宙わたる教室 の商品レビュー
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おもしろかったです。 今の生き方を変える(よりよくする)スイッチが誰にでもあると思う。 それがどこにあるのかがよくわからないのだけれど、きっと誰しもがそれを 持っていて、それにうまくたどり着けたらいいのになと感じた。 物であれ、人であれ自分以外の何かに興味を持つことが、そんな スイッチへの近道なんだろうなとも感じた。 ドラマ、見逃したのは痛恨(笑)。 完全文系の自分には実験場面を想像力で補うには少し厳しかったです。
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文学書評 読書レベル 初級〜中級 ボリューム 282頁 ストーリー ★★★★★★! 読みやすさ ★★★★★ ハマリ度 ★★★★★ 世界観 ★★★★ 知識・教養 ★★★★★ 読後の余韻 ★★★★★★! 一言感想: 久々に感動して涙しました(泣 ストーリーが自分好みのど真ん...
文学書評 読書レベル 初級〜中級 ボリューム 282頁 ストーリー ★★★★★★! 読みやすさ ★★★★★ ハマリ度 ★★★★★ 世界観 ★★★★ 知識・教養 ★★★★★ 読後の余韻 ★★★★★★! 一言感想: 久々に感動して涙しました(泣 ストーリーが自分好みのど真ん中!サクサク読めるし、展開も早いし、最後までワクワク感が止まらず読み終えました。 本著者は、第172回直木賞を受賞者!とても読みやすい本なので、直木賞作家の作品を気軽に読んでみたい方にもとてもオススメです!
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どんな展開になっていくのかと興味津々でした。 信頼できる先生や仲間達と出会ったことで達成できた研究。 紆余曲折ありましたが、拓けていきそうな未来に拍手です。
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3時間で読了。面白かった!火星のクレーターの再現実験に取り組む東新宿高校定時制の科学部の活動を中心にそれに関わる人々の生活が語られる。あたり前だけどみんないろいろ抱えてる。ディスレクシア、聞いたことはあったけど、登場人物の岳人の苦悩がいたたまれない。長嶺の生い立ちもむねを打つ。人...
3時間で読了。面白かった!火星のクレーターの再現実験に取り組む東新宿高校定時制の科学部の活動を中心にそれに関わる人々の生活が語られる。あたり前だけどみんないろいろ抱えてる。ディスレクシア、聞いたことはあったけど、登場人物の岳人の苦悩がいたたまれない。長嶺の生い立ちもむねを打つ。人との出会いは運命も変えられるんだなー。「どんな人間もその気になれば必ず何かを生み出せる」「人間はその気にさせられてこそ遠くまでいける」。重力可変装置を作成して実験したことが評価され、JAXAの目に止まって宇宙での実験に繋がっていく展開にワクワクしました。そしてこれは実話をもとに書かれたというところにもジンときました。よかった!
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「どんな人間もその気にさえなれば、必ず何かを生み出せる。それが私の仮説です」 「そんなの実験じゃないです。観察する相手のことを信じてやる実験なんて」 だったらこれは、なんだったのか? 伊与原新の作品はいつも僕を焦らせる。何かを忘れるほどとことん夢中になって取り組んだものがない僕に...
「どんな人間もその気にさえなれば、必ず何かを生み出せる。それが私の仮説です」 「そんなの実験じゃないです。観察する相手のことを信じてやる実験なんて」 だったらこれは、なんだったのか? 伊与原新の作品はいつも僕を焦らせる。何かを忘れるほどとことん夢中になって取り組んだものがない僕にとって。
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ドラマ化されるということを聞いたタイミングで予約をしたら、ちょうど最終回を迎えるときに手元にやってきました。ドラマの方は、色々と肉付けされた状態で、原作にはないエピソードもありましたが、良いドラマ・良い原作だなと思いました。正直なところ、ドラマの方が、登場人物の思いや気持ちが丁寧...
ドラマ化されるということを聞いたタイミングで予約をしたら、ちょうど最終回を迎えるときに手元にやってきました。ドラマの方は、色々と肉付けされた状態で、原作にはないエピソードもありましたが、良いドラマ・良い原作だなと思いました。正直なところ、ドラマの方が、登場人物の思いや気持ちが丁寧に描かれていたような感もありました。 2024/12/20読了
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定時制高校の学生が科学部で実験を行う小説でした。 様々な事情を抱えた生徒たちの想いに感動しました。 作中に出てきたオポチュニティの話は、初めて知りました。 読み終わった後、思わず例の轍の画像を検索しました。
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読んだ後に昨年度の読書感想文全国コンクール高校課題図書でありドラマ化もしていると知った。定時制高校を舞台に事情も年齢も異なる生徒たちが、科学部として目標に向かっていくストーリー。 お前らみたいなバカな奴らに何もできるわけないって散々バカにされながらも、紆余曲折経て絆を深めた仲間とともに、最後には目標を達成するという、しかも元ヤンで喧嘩っ早い生徒は藤竹先生との出会いで研究オタクぐらいに変わってて、もう物語の鉄板中の鉄板設定&過程なんだけど、科学部という点は新鮮で面白かった。科学に関して全く知識はないが、作中に出てくる実験は楽しそうだった。「学びたい」と心から思っているのにさまざまな事情で学ぶことができない人もいる。学べることって幸せだよね。 作中の養護教諭がいっていたトリアージが妙に心に残った。教員として全ての生徒をすくいたいのは本心だが、そうもできないときもある、綺麗事だけじゃないと。ちゃんとトリアージしないと、本当にすくうべき人を失いかねないというのは、意識しなくてはいけない。
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ドラマを見てから始まったけど、活字で読むと自分の頭の中に情景を浮かべることができ、新鮮。 いくつになっても始めることが大事、興味を持ったらやってみる。 そんな気持ちにさせられる
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