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地雷グリコ の商品レビュー

4.3

477件のお客様レビュー

  1. 5つ

    200

  2. 4つ

    185

  3. 3つ

    56

  4. 2つ

    7

  5. 1つ

    5

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2023/12/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

いやもうヤバいくらい面白いではないかっ! 頭ン中フル動員で挑戦…なんてできるわきゃないっ。己の頭の悪さを思い知らされましたわ。 誰もがよく知っているゲームに誰も知らないルールを付け加えたニュータイプゲーム。ゲーム名もいいねぇ。地雷グリコ、坊主衰弱、自由律ジャンケン、だるまさんがかぞえた、フォールーム・ポーカー。 洗練されたルールで戦うのが高校生ってのもいい。 それぞれ戦う理由のある頭脳バトル。「何かを得るため」の戦い。 絶対的勝利を重ねていく主人公射守矢真兎のゆるふわちゃらんぽらんなキャラもいいし、友人鉱田ちゃんの存在も光る。光るねぇ。最終バトルの後、明らかになるアレで稼働しすぎて加熱した脳みそがすっと洗われる。 そうだ、これは頭脳バトル青春友情小説なのだな。

Posted byブクログ

2023/12/26

子供の頃にしたゲームをこんなにも全力ですることがあるだろうか? やってることは誰もが知ってるゲームなのに頭の中というか考えがすごい。 こういうの、とっても好き!

Posted byブクログ

2023/12/25

都下の高校1年·鉱田は友人の真兎(まと)と奇妙なゲームに巻き込まれる。相手は生徒会のキレ者、ゲームは地雷グリコ… 有名なゲームにちょっとルールを加えただけ…に見える数々の頭脳戦に高校生達が挑む。青春頭脳ゲーム小説。ワクワクして脳が沸く!凄い1冊だ。

Posted byブクログ

2023/12/24

間違いなく誰が読んでも楽しめるミステリー 読書するか迷っているかたは是非とも読んで欲しい 面白さは保証します

Posted byブクログ

2023/12/20

漫画でいうと嘘喰いやLIAR GAME、賭ケグルイなどのような、ギャンブルがテーマの小説。登場人物が高校生なので賭ケグルイの世界観に近いイメージ。 ゲーム自体ははどれもシンプルながら、ルールの抜け穴や意識の隙間を上手くついての逆転劇に驚かさせる。 ギャンブル小説ながらドロドロ...

漫画でいうと嘘喰いやLIAR GAME、賭ケグルイなどのような、ギャンブルがテーマの小説。登場人物が高校生なので賭ケグルイの世界観に近いイメージ。 ゲーム自体ははどれもシンプルながら、ルールの抜け穴や意識の隙間を上手くついての逆転劇に驚かさせる。 ギャンブル小説ながらドロドロしたところも無く、爽やかな青春小説としても良かった。 どのエピソードも面白かったが、ベストは自由律じゃんけん。

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2023/12/19

“平成のエラリー・クイーン”の異名を持つ著者の新刊。アニメ化も実写化も経験したけど出版ペースは今まで通りw表題作を筆頭に『カイジ』『イカゲーム』『今際の国のアリス』といった作品を彷彿とさせる、誰もが知るお馴染みの遊びに独自ルールをワンポイントだけ足した新ゲームが描かれた連作短編集...

“平成のエラリー・クイーン”の異名を持つ著者の新刊。アニメ化も実写化も経験したけど出版ペースは今まで通りw表題作を筆頭に『カイジ』『イカゲーム』『今際の国のアリス』といった作品を彷彿とさせる、誰もが知るお馴染みの遊びに独自ルールをワンポイントだけ足した新ゲームが描かれた連作短編集。その上で交わされる心理戦の攻防が面白すぎる。著者らしいゴリゴリにロジックを積み重ねる展開は本質的に時間芸術である映像作品では難しく、読者のペースで読み進められる小説ならでは。個人的ベストは既に完成したゲームであるジャンケンを進化させた自由律ジャンケン。もちろん著者の過去作と同じく主人公のキャラクターも立っている。シリーズ化は…どうだろう?

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2023/12/19

めちゃくちゃ面白かった。 頭脳戦・心理戦ゲームの連作短編集。 主人公最強で、めっちゃ頭良い。対戦相手も頭良い。天才vs天才の戦いで面白くないわけない。 こんなゲームを考えられる作者も頭良いな〜と思った。 続きがありそうな終わり方だったので、続編に期待。 映像化したら面白いだろうな...

めちゃくちゃ面白かった。 頭脳戦・心理戦ゲームの連作短編集。 主人公最強で、めっちゃ頭良い。対戦相手も頭良い。天才vs天才の戦いで面白くないわけない。 こんなゲームを考えられる作者も頭良いな〜と思った。 続きがありそうな終わり方だったので、続編に期待。 映像化したら面白いだろうな〜

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2023/12/18

『嘘喰い』好きを公言して憚らない青崎有吾による、”暴”パートのないライトな嘘喰い。5話とも面白いが後半に進むにつれて面白さが加速していき、特に最後のフォールーム・ポーカーは最高でした。

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2023/12/14

頬白(ほおじろ)高校一年四組 射守矢真兎(いもりやまと) この娘は凄い!この娘は負けない! 究極の頭脳戦を挑発、誘導、駆け引き、イカサマ、イカサマつぶしetc. 亜麻色のロングヘアーにみじかめのプリーツスカート。ぶかぶかのカーディガンはいまにも肩からずり落ちそう・・・ ちゃら...

頬白(ほおじろ)高校一年四組 射守矢真兎(いもりやまと) この娘は凄い!この娘は負けない! 究極の頭脳戦を挑発、誘導、駆け引き、イカサマ、イカサマつぶしetc. 亜麻色のロングヘアーにみじかめのプリーツスカート。ぶかぶかのカーディガンはいまにも肩からずり落ちそう・・・ ちゃらんぽらん系?のいでたちも、もはや作戦ではないのか? ゲーム名は、『地雷グリコ』『坊主衰弱』『だるまさんがかぞえた』『自由律ジャンケン』etc.ちょっぴり懐かしいゲームの改良版。 真兎は、クラスの為?かるた部の為?生徒会の為?飄々と戦う。 でも本当の目的は何なのか? 読み始めたら、終わらない、ノンストップムービーを見ているような気分で楽しく読み進める事が出来ました。 この物語の根底にあるものは、作家さんに人生は、ゲームとは違ってリセットは出来ない。だけど間違った事をしたら、素直に謝ってそこからやり直していこう! 償えないかもしれないけど、そこから再出発していこうよ! って言われてる様な気がしました。

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2023/12/13

一度はやったことのあるゲーム。グリコ、神経衰弱、じゃんけん、だるまさんがころんだ、ポーカー。それらに独自のルールを加えた心理戦。そのルールの面白さ、ゲーム中の駆け引きと勝敗がつく瞬間の驚きと高揚感。相手を読み、騙し、勝利へ向かっていくその過程がとても面白い。ゲームの面白さと登場人...

一度はやったことのあるゲーム。グリコ、神経衰弱、じゃんけん、だるまさんがころんだ、ポーカー。それらに独自のルールを加えた心理戦。そのルールの面白さ、ゲーム中の駆け引きと勝敗がつく瞬間の驚きと高揚感。相手を読み、騙し、勝利へ向かっていくその過程がとても面白い。ゲームの面白さと登場人物たちのキャラクターも良いからよりそのゲームを楽しく感じられる。その場で一緒に参加しているような臨場感を感じられる一冊。2023年のベスト。

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