うたうおばけ の商品レビュー
くどうさんの豊かな人間関係と魅力的なそのひとりひとりにほっこりする。 くどうさんの文章が素敵なのは、もちろんご本人のたゆまぬ努力のおかげでもあるのだけど、彼らと交わした言葉を消化して、血肉にして、アウトプットしているから、というのもあるのだろう。 ぎゅっと中身が詰まっていて、噛み...
くどうさんの豊かな人間関係と魅力的なそのひとりひとりにほっこりする。 くどうさんの文章が素敵なのは、もちろんご本人のたゆまぬ努力のおかげでもあるのだけど、彼らと交わした言葉を消化して、血肉にして、アウトプットしているから、というのもあるのだろう。 ぎゅっと中身が詰まっていて、噛みしめると豊穣な広がりを見せるくどうさんの言葉たちが本当に好き。 どの章も好きだけど最後の「あこがれの杯」が一番心を掴んだ。薄暗い部屋に朝の新鮮な光が差し込んでくるような。そんな空気感に似たこの一篇をラストに持ってくるなんて!ずるい最高だ!大好き!と思ったり。 くどうさんの作品を買い漁りたい衝動に駆られた。
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なんだか歌人のエッセイっぽくて、装丁もいい感じで、嫌いになりたくなくてなかなか手を出せなかった。だけど、めったに行かない土地の本屋さんに行った時、どうしてもカバーが欲しかったので、買ってしまった。で、読んだら、とても良い感じだった。
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電車の中で読むとつい顔がニヤけてしまうので注意。 出てくるお友達みんながメルヘンの国の人のようで、素敵でちょっぴり癖があって、れいんさんの表現が愛らしい。
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お茶目でキュートで友達想いで、それでいて綺麗事ばっかりじゃない素直なくどうさんの人柄を好きにならない人なんているのか? たびたび人のことを「ずるい」と表現しているけど、この「ずるい」が愛に溢れていて、可愛くて、なんだかとても好きです。 私からしたらくどうさんが「ずるい」し、憧れ...
お茶目でキュートで友達想いで、それでいて綺麗事ばっかりじゃない素直なくどうさんの人柄を好きにならない人なんているのか? たびたび人のことを「ずるい」と表現しているけど、この「ずるい」が愛に溢れていて、可愛くて、なんだかとても好きです。 私からしたらくどうさんが「ずるい」し、憧れる。 こんなに面白かったり、感動したり、嬉しかったり、切なかったりする日々で羨ましいな、なんて思っていたところで、 あとがきに“どんな人の周りにもたくさんのシーンはある“と書かれていてなんか涙が出た。 わたしの毎日がおもしろくないのはわたしの見方のせいであって、毎日日記に何を書こうと思いながら毎日を過ごしたら見え方も変わるのかも。 “生活は死ぬまで続く長い実話“ってめちゃくちゃロマンチックだなあ。
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くどうれいんさんのエッセイには日常の小さな発見やきらめきがつまってる。私もグッときた日常のシーンをメモ書きしているのだけど、もっと気づいていきたいなあと思った。
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あとがきがとてもよかった。 他にも日常をふっと軽くしてくれるような言葉が、作者の友人から発せられていて、小さなふわりとした風のような本。 エッセイ自体にまだ慣れてないのでもう少し他の作品も拝読してみたい。
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たまに毒づくわりには友人を大事にしているような心の温かさも感じる。途中吉本ばななの小説を読みたくなったのが謎。#よむーく四季さんぽ
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エッセイって合う合わないが大きいと思うけど、これは他人におすすめしたくなるおもしろさ! お友達たち素敵な方々だなあ笑 そのやりとりをご自身の感性でエッセイとして文章にするれいんさんも素敵。
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たくさんのキラキラとどろどろを詰め込んだエッセイ集。くどうさんはこんなにも小さなことから常に何かを得ていて、知らず知らずのうちに血肉にしてるんだなと。 思うことはたくさんあったけど、あなたの言葉のおかげで私の心の前にも盾ができそうです。ありがとう。
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くすくす笑いながら読んだ。れいんさんがれいんさんの周りの人のことを話すと、会ったこともないのに好きになってしまう。それくらいとても特別で素敵な人たちに思えて、愛だなぁと思う。
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