1,800円以上の注文で送料無料

黒い絵 の商品レビュー

3

106件のお客様レビュー

  1. 5つ

    3

  2. 4つ

    24

  3. 3つ

    44

  4. 2つ

    24

  5. 1つ

    4

レビューを投稿

2024/03/12

マハさんの作品が好きで今回も楽しみにしていましたが、今までの作風と異なり稚拙な印象を受けました。 6章からなる短編集ですが、 初出をみると前半4章は2007.2008年の作品で、 後半2章のみ最近の作品でした。 明らかに出来が違うので、 短編集として出すにはどうかなと思いました。...

マハさんの作品が好きで今回も楽しみにしていましたが、今までの作風と異なり稚拙な印象を受けました。 6章からなる短編集ですが、 初出をみると前半4章は2007.2008年の作品で、 後半2章のみ最近の作品でした。 明らかに出来が違うので、 短編集として出すにはどうかなと思いました。 次回の作品に期待してます。

Posted byブクログ

2024/03/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

画のお話だ、よね。 いつもの期待からか…。 テイストが、違ってました。 冒険された? 行間もあってか、文字が大きく。 あっという間に読了ですが。 後味が、なんとも。 …らしくない。 短編集なので。 どんどんと慣れながら『黒さ』にも。 が、テーマかな。

Posted byブクログ

2024/03/02

「生きるぼくら」を読んだ後に読みました。原田マハさんの引き出しの多さにビックリです。 物事に強く眩しく光を照らせば、深くて暗い影が出来ます。マハさんの明るく前向きになれる小説があるのは、深くて暗い影のある陰があるからなんだなと感じました。 共感できるところもあり、人間の影の部分に...

「生きるぼくら」を読んだ後に読みました。原田マハさんの引き出しの多さにビックリです。 物事に強く眩しく光を照らせば、深くて暗い影が出来ます。マハさんの明るく前向きになれる小説があるのは、深くて暗い影のある陰があるからなんだなと感じました。 共感できるところもあり、人間の影の部分に光を当てた小説でした。

Posted byブクログ

2024/03/01

原田マハさん初読みです。6つの短編集。いきなり官能小説ぽいのが続いたので、3篇ぐらいでギブアップ気味だったのですが、途中でやめるのは主義ではないのでとりあえず読み続けました。後半のオフィリアと向日葵奇譚は江戸川乱歩の作品を彷彿させるようなといっても語りとか内容は全然違うのですが、...

原田マハさん初読みです。6つの短編集。いきなり官能小説ぽいのが続いたので、3篇ぐらいでギブアップ気味だったのですが、途中でやめるのは主義ではないのでとりあえず読み続けました。後半のオフィリアと向日葵奇譚は江戸川乱歩の作品を彷彿させるようなといっても語りとか内容は全然違うのですが、薄ら寒い感覚を醸し出すような世界観の作品で面白かったです。他の方の感想を読むと、この本自体が通常の原田さんの作品とは異質の作品らしいのでそのうち原田さんの代表的な作品を読んで見ようと思います。

Posted byブクログ

2024/03/01

勝手にゴヤの話だと思い込み読み始めました。おや?なんだこれ?どこに黒い絵が出てくるの?と読み進めて最後の章、やっと原田マハさんっぽい物が読めました。

Posted byブクログ

2024/03/01

六つの短編集。個人的にエロティックな描写がにがてなので、好きにはなれない一冊だったが、表層ではわからない深い部分を抉り出すような物語だった。

Posted byブクログ

2024/02/26

黒い。黒いよ、マハさん…。 いやぁ、新鮮だった。びっくりしたけど。 登場人物はその後どうなったのか。結末に余韻があるのも良かった。

Posted byブクログ

2024/02/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

え!? 最初の「深海魚」を読んで、間違えて借りたと思って、原田マハの名前を再確認した、笑 それくらい私の中の原田マハの作品とは異なっていた。 私が悪いのだけど、あらすじを一切確認することなく、黒い絵というタイトルと原田マハというだけで、間違いなく面白いだろうと思って借りた。(表紙の絵も不穏な感じでわるくない) そして、黒い絵=岸部露伴ルーブルへ行くのイメージだったので、絵にまつわるダークなエピソード(曰く付きの絵とか後ろ暗い歴史的背景の絵とか)なのかと思って読んでしまった。 最初だけかと思ったら、次の「楽園の破片」と「指」もこれじゃない!!と思って読むのを止めた。 そこでみんなどう思っているのと感想を見たら、後半がちょっと違うようなので、続きを読んでみた。 「キアーラ」はまぁま。「オフィーリア」は嫌いじゃない。「向日葵奇譚」はわりと好きな話だったので、せめて掲載の順番が違ったら、こういう作品も書くんだなぁで終わったのかもしれない。

Posted byブクログ

2024/02/22

山田詠美さんの本かな、と思いました。原田さんの作品で読み飛ばしたいと思ったのはこの本が初めてです。ちょっとびっくり(・・;)

Posted byブクログ

2024/02/20

官能小説ぽい短編集。原田マハさんの本を初めて読んだで、こんな話を書くのか…!と驚いたが、レビューを読んで今回がこういう作品なのだと分かった。どれも衝撃的な作品だがやはり短編集は内容が短い為読んだ後物足りない感があった。個人的にはオフィーリアが好き。

Posted byブクログ