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伊与原新(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2023/10/20
JAN 9784163917658

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商品レビュー

4.5

526件のお客様レビュー

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2025/12/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

オーディブルと本と交えて読了。青春小説が最近眩しすぎて星3としましたが第三章オポチュニティの轍は星4。火星探索車オポチュニティ自体のストーリーにまず感動。『十五年間の任務、ご苦労様』それを支えた大勢の科学者が泣いた。オポチュニティは振り返って、自らの足跡を撮影した。佳純の火星の人を真似たログエントリー、『火星から地球に無事生還』がとても力強くもう大丈夫だと本当に帰ってきたんだと前向きに思えました。いくら頭脳優秀でも、周りに不機嫌を撒き散らしたりする人はうーんかな。怒鳴る手を出すは論外。

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2025/12/09

 感動しました! 都立高校定時制を舞台に先生と生徒が「科学部」をつくり、そこで変化、成長する物語です。  作者の伊予原 新(いよはら・しん)さん、お上手です!  伊予原さんは地球惑星物理学の元研究者。大学院では地磁気の研究をされていたようです。  その経験と知識をそのまま物語の材...

 感動しました! 都立高校定時制を舞台に先生と生徒が「科学部」をつくり、そこで変化、成長する物語です。  作者の伊予原 新(いよはら・しん)さん、お上手です!  伊予原さんは地球惑星物理学の元研究者。大学院では地磁気の研究をされていたようです。  その経験と知識をそのまま物語の材料にして、たくみに組み立てられています。水も漏らさぬ感動ストーリーは、まさに横綱相撲級です!  「キムワイプ」とかの実験室小ネタも盛りだくさん。SF小説『火星の人』や、高校生の科学研究と言えばの『理系の子』も取り込んで、もう最高です! https://booklog.jp/item/1/416790215X  でも楽しいだけじゃないんです。厳しさのある物語でした。みんなが救われ、成長するわけではありません。  それは定時制の先生がたの言葉のなかにもあらわれます。 ・理科と数学の藤竹先生「自動的にはわかりません」「自分で手を動かしてください」 ・保健室の佐久間先生「自分を救おうとしている人間しか手助けできない」  だれもが「教室」に残れるわけではありません。  昼間に働いている方々にとって「定時制」とはなんとハードなことかと感じます。  生徒のお一人、越川アンジェラさん(40歳代)も「教室」に残った一人です。夫とフィリピン料理店を経営されています。夜の営業と学校が丸被りです。それでも入学を決断。でも、気合だけではどうにもなりません。  学校の時間を差し引いて、何とか収まるようにと、家族の協力、そして、小さな工夫を積み重ねます。何かを始める時の覚悟、見習いたいです。  藤竹先生は「実験」と人生を結びつけています。まさに、アンジェラさんの高校生活も「実験」ですね。  生徒と先生、個々の「事情」ではじまったそれぞれの物語が「科学部」で交わったとき、「科学」ですべての「事情」を超越したかのように感じました。サイエンス・パワー!(笑)  もしも、「煩悩検出器」があったなら、「事情」を超越した刹那、煩悩計は「0(ゼロ)」となり「瞬間解脱」が実現、きっと何かが生まれたはずです。  わたしは、その瞬間の輝きに、心のなかでそっと手を合わせました。

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2025/12/09

東京・新宿にある都立高校の定時制。 そこにはさまざまな事情を抱えた生徒たちが通っていた。 負のスパイラルから抜け出せない二十一歳の岳人。 子ども時代に学校に通えなかったアンジェラ。 起立性調節障害で不登校になり、定時制に進学した佳純。 中学を出てすぐ東京で集団就職した七十代の長嶺...

東京・新宿にある都立高校の定時制。 そこにはさまざまな事情を抱えた生徒たちが通っていた。 負のスパイラルから抜け出せない二十一歳の岳人。 子ども時代に学校に通えなかったアンジェラ。 起立性調節障害で不登校になり、定時制に進学した佳純。 中学を出てすぐ東京で集団就職した七十代の長嶺。 「もう一度学校に通いたい」という思いのもとに集った生徒たちは、理科教師の藤竹を顧問として科学部を結成し、学会で発表することを目標に「火星のクレーター」を再現する実験を始める――。 まず「あとがき」で実際にあった話をもとにしたフィクションだと言う事に驚いた。 数学の成績は良かったのに理科が壊滅的に苦手だったわたしだけど面白く読めました╰(*´︶`*)╯ 火星は赤かったなぁ(シュワちゃんの映画で)くらいにしか興味がないし笑 そのくせ満月だ夕焼けが綺麗だとテンションが上がる♪ そしてSFも苦手! 作中出てくる「火星の人」もひまメロに勧められたくせに読み切れなかったダメ子だし(꒪⌓︎꒪) この歳になると、頑張れば必ず!なんて事はないってわかってしまうし努力は報われないことばかりだとわかる。 ただこの作品のように、自分が変われると頑張ってる時に助けてくれる人がいたらって思います。 とにかく読んでスッキリ♪ラストはハッピー♡ 伊与原さん図書館にあまりないけど他も探して読んでみようと思ってます(๑˃̵ᴗ˂̵) 読んだ後、作中にも出てきた「なんで空は青いの?」 って娘に聞いてみました ******だからだね〜♪ なんで⁇って… 読んだくせにもう答えがわからない母です笑笑

Posted by ブクログ