これが生活なのかしらん の商品レビュー
ダウ90000の蓮見さんが佐久間さんのYouTubeに出演したときに、絶賛していたのを見て気になってた。 最初は、ふうん今どきの若者のエッセイとはこんな感じなのかと思ってひいて読んでいたのだけど、進めていくうちになんだかじわじわきましたよ。 低体温な雰囲気で、情景描写が多いわ...
ダウ90000の蓮見さんが佐久間さんのYouTubeに出演したときに、絶賛していたのを見て気になってた。 最初は、ふうん今どきの若者のエッセイとはこんな感じなのかと思ってひいて読んでいたのだけど、進めていくうちになんだかじわじわきましたよ。 低体温な雰囲気で、情景描写が多いわけではないのに目に浮かぶ。不思議なエッセイだった。詩集みたい。 恋人とラーメンを食べに行く時、落日飛車を車の中でかけていた。この本全体が落日飛車の音楽のように浮遊感があるかんじ。とても不思議な読書体験。 ↓印象的だった。 『金の微糖』 『兄のサービス』 『メトロノーム喉』 『お散歩』 私の『生きたくなるセット』はなんだろうな。 考えてみる。 20241105
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読むと毎回、家のフライパンで焼いたウインナーが食べたくなる。 労働のせつなさと、生活のおかしみと、家族のもどかしさと、他人の弱さと、ごはんの強さとを、さっぱりとした言葉で味わわせてくれるエッセイ。 大好きすぎて何度も読み返している。
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●なぜ気になったか 今となってはなぜ読みたいと思ったのかわからない。読みたいリストに姿はなく、図書館で予約していたのが手元に届いた。本関係のポッドキャストかなんかでの紹介で知り、その場で図書館に予約したのかもしれない ●読了感想 個性的なワードセンスと感性で創られた独特な世界観...
●なぜ気になったか 今となってはなぜ読みたいと思ったのかわからない。読みたいリストに姿はなく、図書館で予約していたのが手元に届いた。本関係のポッドキャストかなんかでの紹介で知り、その場で図書館に予約したのかもしれない ●読了感想 個性的なワードセンスと感性で創られた独特な世界観を楽しめた。なにかが得られるとか感動するとかではないが、こうゆう感じは好き。でも、この感じだと次の作品が生み出されるまで時間がかかる気がする。次作の早期出版を期待 #これが生活なのかしらん #小原晩 23/9/23出版 https://amzn.to/3TzGdcd
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
嬉しいことも楽しいこともツライこともせつないことも一様に、ちょっと距離をとったところから、淡々と面白おかしく描かれていて、ちびまる子ちゃん的。これが生活なのかしらん、と、問われれば、ああ、まさに、すべてひっくるめて生活よねぇ、となる。 樹木希林の「どうぞ、物事を面白く受け取って愉快に生きて。あんまり頑張らないで、でもへこたれないで。」こういうことじゃなかろうか。なかなか、難しいことだけれど。 それにしても、なんでもない日の、だけど、きちんと集中力と情熱を傾けて作る普段のごはんの描写は、どうしてこうも幸福感をかき立てるのだろうか。
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『スピン6号』で知った作家、小原晩。 明日気に入り、人には言えない褒め言葉「わたしが書いたのかと思った」と言うくらいな自然さにハマって、別のものを読みたいと思った。 ら、まだ自費出版が一冊あるだけだと言う。 それもいつか手に入れたい。 で、今あるのはこれだけ。 希望通りの中...
『スピン6号』で知った作家、小原晩。 明日気に入り、人には言えない褒め言葉「わたしが書いたのかと思った」と言うくらいな自然さにハマって、別のものを読みたいと思った。 ら、まだ自費出版が一冊あるだけだと言う。 それもいつか手に入れたい。 で、今あるのはこれだけ。 希望通りの中身ではなかったけれど、意外と若いお嬢さんならしい。早く小説が出版されますように。
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半径100メートルの世界で、なんだか頼りない感じに生きてるな〜って感じの、いかにも今どきの若い人が書きそうな本。 ふうん、て感じ。 頑張る、ちゃんとする、けじめをつける、折り目正しく、なんて他人んちの子に言ってやる義理はないから放っておくけど、自分の子だったらこんな生き方許さな...
半径100メートルの世界で、なんだか頼りない感じに生きてるな〜って感じの、いかにも今どきの若い人が書きそうな本。 ふうん、て感じ。 頑張る、ちゃんとする、けじめをつける、折り目正しく、なんて他人んちの子に言ってやる義理はないから放っておくけど、自分の子だったらこんな生き方許さないわよ!って言いたくなるような。 SNSで読みたい人だけ読めば良いんじゃないかな、って内容だし、私にはこの文章たちのすごさは全然わからなかったよ。すまんな。
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この話が特に好きってのはないんだけど、読んでいると体が宙に浮いているような感覚になってくる。大して年齢変わらないのに、なんだかすごく濃厚な人生を生きているように見えてきて悔しい。たぶん、生活の切り抜き方がうまいんだろう。言語化の上手さによって生活がキラリと光って見えるのだろう。…...
この話が特に好きってのはないんだけど、読んでいると体が宙に浮いているような感覚になってくる。大して年齢変わらないのに、なんだかすごく濃厚な人生を生きているように見えてきて悔しい。たぶん、生活の切り抜き方がうまいんだろう。言語化の上手さによって生活がキラリと光って見えるのだろう。…いやーやっぱり羨ましいなー。
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力みのない文体 手ざわりのあるオノマトペ ここはひらがなで、ここは漢字で ウインナーがいちばんおいしそう 日常を軽やかに切り取るエッセイ
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ここに書かれてる経験をしている中で、きっとたくさん傷つくことがあったんだろうなと思う中、それらを面白おかしく語れるのは本当に素晴らしいと思う。何気なく買ってみたけど大正解だった!
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なんで斎藤なんだよ!と読みながら叫んでしまった。 ゆかいだ。 そんなゆかいなうわべの奥の地獄。 あるよね地獄。すぐそこに。
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