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うたう の商品レビュー

3.7

65件のお客様レビュー

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2024/03/30

「ひと」「まち」「いえ」ときて、次は「うたう」。 でも歌う場面はあまり出てこなくて、元バンドメンバーか主人公の連作だった。 バンドで食べていくのって、やっぱり難しいことだよなと痛感。それぞれの気持ちの折り合いのつけ方に、個性が感じられて面白いなと思った。 個人的には、トモが一番好...

「ひと」「まち」「いえ」ときて、次は「うたう」。 でも歌う場面はあまり出てこなくて、元バンドメンバーか主人公の連作だった。 バンドで食べていくのって、やっぱり難しいことだよなと痛感。それぞれの気持ちの折り合いのつけ方に、個性が感じられて面白いなと思った。 個人的には、トモが一番好き! 歯切れのいい小野寺節に乗せられて、サクサク読めた。

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2024/03/30

新しい一歩を踏み出す勇気をくれる小説です。 帯を見た感じでは、暗い話かと思っていました。 しかし、勇気をもらえる小説でした。 バンドメンバーの4人の卒業と新しい挑戦がテーマで心地よく読むことができました。 僕個人的には、ベーシストのトモの話が好きでした。人間的にも凄く惹かれる...

新しい一歩を踏み出す勇気をくれる小説です。 帯を見た感じでは、暗い話かと思っていました。 しかし、勇気をもらえる小説でした。 バンドメンバーの4人の卒業と新しい挑戦がテーマで心地よく読むことができました。 僕個人的には、ベーシストのトモの話が好きでした。人間的にも凄く惹かれる人物でした。 自分も新しいことに挑戦するワクワクを幸せをもらえたのがとても良かったです。 明日から頑張ろってなりました。

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2024/03/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

大学生4人が集まって結成したバンド、カニザノビー。メジャーデビューを夢見ながら卒業解散してそれぞれの人生。4人の視点から、挫折を乗り越え、新しい道を選ぶ過程が語られる。バンド崩れの悲惨な人生ではなく4人とも良き方向に向かってのラストでほっとした。

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2024/03/25

「ひと」「まち」「いえ」に続く最新作。 個人的には一番好き。 歌っていいな。 好きっていいな。 仲間っていいな。 そして 自分も踏み出したいって思えた作品。

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2024/03/25

大学時代、一緒にバンドをやっていた面々の、音楽との関係や、音楽をやめてからの其々。 音楽は好きだけど、バンドを生活の糧にするのは難しい。 其々が其々の方向に舵を取る。 そんな様子が清々しい様な寂しい様な。 最後、ヴォーカルの、また歌いたいの思いに救われる。

Posted byブクログ

2024/03/18

バンドを解散してからの、4人それぞれの生き方を描いていた。それぞれ悩み、そして前向きになっていく。そんな温かい物語だった。

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2024/03/14

大学でバンドを組んだ四人の組む前と後。就活したり、プロ目指したり、彼女にふられたり。 良かった。小野寺史宜らしい。冒頭はボーカルの女性の中学時代、母親にコーラスをやらないかと誘われ断る所から始まる。その後はギターの男性の目線で描く章になるので、ボーカルの人がなぜボーカルをやるの...

大学でバンドを組んだ四人の組む前と後。就活したり、プロ目指したり、彼女にふられたり。 良かった。小野寺史宜らしい。冒頭はボーカルの女性の中学時代、母親にコーラスをやらないかと誘われ断る所から始まる。その後はギターの男性の目線で描く章になるので、ボーカルの人がなぜボーカルをやるのかわからないのが最後になって分かる。その構成もいい。

Posted byブクログ

2024/03/13

装丁から「ひと」「まち」「いえ」に続く4作目?著者より「これ、自作のなかでもかなり好きです。」とポップでPRしてた。珍しい。アマチュアバンドメンバーの連作短編集。 私にとっては久しぶりの小野寺作品。読み始めは元カノに会った如く小野節に馴染めなかった。それはそれ。すぐに小野寺節を思...

装丁から「ひと」「まち」「いえ」に続く4作目?著者より「これ、自作のなかでもかなり好きです。」とポップでPRしてた。珍しい。アマチュアバンドメンバーの連作短編集。 私にとっては久しぶりの小野寺作品。読み始めは元カノに会った如く小野節に馴染めなかった。それはそれ。すぐに小野寺節を思い出し瞬読。 プロを夢見たバンドメンバーが解散後20代で人生の岐路に立つ。過去と現在と未来。多くの人にはいずれ折り合いをつけかければならない瞬間が来る。音楽はやってなかったけれども、私にもそんな時があった。それは遠い昔だけど。

Posted byブクログ

2024/03/10

重たい読書が続いたあとの小野寺さん。軽快なタッチとテンポの良い会話に癒される。おまけに今回も都内散歩を楽しめた。久しぶりにカラオケに行って大きな声も出したくなった。

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2024/03/06

この本に登場する女性は、皆自分を持っていて、逞しい。バンドマンになったら、こんな人達に出会えるのかな バンドマンを卒業してコーラスになるという道筋があるのは新鮮でした。 コーラスの団体名はオトメザノビー

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