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ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人 光文社文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 光文社 |
発売年月日 | 2023/11/14 |
JAN | 9784334101176 |
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ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人
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商品レビュー
3.8
275件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
すごくフェアなミステリでした。 元中学校の国語教師で、生徒たちに慕われていた神尾英一を殺したのは誰か? と、犯人捜しをするのは娘の真世ではなくて、英一の弟の武史。 ほとんど交流のなかったような武史が、なぜ突然現れて、警察の捜査を信用せずに自ら犯人をみつけようとするのかは謎だけれど、とにかく彼の言動にはすべて意味がある。 元アメリカで売れっ子のマジシャンだっただけあって、手先の器用さ(スマホのすり替えとか)や、情報収集のための小道具の充実などのほか、鋭い観察眼やちょっとしたミスリードなど、マジシャン出会った過去が存分に生かされている。 そして、真世と情報を共有するので、手がかりはすべてオープンとなっている。 ちょっとした違和感、食い違う証言、警察だけが知っていること。 ミステリとしてはフェアだけど、マジックのタネはもちろん公開されないので、「どうしてそんなことが!?」ってことは多々起きる。 それを乗り越えて推理しなくてはならないので、私は早々に降参して、華麗なマジックを堪能するように読んだ。 ただ…やっぱりタイトルがダサいよね。 思うに、出版社側は、これが売れたらシリーズものにしようと思っていたのではないか。 だとすると、ブラック・ショーマンというキャッチ―なタイトルをつけたい。 しかし作者が書きたかったのは、どちらかというと名もなき町の殺人だったのでは? コロナ下で、当たり前の日常をベースに描いていた未来が、突如不安定になる。 これは、名もないような小さな町で起こったように、日本全国どこでも起こり得る現実なのではないか。 先細りの小さな観光地。 先行き不透明の飲食業界。 外国人観光客がこない、というだけで、あれほど不安におののいたあの頃をすっかり忘れて、オーバーツーリズムに頭を痛めながらもさらに外国人観光客を呼び集めようとしている今の日本。 足元を固めようとしてたはずなのに。 のど元過ぎたから熱さを忘れたのか。 今読むから余計に響くところもあって、よい読書でした。
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誰からも愛され尊敬される人が、なぜ殺害されたのか?? 自分が同じ立場だったら、犯人が罪をおこしてしまった気持ちもわからなくもないなと思ってしまった。 自分の名誉を守るためなら、人はどんな手段を使ってでも何かを犠牲にする。それ以上に守りたいものがある。 個性豊かなキャラクター...
誰からも愛され尊敬される人が、なぜ殺害されたのか?? 自分が同じ立場だったら、犯人が罪をおこしてしまった気持ちもわからなくもないなと思ってしまった。 自分の名誉を守るためなら、人はどんな手段を使ってでも何かを犠牲にする。それ以上に守りたいものがある。 個性豊かなキャラクターがたくさんでてきて、会話も多くて読みやすかった! その中で犯人を予想しながら読んでいたが、まんまと騙された笑 衝撃の事実が最後明らかになる
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
東野圭吾さんの元天才マジシャン武史が登場する新シリーズ。 初めから多くの登場人物と多くの伏線が散りばめられており整理しながら読み進めました。最後まで続きが気になり一気に読んでしまいました。 武史はその器用さから相手を上手く操り、真相に辿り着きます。同時に相手をよく見ているからこそ周囲の人々が抱える問題に気づくことができます。そんな武史にミステリアスさだけでなく人としての温かさをも感じてしまいます。この感じた温かさも武史に操られてるのかも?と思うほどこのキャラクターの虜になってしまいました。このシリーズの次の作品も読むのが楽しみです!
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