ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人 の商品レビュー

東野圭吾(著者)

2024/05/07

武史の推理力がすごすぎます。淡々と推理しながらも事件解決に向かっていくのが読んでいて気持ちよかった。ブラックショーマンかっけえ！

2024/05/07

東野圭吾さんと僕の間には、なにか縁があると思わされる作品にまた出会えた気がします。
地元で開かれる同窓会に参加するかどうか悩んでいる神尾真世。
それというのも、中学の時の担任である父、神尾英一が同窓会に参加するというのだ。しかし、実際に同窓会を開く前に英一は突然この世を去ってしまう。
急いで地元に帰る真世を待っていたのは父の弟、神尾武史だった。元凄腕のマジシャンで、英一の死の真相を暴く、と豪語する武史に半信半疑ながらついていく真世だったが…。

凄腕マジシャンの武史の冴え渡る推理がすごかった。

東野圭吾作品のシリーズもので続きが読みたい、と初めて思った。(新参者は合わなかった。読むけど)

やはりこの人の作品は肌に合うのでこれからも読んでいこうと思う。

続きの、ブラックショーマンと覚醒する女たちも早く読みたいと思う。

2024/05/06

カレンダー通りとは言えGWでもあるので少しページが多いこの本にしてみた。

東京からそれほど遠くない、地方のどこにでもあるような町での殺人事件。
父を亡くした真世が何年も音信不通だった元マジシャンの叔父・武史とともに自らの手で真相を突き止めようと動き出す、というお話。

この叔父さん、マイペースで圧が強く癖もあってなかなか面倒くさい御仁。巧みな会話で問わず語りに色んな情報を引き出す手際は良いが、どんな手練か刑事のスマホから情報を得ていくのは話としてはうまく行き過ぎ。
真世は真世で父を亡くした悲しみもそこそこに叔父に振り回されるばかりの操り人形みたいで魅力に薄い。
この作者さんなので込み入った話でもサクサク読めたが、あまり面白みは感じず。

2024/05/06

読み始めたら一気だった。
武史のキャラクターが爽快！推理する側にトリックが仕掛けられてる構図は、素人である読者が姪の真世と一緒に推理を進める楽しさを味わわせてくれる！

2024/05/09

武史のキャラクター好きだなあ。どことなく某作家の館シリーズに出てくる島田を彷彿とさせる掴みどころのないキャラクター。感情の描写が格別でストーリーに入り込みやすく、一気に読んでしまった作品。面白かった！

2024/04/30

叔父さんキャラに引き込まれ、巧みな話術に感心しながら、一緒に推理して読みすすめた。
この手の殺人事件は、素直に言えていたら、この結末にならなかったのにと悲しい思いになるが、本人に取っては、切実な問題であり、冷静に考えられないのだろう。

ブラックショーマン次作でも、叔父さんの活躍が楽しみです。 500頁超でも、東野圭吾さんの本は読みやすい。

2024/04/30

なかなか分厚い本だったけれど、一気に読み切れた

リズミカルに進んでいくうえに、キャラクターの個性的な感じがどんどん引き込まれた
コロナ時代が題材になっているため、実際に社会問題になったよなぁと懐かしい気持ちになった

自分でも推理しながら読んでいたけれど、なかなか犯人は当てられないもんだ…

ブラック・ショーマンってなんだろうとずっと思っていたが最後に分かってなるほどなぁと
終わりがハッキリしている話が好きだけど、これはフェードアウトっていう感じで、これはこれで良かった
犯人目線の話も入っているのも個人的に新鮮だった

マジックの解説があるものと無いものがあって、それはマジックなのか…？と考えるのも楽しかった
だが、どうにも答えが欲しくなってしまうのは私の性分かな

2024/04/29

久々の東野圭吾、やっぱり読みやすい！
自分でも色々推理しながら読んだ。
おじさんのキャラがおもしろかった。
身近にいたら嫌だけど…

2024/04/28

読みやすいけどワクワク感は少なかったせいか、読み進めるのに少し時間がかかった。東野圭吾だから期待値が高すぎるのかもしれない。
謎解き役としてクセの強い武史が、言葉巧みに相手を探っていく様子が面白かった。

2024/04/26

やっぱり東野圭吾面白い！と感じた。
後腐れなく、楽しんでサクサク読めた話。
叔父のマジシャン、人の心にするすると入り込むのが上手で一緒に推理してる気持ちになった。