1,800円以上の注文で送料無料

黒い絵 の商品レビュー

3

126件のお客様レビュー

  1. 5つ

    3

  2. 4つ

    29

  3. 3つ

    55

  4. 2つ

    28

  5. 1つ

    4

レビューを投稿

2024/07/29

長編を期待していたので残念ではあったが、今までの原田マハさんには見られなかったエロさとえぐさは良かった

Posted byブクログ

2024/07/25

少し内容的には、不満というか あまり読み終わった後に『よかった』という 感想が出てこない内容であったように思います。

Posted byブクログ

2024/07/19

タイトルや帯文から、もっとグロテスクなホラーを想像していたがどちらかというと「アート」と「爛れたエロス」が中心だったなあと思った。どれか1つ突出して好きな話があったというわけではなく、どれも興味深くてアートの世界には詳しくないけどあっさりした文体なのですらすらと読んで楽しむことが...

タイトルや帯文から、もっとグロテスクなホラーを想像していたがどちらかというと「アート」と「爛れたエロス」が中心だったなあと思った。どれか1つ突出して好きな話があったというわけではなく、どれも興味深くてアートの世界には詳しくないけどあっさりした文体なのですらすらと読んで楽しむことができた。

Posted byブクログ

2024/07/15

初めて原田さんの著書を手に取りました。 その他の作品と少し異なるという感想が多かったので、違う著書も読んでみたい。

Posted byブクログ

2024/07/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

苦しかったり、怖かったりのシーンが多くて、読んでてしんどかったが、続きが気になることもあり、あっという間に読めた。マハさんこういうのも描くのね、という発見はあったが、読んでてしんどいので、短編でよかった、と思った。

Posted byブクログ

2024/07/10

深海魚:大野の言う通りだった。私と流花は2匹の深海魚になっていた。あたしたちはあれから、自分の時間の許す限り一緒に過ごすようになった。そして、あたしの部屋の押し入れの中にこもった 楽園の破片:けれど、その夜は違っていた。エデンの園を追放されるアダムとイブのように、楽園の出口に向か...

深海魚:大野の言う通りだった。私と流花は2匹の深海魚になっていた。あたしたちはあれから、自分の時間の許す限り一緒に過ごすようになった。そして、あたしの部屋の押し入れの中にこもった 楽園の破片:けれど、その夜は違っていた。エデンの園を追放されるアダムとイブのように、楽園の出口に向かって、私たちは降下し始めていたのだ 指:彼の指を遠ざけたくて、閉じる。逃すまいと、彼は、私の両膝を掴んで、一気に入ってくる キアーラ:亜紀は、体中が次第に歓喜で満ち溢れるのを感じた。震える手に、筆を握る。パレットの上の顔料を、筆先ですくう。命が宿ったかのように、筆が動いた オフィーリア:あるいは、憐れな娘が、夫に伽ぎをさせられて、夜な夜なあげる悲痛な叫び声だったのかもしれません 向日葵奇譚:そうか。あの劇場の、舞台の上か。ひまわりは燃え尽きた姿を壇上にさらして、そのままいつまでも動かずにいる

Posted byブクログ

2024/07/06

とても黒いアートな世界観の短編集。 「深海魚」、「楽園の破片」、「オフィーリア」が個人的には好みだった。

Posted byブクログ

2024/07/05

様々な事情で人目をはばからざるをえず、でも互いに離れられなかったり、執着から逃れられなかったりする人たちの情愛を描いた短編集。 どの作品もエロティックで、でもその中になぜか一片の清らかさを感じる。 あたりまえだけどセックスって単なる生殖行為ではなく、自他境界を越えて相互に交じり合...

様々な事情で人目をはばからざるをえず、でも互いに離れられなかったり、執着から逃れられなかったりする人たちの情愛を描いた短編集。 どの作品もエロティックで、でもその中になぜか一片の清らかさを感じる。 あたりまえだけどセックスって単なる生殖行為ではなく、自他境界を越えて相互に交じり合おうとするような、相互の意志さえも混然一体となるような、そんな行為なのかもしれないと思った。

Posted byブクログ

2024/06/30

西洋画を主軸にストーリーを組み立てる作家さんが、この本は短編にアダルト要素あり、ホラー要素ありで、一編一編ドキドキしなた。

Posted byブクログ

2024/06/28

ちょっと衝撃的な短編集でした。原田マハさん、こういうのも書くんだー。ちょっと最初のお話は刺激が強い。でも最後はやっぱりゴッホ!!『たゆたえども沈まず』を思い出しました。

Posted byブクログ