉子4作目。 実在した鎌倉文庫を巡る親子3代の物語。 プロローグで祖母・智恵子、母・栞子、扉子が勢ぞろい。 戦後に存在した鎌倉文庫のその後の行方を巡る謎を、令和を扉子、昭和を智恵子、平成を栞子で紡いでいく。 祖母の智恵子の若い頃や、栞子の父の話はこれまでシリーズを読んで来たファンとしては新鮮。 鎌倉文庫は鎌倉に縁ある作家たちにより創設されたものだが、その中に混じっていた夏目漱石の作品を軸に描かれるのが、さすがと言う感じ。 「鶉箱」「浮草」「吾輩ハ猫デアル」 実はいずれも読んだことがない作品。 それでも、この謎解きは本格的で久しぶりに面白かったし、親子3代に渡る物語は読み応えがあった。

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2024/04/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

令和 扉子 圭 昭和 智恵子 登 平成 栞子  智恵子が兼井花子の意図を感じとって鎌倉文庫の書籍を売っていた ちょっと高校生には無理かな 自由奔放すぎる知恵子の設定は、なんでもありだな

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