わたしに会いたい の商品レビュー
最近ドギツイ内容の本ばかり読んでるせいか結構すらすら読み終えた。 女性特有の目線で書かれているがそこまで嫌な感じがしないのは、作者がその辺をよく考えて書いてるからか、作者の人柄か。 人間は一度死を意識するような体験をすると(僕もそうだが)、人生観と言うか世界観が変わるので作者...
最近ドギツイ内容の本ばかり読んでるせいか結構すらすら読み終えた。 女性特有の目線で書かれているがそこまで嫌な感じがしないのは、作者がその辺をよく考えて書いてるからか、作者の人柄か。 人間は一度死を意識するような体験をすると(僕もそうだが)、人生観と言うか世界観が変わるので作者のこれからの作品も以前とは変わっていくのではないか。 楽しみでもある。
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ご自身の病気経験があっての 今 西加奈子さんが 声を大にして 言いたい事を小説にしたって感じでしょうか 「女だから」「男だから」と言うのは 死語に近くなって来ましたし 特に最近は「ダイバーシティ」「ノーマライゼーション」「トランスジェンダー」等の新しい言葉も出て来て その言葉に...
ご自身の病気経験があっての 今 西加奈子さんが 声を大にして 言いたい事を小説にしたって感じでしょうか 「女だから」「男だから」と言うのは 死語に近くなって来ましたし 特に最近は「ダイバーシティ」「ノーマライゼーション」「トランスジェンダー」等の新しい言葉も出て来て その言葉に もう差別的な事は無いと世間は安心している? でも 中々人は変わらない。女は男はこうあるべき と思っている人が まだまだいるような気がします。
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短編集。 『ママと戦う』が印象的だった。ママVS娘なのか、ママ&娘VS誰かなのか不明なタイトルからは想像つかない話の展開。 女を売って生きてきた女が、今更女の権利を主張するなと叩かれたり、14歳の女子がタンポンを買うことに難癖つけてくる変態がいるこの世の中、くだらな。 でもそんな...
短編集。 『ママと戦う』が印象的だった。ママVS娘なのか、ママ&娘VS誰かなのか不明なタイトルからは想像つかない話の展開。 女を売って生きてきた女が、今更女の権利を主張するなと叩かれたり、14歳の女子がタンポンを買うことに難癖つけてくる変態がいるこの世の中、くだらな。 でもそんな中でママと娘は一生懸命生きてきたんだ、と最後はそう思える。 乳がんで両乳房を失ったグラビアアイドルの話(『露(あらわ)』)も面白かった。 グラビアの頃は見られたがっていた乳首が、乳房が無くなった途端に存在を否定される。皮肉なものだと思う。 身体の美しさって誰かが決める訳では無いのに、いつの間にか影響されて自分の身体は美しくない、愛せないと思ってしまう。それは辛いし、楽しくない。やっぱり自分と自分の身体を好きでいられる方が人生楽しい。
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西さん今これを書きたかったんだろうなぁと思った。わかるわかる、いや全然分からないとこもあるか。だけどみんな自分らしくあるためにもがいている。最終章の主人公が「チェンジ!!」と叫ぶ。大きな声で叫べることはホントに大事
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難しい文章や表現では無いのだけど、何故か難解。女性にはスッと入ってくるんだろうか。って感想もNGな意志を感じる作品。苦手だったかな。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
乳がんの話、性の話が多いなと思う。 私は30代だけど、あまり共感できなかった。 著者と同じ40代くらいの女性だと共感するんだろうか? 「あなたの中から」だけ、すばるで読んだことがあった。 ↓「すばる」の感想から引用。 乳がんになる女性の話。最初の方は、男尊女卑の家庭で生まれた主人公の女性の生い立ちが、「82年生まれ、キム・ジヨン」みたいだなと思った。 抗がん剤治療が死にたくなるほどつらいことがわかった…。私ががんになったら、抗がん剤治療耐えられるかな…と思ってしまった。
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『VIO』と『ママと戦う』、『掌』が特に好き。近頃の多様性って何だろうってずっと思ってる。受け入れるとか開示するとか、なに? 開示しなきゃいけないことでも、受け入れなきゃいけないものでもない。すべてを知る必要もないと思う。ただそういう事実があると知っておく、多様性ってそれでいいん...
『VIO』と『ママと戦う』、『掌』が特に好き。近頃の多様性って何だろうってずっと思ってる。受け入れるとか開示するとか、なに? 開示しなきゃいけないことでも、受け入れなきゃいけないものでもない。すべてを知る必要もないと思う。ただそういう事実があると知っておく、多様性ってそれでいいんじゃなんじゃないのかって、でもそんなふうに思う自分も薄情な気がして気が引けた。そんなわたしに、この作品は多様性の生き方に自分の生き方に少し目印をつけてくれた気がした。 特に『VIO』は、読んでいて何だか泣きそうになった。たったそれだけのことでよかったんだ。
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ticktockでおすすめされていたから読んでみたけど、 私には合わなかった。 一周回ってフィクションっぽいというか、 誇張されすぎていると感じた。
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自分を見つめ直す良いきっかけになった。 自分自身を愛するって意外と難しかったりする。 本当の自分を貫いて、世間体とか周りの評価とかの型からはみ出ると、周囲から責められたり避けられたりすることって多々ある。 この本を読んで感じたのはそんなものからはどんどんはみ出して自分を愛する心...
自分を見つめ直す良いきっかけになった。 自分自身を愛するって意外と難しかったりする。 本当の自分を貫いて、世間体とか周りの評価とかの型からはみ出ると、周囲から責められたり避けられたりすることって多々ある。 この本を読んで感じたのはそんなものからはどんどんはみ出して自分を愛する心を持つこと。 極論、どこの誰になんと思われようが自分が幸せならそれでいい。 自分を貫いて、そんな自分でも愛してくれる人がいるのなら、その人たちだけを大切にしていく人生でいいのかなと思った。
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生や性について考えさせられる。そういう作品だと思って手に取ったわけではなかったので、面食らったところがあります。
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